短期間臨時担任として
この2週間近く、臨時のある学級の担任代わりになった。担任が入院したためである。
3連休後には復帰することとなり、私の臨時担任も短期間で終わる。
今までも、出張する先生方の代わりに教室に入っていたが、それも1日限り。決められた授業をその担任の先生の学級経営に基づいて行っていた。しかし、今回はお任せ・・・ということなので、今までの佐藤学級のパターンで行った。最初の2、3日は子どもたちも慣れなかっただろうが、今はだいぶ子どもたちも慣れた。慣れたところでバトンタッチというのは少し淋しいが、子どもたちにとっては担任が復帰するのが一番いいことなので、しかたがない。
さて、臨時担任してつくづく様々な指導が担任はしていかなければいけないんだ・・・と久しぶりに実感した。特に授業以外のことがやはり多い。登下校のこと、朝自習、保護者との連絡、集金、朝の会での話し合い、行事対応、委員会活動、給食、休み時間のトラブル、身なりの指導、清掃等々・・・。むろん、教育で必要なことがほとんどだが、管理職としてできることは何か考えて、先生方が子どもと向き合う時間を増やしていかなければ・・・と痛感した。
担任時代はいろいろと担任外の先生方に対して思っていた。たとえば、担任外となれば、どうしても子どもたちのマイナス情報も目に入ってくる。それを担任の先生方に「指導して」と要求するのは容易にできる。しかし、要求が多すぎると朝から指導のオンパレードになる。その点を考えてほしい・・・と当時は思ったものだ。
こういう感触を思い出した。これが一番の臨時担任としての一番のメリットだった。
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