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2008.10.23

「勢い」をもつ

プロ野球の世界で「今、流れは巨人に来ていますね」「あの1(ワン)プレーが試合の流れを変えた」といった表現をすることがある。

このことは自分の家での仕事にも言える。ただし、「流れ」というよりは「勢い」である。「勢い」のあるうちは、原稿やレポート等の準備、読書が早いペースで進む。しかし、「勢い」をなくせば、原稿を書き始めるのさえしんどい時もある。だから、自分の場合には、いかに「勢い」をつけるかが大切だと思っている。

高校3年生の夏、10日間だけ予備校の夏期講習に行った。唯一の予備校経験だった。講師の先生が言ったことで、印象に残っていることがある。
「頭をフル回転するようないい講義を聞いた後は、一休みしてはいけない。その回転した頭で続けて勉強するとさらに頭に入る」
これはなるほどと思った。今もいい研究会に出た後などは、そのまま「まとめ」を記録し始めることが多い。

ここ数日、一週間前に勢いをつけて書いた原稿の続きに取り組んでいた。締め切りまでは1カ月もあるのだが、このまま続けるとできそうな気持ちになったからである。勢いが残っていたからであろう。わりとスムーズにできた。
改めて、勢いを実感することができた。
この勢いを可能な限り維持するためには、休まないことだと思う。ブログを続けることも、休まないことに入る。休日でもそれなりの知的生産活動を必ずするのもそうだ。これが自分に合っている仕事法なのである。

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