« 講座記録 | Main | 一般講習も勉強になる »

2008.12.11

整備が加速

 本校でのICT活用(主として実物投影機+プロジェクタ)は、機器据え置き学級では順調である。
 「頻繁に・・・」というわけではないが、教室前の廊下を通った時に「ああ、使っているなあ・・・」と感じたり、見回りで教室に入った時に使用後の様子を見たりしている。それらの学級では、CDラジカセまではいかないにしても、それに近いぐらいの敷居の低さになっているのでは・・・と思っている。

 来年(度)は、おそらく全学級に実物投影機が入りそうな状況である。複式の小規模校だからできそうなことだけど。授業改善が進むと思う。

 これには二つの働きが大きいと感じた。

 1つは「公開授業効果」である。据え置き学級の担任の先生方は、公開授業や研究授業でICTを効果的に活用した授業を行った。参観した先生方が「これは効果的」と感じていた。中学校の先生からは、「今年は小学校でICTがブームですね」と言われた(実際にはブームではなく日常になっているが)。これでまずは理解が進んだ。
 これは本校だけにとどまらない。町の校長会の授業参観、町教育研究会での研究授業でも活用していたので、他校にもその効果は一部の人にであるが、伝わっている。備品購入の際に本校に問い合わせもあった。

 もう1つは一定の権限のある人の理解である。備品に関わっている事務職員も「話題になっているので」ということで何回か研究授業を参観した。対価に対する効果を実感していただいた。さらに自分自身も管理職ということでその点は心得ている。担任ではないものがどれだけ理解するか・・・この大きさを痛感した。

いずれ整備は順調。来年(度)がさらに楽しみである。

|

« 講座記録 | Main | 一般講習も勉強になる »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 講座記録 | Main | 一般講習も勉強になる »