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2008.12.31

今年を振り返る2

5 スーパーサブを目指して
 小規模校の教頭として、最初のうちは事務仕事をメインにして行っていた。しかし、慣れてきてからは、校内全てのことに積極的に関わってきた。授業を週に十数時間受け持つようになったり、環境整備のための仕事もどんどんした。むろん、校長の補佐がメインであり、さらに教務・研究・生徒指導面でのサポートにも心掛けた。全て「サブ的立場」だが、スーパーサブを目指していこうと思っている。

6 学びの場
 単身赴任となり、積極的に学びの場に出かけるというのは厳しくなった。その中でVHSは大切な学びの場だった。スタッフである東北青年塾も2年目に入り安定してきた。来年もこの状況は続く。限られた環境の中で、学びをどう工夫していくか。自分の学び術が試されている。

7 新しい仕事
 今年もいくつかのプロジェクトに参加させていただいた。実物投影機のプロジェクトは、新任校での校内のICT活用がより広がる結果となった。雑誌の編集協力や新聞の連載も価値ある仕事だった。教頭職ゆえの仕事は初体験のものが多かったが、今までの財産が生きた。仕事の原則を学ぶことの大切さを痛感した。 

8 たくさんの課題
 いいことだけを書いたが課題はたくさんある。管理職として知識・経験の不足。教頭実践の不足。また、研究面での停滞も課題だ。日常でもインプットをもっとしたかったが、これも不足。全て来年の課題だ。
 それでも、まずは今年健康でいい1年が送れたことは本当に有り難いことだと思っている。

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2008.12.30

今年を振り返る

今年もよい年であった。有り難いことである。大きな環境の変化があっても、何とかブログもここまで続いてきた。簡単に振り返りたい。

1 教諭としての3カ月
 1月から3月までは前任校の教諭として、学校のためになること、研究主任としてすべきことを自分なりに努力、工夫はした。1月の教育センターで、校内研究会をライブで示したことは大きな反響があった。コーディネーターとしての仕事の喜びを感じた瞬間でもあった。

2 あちこちのステージに
 その教諭時代の3カ月の間もアクティブに行動した。1月には北方小の飛び込み授業、2月にはメディつきセミナーとネットワークプレ集会(仙台)。そして3月には引っ越し前日のネットワーク春集会。教頭になってからは「依頼も来ないだろう」と思っていたが、いくつかのセミナーや大会で登壇させていただいた。自分にとっての貴重な学びの場となった。

3 教頭となる
 4月からは教頭職を拝命した。実家と200km離れた全校児童31名の小規模校。単身赴任。全く違った環境で過ごすこととなった。仕事では今だに学ぶことばかりである。そんな中でも自分なりの実践や工夫もできてきており、この冬休みに今後の参考としてまとめる予定だ。また、環境の変化は体力的にきつい部分も多かった。とにかく無事故・健康を優先的に考えるようになった。

4 「価値ある出会いが教師を変える」、発刊
 12月に発刊。教諭時代の時に書き上げようと思っていたが、今までかかってしまった。単著としては4冊目。共著・編著としてネット書店に自分の名前として掲載されているものとしては7冊目である。反響が今までの本以上にあり、著者としての喜びを感じている。また、今年は依頼原稿に恵まれた。管理職になっても依頼が来るということは本当に有り難いことである。
(つづきは明日)

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2008.12.29

反響

今日も拙著「価値ある出会いが教師を変える」(ひまわり社)のことです。

読んでくださった皆様からポツポツと感想をいただくようになりました。
また、ブログやMLでの紹介もいくつかありました。
本当に有り難いことです。今まで出会った皆様がこのようにしている・・・・まさに自分の教員人生が「価値ある出会い」に支えられていることがわかります。

新書は若手から中堅にぜひ読んでいただきたいという本なのですが、「自分の初任時代にお世話になった先生方、出会った先生方を思い出された」という声もありました。それぞれの世代で違った読み方ができる本なのかもしれません。

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2008.12.28

新刊、続編

「価値ある出会いが教師を変える」で肝心の目次を紹介していませんでした。

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まえがき
1 3年目までが勝負
 ・3度落ちて、岩手県に拾ってもらった
 ・音楽も図工もダメ教師
 ・初めて参観した研究授業
 ・研究授業が学びの場に
 ・同僚から学ぶ
 ・「この分野なら先生に」と言われるように
 ・学級通信を日刊で発行する
 ・学級通信で失敗

2 学びの場を求めて
 ・本を買い続けた
 ・組合教研に参加する
 ・講演者・著者に手紙を書く
 ・チャンスを生かす ~海外研修~

3 価値ある出会い
 ・目標が決まった ~有田和正先生の授業~
 ・学級づくりを学ぶ ~家本芳郎先生の教え~
 ・自分の新たな面 ~堀田龍也先生のコーディネート~
 ・同期の桜
 ・一生の財産・教え子たち
   結婚式・20歳の自分への手紙・「守ってくれてありがとう」

