原動力はあこがれ
ノーベル賞受賞者・益川教授の言葉。
「若者が育つ原動力はあこがれ」
よくわかる。自分は初任3年目の時に筑波大附属小の有田学級を参観して、衝撃を受けた。有田先生、有田学級があこがれとなった。同時に職場の同学年の先生の指導力に感服し、これまた身近なあこがれの先生となった。自分が学ぶ原動力になった。
その後も「あこがれ」は続いた。今も続いている。
教授は「若者が育つ」と書かれているが、若者だけではない。いくつになっても「あこがれ」をもつことが行動の原動力だ。
そして、そのため大切なのは「出会うチャンス」をいかに作るかということだと思う。身銭を切って研修会に出かける。「これっ」と思った本は即購入する。本の著者や研修会講師にお礼の手紙を書いたり、メールを送ったりする。むろん、身近にいる場合には、積極的にアプローチする。
それが最終的には豊かな教師人生につながるのだ。自戒をこめて。
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