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2009.01.20

ピンチヒッター万歳!

本校では2週間に1回、「朝の読み聞かせ」を地域のボランティアの方が行っている。本学区では、岩手県独自である教育振興運動(学校・保護者・地域が一体となって教育課題に取り組む)として読書運動が40年以上前から行われ、その伝統が続いている。その活動の一つが地域の方による読み聞かせである。

ただ、あくまでもボランティアなので、時々都合が悪い時も出てくる。今日はお一人、都合が悪かったので、私が高学年の読み聞かせに入ることにした。ピンチヒッターである。
朝の巡視が終わった足で図書室に行き、読み聞かせの本を探す。本校の図書室の様子をじっくりと見られるいい機会である。仕事が増えると必ずメリットがある。(そういう風に考えている?)

いくつか候補があった中で選んだのが「ともだち」という本。「谷川俊太郎・文、和田誠・絵」という部分にも惹きつけられた。1ページ1行か2行の詩なのだが、子どもたちの心に入る詩がたくさんある。

「ともだちってかぜがうつってもへいきだっていってくれるひと」
「しっぱいをわらわれたらどんなきもちかな」
「けんかはしたっていい、でもひとりをたくさんでいじめるのはひきょうだ」
「おかねもちのこ まずしいこ、どうしたらふたりはともだちになれるだろうか」(外国の子どもの写真2枚)

 こんな詩がたくさん。教室にぜひ置いておきたい本である。
 私も読みながら、「この本は道徳や社会の授業にも活用できそうな本だなあ・・・」とそのよさを感じていた。読み終わってから、予定にはなかった感想を聞いた。「詩を聞いて、自分が思い出したこともあった。でも、〇〇くん、〇〇くんはやっぱり友達なんだと思った」というように、子どもたちの心に響いたようだった。

私からは、最後の10ページに世界の子どもたちの写真と詩が掲載されていたので、「6年社会では世界の国を学習します。世界の皆さんと友達になるためには、どうしたらいいか学んでください」と話した。
終わったら、担任の先生に「授業のような読み聞かせでしたね」と言われた。自分の思いも入ってしまった読み聞かせになった。
時にはこういう読み聞かせもいいであろう。ピンチヒッター大歓迎である。

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