4 自分の強み・教材開発
 ・地域の「元気」を探す ~イワガキの教材化~
 ・ゲストティーチャーのよさを引き出す

5 新たな自分を求めて
 ・学年主任になる
 ・研究主任として学校公開
 ・母の死の中での県家庭科教育研究大会
 ・ホームページ・ブログで発信
 ・プロジェクトに参加する
 ・著書発刊、いつの間にか全国各地に

6 マイ・メッセージ
 ・学級目標「力をつける」
 ・志は道半ば
   自分の授業づくりにこだわる・今までの恩返し・自分の研究
あとがき

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初任校時代から前任校まで、4校分の価値ある出会いを書いたものです。教諭時代の総決算です。
なお、手渡しが可能な方はご連絡をいただければ・・・と思います。よろしくお願いいたします。

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2008.12.27

新刊出版!

新刊が発刊されました!
価値ある出会いで教師が変わる」(ひまわり社)です。

今までの著書はすぐに授業に役立つ、ノート指導や学級通信作りに役立つといったハウツー本でしたが、今回は新書版です。自分の今までの教師生活を振り返ったものです。むろん授業や学級経営の話も満載です。まえがきには次のように書きました。

 「教師になりたい」・・・そう思って大学に入ったものの、採用試験には三度失敗。ようやくなった小学校教師でも、授業でも子どもの対応でも失敗の連続。自分の教員人生はそんなスタートでした。
 もともと優秀だったわけではありません。絵や音楽はダメ。文字にもコンプレックスをもっています。かといって運動神経もいいわけでもない。仕事に対する熱意は人並みにあったのですが、研究会で鋭い発言をする同期の先生方を見て、「これはかなわないな・・・」と思うこともしばしばでした。

 しかし、自分にとって幸いだったのは、すばらしい出会いがあったことです。初任校でのすばらしい先輩方。その後の勤務校での同僚の先生。各種研究会で学ばせていただいた先生。そして、何百人となる教え子とその保護者の皆さん。それぞれが、自分にとってかけがえのない出会いでした。そして、出会った分だけ自分が教師として学ぶ興味も対象も広がりました。
 社会の教材開発、ノート指導、学習通信、学習ゲーム、情報教育・・・というように、気がついたら学びフィールドもどんどんと広がっていました。それに比例して実践の蓄積も増えました。それは教師生活を充実させたことは言うまでもありません。
 今日の私があるのは、先のすばらしい先達や先生方等のお陰です。これほどの僥倖はありませんでした。ただ、感謝あるのみです。

 年月を経て、いつの間にか、出会う先生方は年配者よりも年下が多くなりました。職場でも同様です。今もなお未熟な点があり、学び続けなければいけないと思っているのですが、自分にも役立つことがあるのなら、自分の教師としての足跡を公開していきたいと思っていました。自分が得た学びを、これからの後輩達に伝えたい・・・それが自分の使命だと考えました。
本書は、そんな私の教師としての歩みを書いたものです。地方の一小学校教師の足跡にしか過ぎませんが、自分なりの学びを具体的なエピソードでまとめました。
これを縁として、皆様の教師人生に少しでも役立つのなら、これほど嬉しいことはありません。

 今回の出版も僥倖そのものです。この著書でまた「価値ある出会い」が生まれることを期待しています。

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2008.12.26

中学校の冬休み

小中併設校のよさは今まで何度か書いてきた。その中の一つに中学校の様子がわかることがある。
自分は小学校勤務の経験しかないので、中学校の様子は話だけである。実際に冬休みに学校に来ていて、中学校のペースを見て、「ああ、こうやって子どもたちを育てているんだ」と感心することしきりである。

小学校の場合、冬休みに入ると子どもたちが登校することは本校はほとんどない。夏休みは水泳練習や行事等で子どもたちも学校に来るが、冬休みはやはり別である。
しかし、中学校は毎日子どもたちが登校して、補習学習とクラブ活動を午前中にみっしりと行う。1月も同様である。(むろん年末年始は休みだが)
3年生担任は入試のための仕事を計画的に行っている。英語の先生は海外派遣の引率関係の仕事。こういうのは小学校にはない業務である。教務さんに提出する出席簿の様式はずいぶんと小学校と違っていた。
冬休みは冬休みで小学校と中学校の業務や雰囲気の違いを感じる。

このような様子を実感できるのも小中併設だからこそ。見聞きすることは自分の経験に役立っている。

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2008.12.25

今年の冬休み

本校は19日(金)が終業式。すでに冬休み。
岩手は夏休みが短い分、冬休みは長い。本校は1月15日まで。

担任時代は、通知表で一段落。終業式でホッとして、諸帳簿を年内に出して、「いよいよ本当の冬休み!」といった解放感があった。それなりに休暇もいただいて、充電したものであった。(仕事への意欲が減退するような「放電」の時もけっこうあったが・・・)

今年の冬休み。担任ではないので、先のような解放感はない。勤務のリズムも学期中と同じなので、「ああ、冬休みだ」という実感はあまりない。

それでも、自分の時間がいくらか増えるのはやはり有り難い。依頼されている原稿の執筆と2つのセミナー講師の準備に時間を割く。その過程そのものが自分の学びとなっている。さらに、今年経験している教頭としての仕事で思ったこと、実践してきていることを簡単でいいのでまとめようと思っている。充実した冬休みになるように期待しよう!

