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2008.11.16

出し惜しみしない姿勢

久しぶりの新幹線で、いつものように「トランヴェール」を読み始める。車中に備え付けのJR東日本の薄い月刊誌である。
この中の内館牧子さんのエッセーはいつもおもしろい。
今月号には、内館さんが橋田壽賀子さんに手伝いをしていた時のエピソードが書かれていた。やがて、内館さんが「ひらり」の脚本を書くようになり、一席設けられた。
その時の橋田さんのアドバイス。

「出し惜しみしちゃダメよ」

連続ドラマだから半年続く。この話を後に取っておくとか、この展開はあとから・・・なんて考えずにどんどん投入しなさいというアドバイスだった。これで内館さんは、すでにつくっていた半年分の大まかなストーリーを全部捨てた。「向き合う姿勢が間違っていた」という考えで。

身につまされる話だ。具体的に何か自分が出し惜しみしている・・・という仕事はない。しかし、今の自分の姿勢が何か中途半端だなあ・・・と思うことが時々ある。この「出し惜しみしない」という姿勢・・・内館さんが書いているように生き方全てに通じることである。

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