自分は幸せな初任である
「教頭」という文字がニュースに出れば「何ごとか」と思って注目してしまう。
こちらのニュースもそうだった。確かにこれだけ降任するということは、教頭の職務の実態を物語っているのかもしれない。
教頭職は学校に一人である(大規模校では二人いるケースもあるが)。その学校の実態によって、仕事の内容も仕事量も異なってくる。教頭になる時には誰でも初任である。初任教頭研の時に話題になったのは、「わからない仕事の時にはとにかく前任者に聞くしかない」ということだった。一人職であれば、そういう仕事も出てくる。
その点、自分は何と幸せな初任であろうと思う。たとえば・・・
・4月のわからないことだらけだった時には小中併設というメリットで中学校の教頭先生から教えてもらえた。
・むろん、校長先生や事務さんにもあれこれ聞いて、仕事をサポートとしてもらった。
・時間の面で12時間勤務が教頭の平均であるが、それについては前任校の教諭時代とさほど変わらないので違和感はない。
・教頭は授業には関わらないことが多いが、固定の受け持ちだけで授業時数の半分ぐらいになっている。授業にこだわりたい自分にとっては、これは仕事上のメリット。
・何よりもよき同僚に恵まれている。
この恵まれた環境を「有り難い」と感じながら、1年間は「初任教頭は毎日が勉強」と思って過ごしている。そして、こういうことをブログに書けるということも。
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