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2008.12.24

自問清掃

本校の清掃について考えていたら、こちらのサイトにたどり着いた。
「自問清掃」。自問教育研究所もあるようだ。

本校の清掃活動によく子どもたちは取り組んでいる。「何とかせぐ(働く)子どもたちだ」と今年度赴任された先生も話していたほどである。家でのお手伝いをする機会も多いのもプラスになっているのであろう。中学生の奉仕作業での働きぶりにも目を見張った。

同時にさらに伸ばす(自分たちで考えて行動する)ためにはどうすればいいのか考えているうちに、先のサイトにたどり着いたのである。清掃活動に取り組みながら、人間の成長が促されるのであれば、価値がある。学校全体で取り組むことはすぐにできないが、取り入れられることから始めていければ・・・と思っている。

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2008.12.23

文書を読むことが勉強に

仕事がら多くの文書を見たり、チェックしたり、書いたりする。
とある事務局文書を作成している時のこと。他校の教頭が事務局だった昨年度の文書を参考にして、修正して発行しようと思っていたら、ちょっとした「違和感」を感じた。
「貴台におかれましては・・・」というところである。

「貴台」・・・使ったことがない言葉である。「貴方様」というような意味であることは容易に推測できる。しかし、使ったことがないので、何となくしっくりとこない。それでも「今まで使っていたのだから・・・」と見逃すパターンもある。
しかし、今回は念のためあれこれ調べた。辞書で、そしてネットで。(こういう時のネットは本当に助かる。「yahooの知恵袋」みたいな質問サイトに似た質問が割と出ている)
どうやら男性向けに使われる言葉のようだった。(断定はできないが)
自分が出そうとしていた文書は女の先生への原稿依頼である。そのまま出していたら、失礼をするところであった。

こういう経験をすると、文書を読むことが本当に勉強になっていると思う。これだけではなく、担任の先生方の通知表の所見や学級通信からも調べてみることが最近あった。その都度「そうだったのか・・・」と納得する。まさに勉強である。

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2008.12.22

システムの変化

免許センターに行った。免許更新のためである。
ゴールド免許なので、簡単な講習ですんだ。講習担当は年配の方だったが、パワーポイントでポンポンと画面をチェンジさせて、話をしていた。一通り終わるとDVD。それらが当たり前過ぎて、違和感を全く感じない。
そういえば、この間の防災教室も50代・60代と思われる講師の方も同様にやっていた。
この手の講習会でのICT活用はもはや当たり前だ。5年前の免許更新時にも視聴覚機器は見たが、その時にはビデオだったような気がする。

午後になって銀行に行った。この3月までは時々行っていたところだ。機械で整理券を発行していたが、いつも待ち人数が多かった。
今日行ってみたら、取り扱い内容が3つに分かれ、その内容毎に整理券が発行されていた。確かに、これならば簡単に終わる内容なら、待ち人数が多くてもそれほど待つことはない。きっと「改善が必要」ということですぐに改革したのであろう。

改善すべきことはすぐに変える。そうしなければ苦情が来る。あるいは客離れにつながる。自分の置かれている立場でできることもあるのでは・・・とふと考えた。

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2008.12.21

校内授業研究の進め方ガイドブックⅡ

昨日、来年度ワークショップ型研究会をしたいという研究主任さんからのコメントが入っていた。
「そういえば・・・」と思って、岩手県総合教育センターのWebを見てみた。
昨年度参考にした「校内授業研究の進め方ガイドブック」の改訂版が出ていた。こちら

センターの協力校として本校が取り組んだ実践が多く反映されいた。(写真は全て本校のものであった。)
これからワークショップ型研究会に取り組む学校にとっては役立つ冊子である。これは本校にとっても重要な情報であった。

※P23に「モチベーションをアップするためには」という項目がある。「あこがれをもつこと」と「小さな成功体験を積み重ねること」という茂木氏の言葉が書かれている。最近意識していることと同様である。

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2008.12.20

ワークショップ型研究会への共感

昨日は校内研究会があった。
小中併設の本校は、小中一緒に研究会を行っている。今年度の反省と来年度の方向性を決めるのが昨日のテーマ。活発な意見が出て、いい話し合いになった。

さて、資料の中の「研究会のもちかた」という項目の自由記述で、「ワークショップ型研究会は意見がいいやすくてよかった」「今後も続けていきたい」というものがいくつかあった。
今年度は3回ワークショップ型研究会が試みられた。もっとも、付箋紙に気付きを書き、それを模造紙に貼ったり、印刷物にしたりして、それをもとに話し合うという程度である。いわば、「入り口編」のような形に過ぎないが、それでもある程度よさを実感できたことは、本校にとって進歩であった。

