その場主義で途中までする効果
いくつかのメーリングリストに入っている。入っていると、メール発信の時間帯で、「この人は朝型」「この人は夜型」とだいたいわかってくる。中には「この人は全日型(!)」というようないつ寝ているの?という方もいる。
とあるメーリングリストで仕事術のことが話題になっていた。それも早朝から。5時前だったが、私も思わず反応してしまった。「その場主義」の話題が出てきたので。
「その場主義」はけっこう多くの方がやっていることだと思う。私の場合には、ほとんどが途中までの作業だ。
その「途中まで」でもするという点がポイントだと思っている。
たとえば職員会議で担当から提案される。行事で自分に関係のある分野の計画をすぐにその場でメモする。学年主任の頃は職員会議後にすぐに雑談で、「さっき提案された〇〇、こういう形でしたいんだけど」と話題にすることもしばしばだった。学年の先生方も頭が働いていましたから「同じことを思っていました」というようにポンポン反応が出てくる。これで基本線はできる。あとは学年会でゆっくりと話しても大丈夫だ。
依頼原稿も同様。「依頼された時が考え時」である。その時にパッと考えてメモを残しておく。
それによって、情報が入る引き出しが頭の中にできるので、実際に調べたり、書いたりするまでの間に閃いたり、いい情報が入ってきたりする。引き出しがないと情報は入ってこない。
アンケートも仕上がらない・・・とわかっていても、休み時間机上にあがっていたら途中まで書く。そうすると助走ができているので、次のすき間時間にまた書ける。提出物の一番のロスはそのものを探したり、取り出したりする時間だと思っている。
仕事に関しては私はコツコツ型だ。通知表など、一気には書けない。一日何人と決めて一週間ぐらいをかけていた。(担任時代の最後はそういう時間をとるのが厳しくて、結果的に一気型になっていたが・・・) 「心配性」あるいは「締め切り気になる性」とでも言うのだろうか。そんな私には有る程度メドがつく「途中までしかできなくてもその場主義で進める」というのは自分に合っているのだ。
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Comments
ケンケンさん、コメントありがとうございます。恐縮してしまうコメントですね・・・。プラス思考でいるのは確かです。その方が元気に生きていけるという単純な理由です。
三重のシンポジウム登壇は終わりました。今から職員旅行に合流です。
Posted by: サトマサ | 2008.11.22 21:04
サトマサ先生のブログ毎日楽しみにしておりますというのもサトマサ先生のブログを読んでいるとすべてが前向きプラス思考で「時間がなかったら作ればよい」「仕事が忙しかったら工夫すれば良い」といった先生のライフスタイルが滲み出ており読んでいると私も頑張らねばと思うからです。というわけでサトマサ先生に感化を受け私も家での晩酌を控え勉強を再開しました~三日坊主かと思いますがサトマサ先生のブログに励まされながら勉強し続けたいと思います。この連休は三重県出張と伺いましたが旅行記楽しみにしておりますお気をつけて行ってらっしゃい
Posted by: ケンケン | 2008.11.22 05:38