« 商売上手 | Main | ピンチヒッター万歳! »

2009.01.19

伝統と文化に関する教育

年間購読している『授業研究』誌(明治図書)と『初等教育研究資料』(東洋館出版)のどちらも2月号は「伝統と文化に関する教育」の特集であった。

新学習指導要領で、「伝統と文化」の学習内容の充実が図れていることは、自分にとっては追い風である。このブログのメインテーマが「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」であり、「伝統と文化」もその中に含まれている。

2冊の雑誌を読むと、「伝統と文化」が実に多くの分野に関わっていることがわかる。全教科・全領域で実践可能なことがわかる。その中で注目したのは、市毛勝雄氏の「敬語教育」の主張である。これは自分自身も「敬語がよくわからないなあ・・・」ということがある。数十年前の日本映画を見ていると、「言葉遣いが今と違うな。美しい!」と思うこともしばしばである。結局自分たちの世代で敬語を駄目にしているのではと思っている。1時間の授業で・・・ということではなく、随時実践可能な分野として、取り組んでいきたいと思っている。

 ※「授業研究」誌に書いた内容は朝日新聞の『花まる先生』に掲載されたものをもとにしている。こちら。ちなみに最新号は日頃お世話になっている、北海道の雪プロジェクトの割石先生である。

|

« 商売上手 | Main | ピンチヒッター万歳! »

Comments

The comments to this entry are closed.