さて来年度。本校に必要なこと、そのためにすべきことを研究面で考えている。ただ、実際に行うは研究担当を中心と先生方である。どのような働きかけをするか、その点もポイントだと思っている。

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2008.12.19

とある所で

届け物の用事があって、とある所に行った時のこと。ちょうど朝会が始まるところだった。
すぐに届け物をして失礼をした。

「おはようございます!」という声が響いた。「ああ、学校と同じように挨拶から朝会がスタートするのだな」と思っていたら、また「おはようございます!」の声が響く。「教室と同じで、挨拶の声が小さかったからもう一度するのか?でも大人なのになあ・・・」と今度は思った。
すると今度は「ありがとうございます」「ありがとうございます」の復唱。
「いらっしゃいませ」「いらっしゃいませ」、「失礼しました」「失礼しました」・・・と復唱は続く。

「そうか、仕事のスタートに全員で復唱しているのだ!」と理解した。ちなみに、スーパーの朝会ではない。販売業務を中心とした施設でもない。しかし、このような朝会をするところに、「意識改革」をしようとする意志を感じた。これはその部署だけではない。他部署でも同様だった。全体で実践していることである。

さらに違う日の昼休みに行くと、室内が暗い。電気を消した中で作業をしていたのである。「経費節約」を徹底している。

こういう様子を知ると、自分が関わっている公的機関について改めて考えさせられた。

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2008.12.18

肥満傾向のニュース

先週、こういうニュースが出ていた。

岩手の小学校教師からすれば、「それはそうだろうなあ」と感じる。
「岩手の子どもたちは寒さに負けず元気に外で遊ぶ」というイメージがあるかもしれないが、それはあくまでもイメージ。なかなか遊ばないものだ。
子どもたちの意識もあるだろうが、環境の問題もある。本校は12月に入ってから校庭の雪がとけて雨でグジョグジョになって、全く遊べない状態である。まだ雪でしっかりと固まった方が遊べる。
また、友達も近所にいない・・・という子は車で送られて友達の家に遊びに行くという状態である。
さらにゲーム機の普及がそれに拍車をかけている。きっとテレビやゲーム機をする時間の全国傾向を調べても、岩手が長いのでは・・・と推測する。

これは子どもばかりではない。
自分も明らかな運動不足。これは今に始まったことではない。いつも車生活だから、歩く時間は不足している。東京に行った時など、「ずいぶん歩いたなあ・・・」といつも思う。大人の肥満傾向も実は岩手が多いのでは・・・と予想している。

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2008.12.17

シンプルなメッセージだが・・・

「大切なことは、『自分を磨く』ことだと思います。そのために、多くの人と出会ったり、本を読んだりすることです・・・」

ラジオからこのようなメッセージが流れてきた。運転しながらだったので、正確ではない。シンプルだ。今までの自分も努めてきたことだ。
しかし、何故かスーッと自分の中に深く入ってきた。
「人と出会う」回数が減ったからか。
「本を読む」ペースは変わらないが、もっともっと読みたいと思っている。
今の自分の環境から、先の言葉が重みをもって感じられる。もっとアクティブにならなければ・・・と思うこの頃だ。

さらに同じ人が続ける。(これも正確な聞き取りではないが)

「(80歳も近いが)80歳だからこそできる演技がある。それが俳優という仕事だ」

自分の経験が間違いなく「強み」になるのだ。それは今の自分にとっても同様である。
問題はその「強み」をどう生かすかということだ。これも一工夫しなければいけないと思うこの頃。

「誰だろう?」と思ったら宇津井健さんのコメントだった。ウィキペディアで調べてみると、座右の銘は「才能の器は小さい、努力の器は大きい」。これまた印象に残る言葉だ。

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2008.12.16

「教育実践練習問題」

以前に「どうして教頭先生になろうと思ったの?」と聞かれたことについての記事を書いた。
やはり関連情報が集まってくる。

雑誌の中にある笑い話である。
生徒A「せんせい~。教頭先生ってなにやってるんスか~?」
担任 「教頭先生ねえ・・・」
生徒B(自分)「無職・・・」
全員爆笑。だって、1年間、教頭先生がなにかやっているところをみたことないんだもん。(1年生)

家本芳郎先生の『教育実践練習問題』(ひまわり社)の中にあった話である。おそらく高校1年生と担任の会話だろう。高校となれば、教頭は確かに生徒とは遠い存在になるであろう。それにしても「無職」と感じられるのは、生徒にとっては「何の仕事をしているのか」わかりにくい存在だと言える。
さらに担任が子どもたちの前で説明にしにくそうにしている。これも教頭の位置をある意味物語っているのだろう。

さてさて、これは笑い話として紹介されているが、その後に「教頭先生って偉いの?」と聞かれたら、どう答えるかという「練習問題」があった。この本はそういう練習問題が実際に書かれている本なのである。
「そういわれれば・・・」と考えてしまう練習問題も多い。

