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2009.01.26

苦手なものに挑戦

自分には小学校教師として苦手なものが多すぎる。
今までの著書にも書いたが、「字が下手」「絵も下手」「歌も下手」「ピアノもできない」「家庭も苦手」「運動神経もよくない」・・・・とすぐにダメなことはあれこれ浮かんでくる。もっともそれでは子どもたちに申し訳ないので、苦手な分野もかなり本を買ったり、研修に自主参加をした。その結果は「自分はできないが、教えることはできるようになった」という教科も出てきた。
これらは「努力を継続する」という習慣を身につけることとなった。また、「苦手な子の気持ちを理解する」ことともなった。何が幸いするかわからない。

さて、教頭職となってやはり「苦手で困ったなあ・・・」と思ったことが二つあった。

一つは賞状の記名である。字が下手なのに、賞状の名前を書かなければいけない。多くのコンクールは賞状だけ配付され、「記名は学校で」というパターンである。慣例で教頭が書くことが多い。これらはその子の名前を分析し、かなり練習してから書くようにしているので、何とかできている。(未熟で子どもたちには申し訳ないのだが・・・)

もう一つはスキーである。岩手は雪国なのだが、たまたま今までの24年間は学校ではスキー教室がなかった。大学時代も縁がなかった。プライベートでも縁がなし。一回もしたことがなかった。一生縁がないと思っていた。興味もなかったので、それでいいと思っていた。
本校に赴任して行事計画を見たら2月5日に「スキー教室」とある。雪の多い地域だから、「ああそうか」と思った。でも担任ではないから、あまり気にかけていなかった。
しかし、冬になってから職員室の話題はスキー教室のことが多く出るようになってきた。聞けば、学校裏の牧場で数時間どの学年も練習するという。予想以上に力を入れている。
例年、教頭も子どもたちの指導にあたるという。明らかに子どもたちの方が上手なのに、「指導」はない。
苦手(というより未経験)なものを最初から拒絶するのもよくないなあ・・・。今年だけではなく、毎年ある行事だからなあ・・・と思い、スキーにチャレンジすることにした。(運動神経がよくない者にとって、新しいスポーツをすることはまさにチャレンジなのである)

今日がさっそくその日。2年生の指導の時間に混ぜてもらい、校長先生に子どもと一緒に教えてもらった。予想通り、何度か転びながらも少しは進歩をした。
考えてみればこれはなかなか得難い経験だった。年をとればとるほど、「初めての経験」は少なくなる。それができたわけだから。日ごろの運動不足解消にもなるし、何よりも少しずつ上達する喜びを感じる。さらに靴をとった時の解放感は、登山した後に登山靴をとった時の感覚(大学時代のワンダーフォーゲル部)を思い起こした。
初めての経験は次々と自分に刺激を与えるのだ。
明日も前向きに取り組むことにしよう。

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