・チョークの保管で注意しなければいけないことは何だろうか。
・次の掃き方はどんな掃き方か、説明しなさい。「円舞掃き」「止め掃き」「お墓掃き」・・・

指導法や子どもへの対応法だけではなく、このような知識を得ることができる。
まさに知識を増やす本である。

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2008.12.15

実践のヒント・・・伝統・文化の教育

今日も自分の実践のヒントが入ってくる。
このブログのテーマは「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」である。本体ホームページを2000年に立ち上げた時に、つけたテーマである。しかしながら、自分のあれこれを伝えるホームページ・ブログになっている。それ自体は自分の興味の幅を示すものだからいいのだけど、かんじんのテーマのエントリーが少ないのは、自分も気になっていた。

そんな中、新学習指導要領では「伝統と文化に関する教育の充実」が示された。これは追い風だと思っている。
「プリンシパル」1月号の特集は「伝統・文化の教育」。管理職の視点からの実践が書かれている。雑誌等でも似た特集は取り上げられたが、管理職の視点からの原稿はそれほど多くはない。その点では参考になる。
さらには『学校を活性化する伝統・文化の教育』(学事出版)が近日刊行されるという案内も・・・。
これには自分も1つの原稿を書かせていただいている。
地域との結びつきの深い本校。伝統的な教材の実践もしやすい本校。まさに今後の実践のヒントである。

 ※「プリンシパル」1月号の岡本薫氏のインタビューも刺激的な内容である。
 ※ネットで検索したら、このような資料も出てきた。先行実践しているところではしているのだ。

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2008.12.14

「実践」のヒント

昨日、先輩の実践から刺激を受けたことを書いた。
情報は問題意識を少しでももつと入ってくる。今日、実践のヒントがWebに書かれていた。
どちらも教育ルネサンス

1つ目は小中一貫の話。本校は小中併設校なので、まさに小中一貫が可能である。今までも情報交流は行われているが、授業交流まではいっていない。
ここに書かれているのは大規模校の話。それで可能なら小中合わせて44人の本校も授業でできることがあるのでは・・・・と考えた。

2つ目は祖父母の力を授業へという話。PTAならぬGTAという。祖父母がもっている知恵は確かに深い。この力を授業に・・・ということだ。これは本校ではイベント的に行っている。日常の授業でも確かにできることがありそうだ。

この二つのこと、本校の特徴であり、「強み」である。さらに実践として深化させられそうな気がする。

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2008.12.13

先輩の実践

理数系が極端に苦手な自分は、高校2年生の頃は私立文系に的を絞っていた。理科は本当に苦手で化学などは2回も赤点をとった。小学校高学年の理科専科の学習が「授業崩壊」であったこと、高校入試に理科がなかったこと(3教科)という要因もあって、結果的に教師になってからも基本的なことを勉強する羽目になった。

そんな自分が家庭の事情で地元国立大学を目指さなければいけなくなった。文系があるのは教育学部のみ。入った学科も第2志望の教育・心理学科だった。その中で教育学研究室に入った。
決して希望通り入った大学、学科ではなかった。しかし、学科の先生方や研究室の先輩・後輩には恵まれた。そんなに回数は多くはないが、雑誌や各種広報誌でご活躍されている姿を見るとこちらも元気になる。

大学卒業後、一度もお会いしていない1つ年上の先輩が、「総合教育技術」(小学館)12月号に掲載されていた。秋田の中学校の教頭職としての実践報告である。秋田は何せ学力テストの結果がいいことで話題になっている。その関係の特集である。
読んでみると、先輩である教頭先生が積極的に授業改善に取り組んでいることがよくわかる。教頭職だからこそ改善に深く関われたという部分もある。さらに教頭として学校の様子も的確に伝えている・・・まさに教頭としての「実践」だ・・・・と読みながら感心をした。
これは大いなる刺激だった。自分に足りないのはこういうふうな実践なのだ!

それにしても記事の名前でピンと来たけど、写真を見て「間違いない!」と思った。自分は25年ぶりに見られたらすぐにわかってもらえるだろうか?んー、自信がない。

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2008.12.12

一般講習も勉強になる

研修会といえば、当たり前だが教育がらみがほとんどである。
しかし、大多数が教育と関係のない方ばかりの講習会に2日間参加した。防火管理講習会である。
学校管理に携わるものとして、教頭職にとっては必須のものである。県内数カ所で講習会は行われ、二戸市でも100人ぐらいの受講者であった。
この講習会、知識を得るということで十分に学びがあるのだが、その他に「聞き手の立場」として考えさせることがけっこうあった。その意味でも有り難い講習だった。以下、ランダムに・・・。

・テキストがいいと的確に学べる
 講習会では2冊の分厚いテキストが渡された。日本防火協会が作成したものである。読みやすい文章、図や写真を多用し、ポイントも絞られている。「話すだけ」の講師さんが忠実にこのテキストに沿って講義をされた。けっこう頭に入ったのはテキストのよさだろう。「情報テキスト」を思い出した。

・見通しをもたせる
 最初の説明で「2日目の最後にテストがあります」と予告があった。この一言で、講義に対する受講者の姿勢はずいぶん違っていたと感じた。途中で「この点は特に重要」という言葉が入ると、一斉にアンダーライン。「短期間での知識注入型」の学習の場合には、このような強制力も必要と感じた。一緒に参加した友人が「新しい知識を得る場合には『自習の時間』があればなおよい」と言っていた。同感である。

・スライドの効果
 パワーポイントの講座ではやはり写真が有効だった。日本各地の備蓄タンクなどは、「これって社会科ネタだよな・・・」とつくづく思った。しかしながら、テキストと違った形で同じ内容を示された時には理解に時間がかかった。テキスト併用で同じ内容を学ぶ場合には、やはりテキスト通りのスライドがよいと感じた。

・教師の思いが入る
 とあるテーマ。講師さんが一生懸命調べたことを語ってくれた。「なるほど。そうだ、そうだ」と感じながら聞く。しかし、それは「防火管理」の前段であり、後半は少し端折る結果となった。自分も深く教材研究した部分を伝えたくて熱心に語り、肝心の部分は急いで・・・・という授業を何度もした。全体のバランスの大事さを考えた。

一般の講習会だったが、自分の授業に関わるヒントを改めてたくさん感じたいい講習会だった。
今年度は新任教頭ということで、多くの必要な研修会に参加した。その都度学校をあけるのが申し訳なかったが、これで一段落。腰を落ち着けて業務ができる。

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2008.12.11

整備が加速

 本校でのICT活用(主として実物投影機+プロジェクタ)は、機器据え置き学級では順調である。
 「頻繁に・・・」というわけではないが、教室前の廊下を通った時に「ああ、使っているなあ・・・」と感じたり、見回りで教室に入った時に使用後の様子を見たりしている。それらの学級では、CDラジカセまではいかないにしても、それに近いぐらいの敷居の低さになっているのでは・・・と思っている。

 来年(度)は、おそらく全学級に実物投影機が入りそうな状況である。複式の小規模校だからできそうなことだけど。授業改善が進むと思う。

 これには二つの働きが大きいと感じた。

 1つは「公開授業効果」である。据え置き学級の担任の先生方は、公開授業や研究授業でICTを効果的に活用した授業を行った。参観した先生方が「これは効果的」と感じていた。中学校の先生からは、「今年は小学校でICTがブームですね」と言われた(実際にはブームではなく日常になっているが)。これでまずは理解が進んだ。
 これは本校だけにとどまらない。町の校長会の授業参観、町教育研究会での研究授業でも活用していたので、他校にもその効果は一部の人にであるが、伝わっている。備品購入の際に本校に問い合わせもあった。

 もう1つは一定の権限のある人の理解である。備品に関わっている事務職員も「話題になっているので」ということで何回か研究授業を参観した。対価に対する効果を実感していただいた。さらに自分自身も管理職ということでその点は心得ている。担任ではないものがどれだけ理解するか・・・この大きさを痛感した。

いずれ整備は順調。来年(度)がさらに楽しみである。

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2008.12.10

講座記録

東北青年塾の自分の講座「私の仕事術」の記録がアップされました。こちら
講座記録は塾員がします。そのスタイルは全く各自に任されております。今回私の記録をとってくださったのは、初任者の先生。
的確にポイントをまとめてくださっただけではなく、感想にご自身の学びと経験をわかりやすく書いています。しかも、何といってもスピーディーに(翌日に)まとめていただきました。実に頼もしいと感じました。
こういう皆さんがどんどんと現場に入ってきます。自分もしっかりとしなければ・・・と改めて思っています。

アンケート結果を見ると、今回は満足度が高かったです。自分と同じところにやはり共感していたようでした。

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2008.12.09

原動力はあこがれ

ノーベル賞受賞者・益川教授の言葉
「若者が育つ原動力はあこがれ」
よくわかる。自分は初任3年目の時に筑波大附属小の有田学級を参観して、衝撃を受けた。有田先生、有田学級があこがれとなった。同時に職場の同学年の先生の指導力に感服し、これまた身近なあこがれの先生となった。自分が学ぶ原動力になった。
その後も「あこがれ」は続いた。今も続いている。

教授は「若者が育つ」と書かれているが、若者だけではない。いくつになっても「あこがれ」をもつことが行動の原動力だ。
そして、そのため大切なのは「出会うチャンス」をいかに作るかということだと思う。身銭を切って研修会に出かける。「これっ」と思った本は即購入する。本の著者や研修会講師にお礼の手紙を書いたり、メールを送ったりする。むろん、身近にいる場合には、積極的にアプローチする。
それが最終的には豊かな教師人生につながるのだ。自戒をこめて。

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2008.12.08

ケータイが通じるようになった

本校はケータイ圏外だったが、アンテナが学校の裏山にできて、通じるようになった。
都市部では考えられないかもしれないが、山間部はケータイが通じないところがわりとある。
本校も便利になる。

しかし、実はこの「通じない」が自分にとっては、よかった面もある。
それは定期的に「確認」しなくてもいいからだ。あまりケータイを使う方ではないが、時々ケータイに電話やメールは入る。気付いてすぐに反応すればいいのだが、職務中では出られないことの方が多いし、そもそも自分が気付かないことも多かった。その「確認」をしないと、重要な連絡を見逃して失礼をしてしまう・・・・そういうことは前任校では何回かあった。

転勤してからはそういう心配が一切なくなった。全く通じないから、ケータイを「確認」する必要はない。緊急の連絡は学校の電話にかかってくる。その安心感が自分にとってはよかった面である。学校の仕事により集中できるのは確かだ(不便をかける点はもちろんあるが)。

むろんケータイが通じても、同じようにすればメリットを享受できるのであるが、たぶん無理であろう。人間、強制されるからこそ、うまくいくこともある・・・・そう思っている。

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2008.12.07

やってみたいと思う講座

決して派手ではない。
話す内容もシンプル。
しかし、聞き手はどんどん引き込まれている。
そんな講座を体験することができた。
東北青年塾での真田先生の講座だ。

具体物を見せる。体験してもらう。
それらが「自分も作れそう」「これなら使えそう」というものだった。
共感したところで、授業論を少し語る。だから納得する。

「やってみたいと思った」「元気が出た」・・・そんな実践講座が理想的だ。
むろん、時には「すごい実践!」と感じることも必要だ。しかし、それが自分の実践意欲に結びつかないのであればダメである。
その点で、今回の講座でいい学びを得ることができた。
そうそう、子ども向け図書が子どもたちの意欲を高めることも。読み聞かせの可能性は広いのである。

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2008.12.06

子どもの質問に窮する

2日連続で3・4年の学級に入った。
子どもたちとの雑談が楽しい。
そんな中で3年生の子から質問された。それも別々に2人から。

「先生は、どうして教頭先生になったのですか?」

詳しく聞けばどうやら「教諭→教頭」というルートでなるとは思っておらず、最初から「教頭先生」という仕事についたと思っていたらしい。
「いやいや、一昨年まで〇〇先生(担任)と同じように担任の先生だったんだよ」
「へー、じゃあ、なんで教頭先生になったの?」

再度同じ質問だ。
大人から質問されれば、むろん自分なりの答えはある。
しかし、子どもから初めて聞かれて即答できない。
少しして、
「そうだね・・・。ほら、教頭先生になると、いろいろな学級に入って、みんなと授業したり、触れあったりできるでしょ。だから」
と、一応「全校の担任」という視点での答えを言った。
「ふ~ん」と言われて終わったが。

そうだよな・・・。教頭という仕事は子どもからは見えにくい。
世の教頭先生方は同じように聞かれたら、どう答えるのだろうか。

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2008.12.05

『価値ある出会いが教師を変える』の予告

新刊発刊まで半月あまりとなりました。
発刊は予告していましたが、書名をお伝えしていませんでした。

『価値ある出会いが教師を変える』

というものです。
なかなか書名が決まりませんでした。「まえがき」も「あとがき」を書いた後も決まりませんでした。
改めて全体を読み、自分の思いは「まえがき」に集約されていると感じました。特に次の箇所です。

「しかし、自分にとって幸いだったのは、すばらしい出会いがあったことです。初任校でのすばらしい先輩方。その後の勤務校での同僚の先生。各種研究会で学ばせていただいた先生。そして、何百人となる教え子とその保護者の皆さん。それぞれが、自分にとってかけがえのない出会いでした。そして、出会った分だけ自分が教師として学ぶ興味も対象も広がりました。
 社会の教材開発、ノート指導、学習通信、学習ゲーム、情報教育・・・というように、気がついたら学びフィールドもどんどんと広がっていました。それに比例して実践の蓄積も増えました。それは教師生活を充実させたことは言うまでもありません。
 今日の私があるのは、先のすばらしい先達や先生方等のお陰です。これほどの僥倖はありませんでした。ただ、感謝あるのみです。」(まえがきより)

 ここから先の書名になりました。本当に価値ある出会いから生まれた本だと思います。

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2008.12.04

すきま時間を楽しむ

久々に仕事術関係のプレゼンを作っている。というより、以前作成したプレゼンを編集している。
担任時代のものだったが、今は仕事内容が違うので、その分の修正が必要だ。
しかし、その中で「すきま時間を楽しむ」は今と同じだとちょっぴり嬉しくなった。

・教科書を持ち歩き、会議前に見る
・付箋紙を持ち歩き即メモ
・付箋紙に書いている仕事で終わったものを消す
・短時間で遊ぶ
・一声かける
・子どもたちに仕事を助けてもらう

今も十数時間、週に受け持っているので、教科書での教材研究は不可欠だ。会議前と言わず、すきま時間はしょっちゅう見ている。
付箋紙はその日の仕事だけではなく、このごろは来年度に向けてのメモが増えている。思った時にパッと書かないと忘れてしまう。
子どもたちとはすれ違いでタッチしたり、グルグル回して遊んでいる。

一声かけるのは、担任時代は「子どもに対して」だけであった。今は、「先生方に対して」も加わった。担任であれば、子どもたちが今どんな状態か、どんな声をかければいいか・・・ということを常に考えていた。今は、先生方がどんな状態か、どんな声をかければいいか・・・ということを常に考えている。
今日の職員会議で主事さんが給料表の見方のレクチャーをしてくれた。パートⅢである。職員会議で主事さんの専門性を生かす場がほしいと考えて声がけしたことだった。すきま時間に声がけした雑談から出たことだったが、教職員にとって価値のあるレクチャーになっている。教職24年目の自分も初めて知ることが多いからである。
すきま時間から出たことは発展性もあるのだと思っている。

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2008.12.03

全米最優秀教師

よく見るサイトに「全米最優秀教師」のエントリーがあった。
日本の中学校で授業をした様子が書かれている。確かに工夫されている授業だ。むろん、常にこういう授業・・・となれば難しいと思うけど。
もう二十年以上前だったかと思うが、NHK教育テレビでやはり、全米最優秀教師の授業を放送していた。これはアメリカでの授業。詳しい内容は忘れたが、やはり魅力的だった記憶がある。

さて、私が感心したのは、アメリカのこの教師に対する待遇だ。

先生のつくる教材は創造性にあふれ、生徒たちを科学の世界に引きつけていると評判が高く、州の教育長から推薦を受けて全米ナンバーワンに選ばれました。選ばれると1年間現場を離れて海外まで出向いて講演活動をして回ります。日本へはその一環としてやってきました。

1年間、講演活動をする。むろん今回のように飛び込み授業をして歩くのだろう。最優秀教師の授業である。学ぶ点は多いはずだ。多くの人々が見る機会に恵まれる。すばらしい最優秀教師の生かし方だと思う。
日本ではなかなかこうはいかない。授業の名人でも、飛び込み授業の回数は限られる。この点ではこのシステムを見習っていい。

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2008.12.02

まさに地域の教育振興運動だった

今日は教育振興会地区懇談会だった。
毎年今の季節に一回行われるもので、その年で内容は変わる。
今年は会長さんのアドバイスで、「1世代前の地域読書会のリーダーのお話を聞く」という内容にした。自分が事務局のものなので、そこから動き出す。

・推薦されたリーダーの方々への講師依頼。その後のこまめな連絡。
・会の構成。
・当時の記録集を読み、資料を作成。印刷。
・コーディネーターの依頼。
・リーダーへの質問内容の決定・・・等々。

今まで経験していないことだったが、今までの自分の経験を生かすことができた。
たとえば、お話をしていただくという形では、コーディネーターの質問を中心にすることに。これは「質問がメインの授業」と同じ発想。実際にゲストの皆さんの人となりを十分に感じることができた。

それにしても驚いたのは、30年前の地域の読書会の実践である。
定期的に公民館に子どもたちを集め、読み聞かせをした後に話し合いをする。当時の記録集にも、授業記録のようにそのやりとりが具体的に掲載されている。教師がやっていたのではなく、それを地域の父母が熱心に取り組んでいたのだ。
それだけではない。親子読書に大人同士の読書会まで実践されていた。
「様々な読書会で、本当にたくさんのことを学んだ」
「読書は私の一生の財産になった」
とゲストは話していた。
「子どものために」と始まった活動が、いつの間にか自分たちの学びになっている。まさに、自分たちの教育振興運動。こういう時代は30年前にちゃんとあったのだ。今も脈々と続いているのは、その実践した皆さんがきちんと地域に素地を作ってくださったおかげだとわかった。

そして、今回自分のする仕事の価値も感じた。こういうゲストの話の発掘は簡単にはできない。重要な「つなぎ」役。表舞台に立つわけではないが、大切な仕事である。

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2008.12.01

「食育の時間」

文書やネット情報を見ていると、来年度の助成が少しずつ始まりつつある。
昨年度は自分が転勤する可能性があったので、新たな応募はしなかった。
今年は腰を据えて数年間本校にいることがわかっているので検討中である。
このように財団法人さんや企業さんにサポートしていただいたり、協力をしていただきながら、今までいくつかの実践をしてきた。

その中に「食育の時間」がある。3年前にプロジェクト校として実践したものである。その時の記録もこちらに掲載されている。

このコンテンツには「アニメ」(これは興味づけ・学習課題の把握に使える)、「説明」(学習資料となる)、「プロに聞け」(食育のゲストティーチャーとなる)、「ゲーム」(これも興味づけとなる)がある。特に私がプロジェクトに関わっていたコンテンツに加え、「朝ごはんってなぜ大切なの?」が入ってきた。子どもたちにとって重要なテーマだと考えている。

この時の実践も自分の財産である。現任校でどのように活用していけるか、考えている。

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