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2009.02.28

作家の文章の魅力

新幹線に乗る。いつものように「トランヴェール」(JR東日本発行)を手に取る。すでに3月号だ。
冒頭にある作家の文章が好きである。
今回は岩手在住の直木賞作家・高橋克彦さん。一戸町にある御所野遺跡を取り上げている。
同じ二戸教育事務所内にあるということで、「おお、すごい」と思わず読み始める。もっとも本校とは50km近く離れてはいるが。

作家の文章はやはりいい。限られたスペースの中に、遺跡の雰囲気が魅力的に表現されている。

なんだかわくわくして渡れば、この出口の策にいきなりのどかな縄文ノセ会が出現する。派手なものはなに一つない。
復元された竪穴住居がいくつも広い空の下に点在し、静かな小川が流れ、豊かな森がある。実に見事な演出で思わず吐息が出る。いや、吐息と言うより笑顔だろう。本当の平和な世界に時空を飛び越えて訪れた喜びに満たされる。

このような文章を読むと、実際に訪れてみたくなる。いつも実家に帰る時に通っている国道4号線に入り口の看板がある。通常は金曜日の夜か日曜日の夜しか通らないが、昼通る時にいつか訪れよう。そして、「縄文時代の幸福感」を感じてみたいものだ。

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2009.02.27

 「経済教育」と「ワークショップ型授業」

今日は、県の中学校社会科教育研究会の学習会に参加した。
常日頃、先生方に「どんどん希望する研修に出掛けてください」と呼びかけているが、今年度のラストに「では、自分も」ということで、行かせていただいた。

二十数名の参加。学生さん以外は皆男性教員という、いつもの社会科教師の研修会だった。会場の雰囲気が黒っぽいのはしかたなし。(以前家庭科の研修会に参加した時は会場がとにかくカラフルな雰囲気だった。)
今回は自分が今まで実践していない分野。キーワードとして「経済教育」と「ワークショップ型授業」が身近になったことが大きかった。
経済教育ネットワーク」のPRをされていたが、そのWebに「金融教育」「消費者教育」「起業家教育」「キャリア教育」「環境教育」等々、今まで実践してきた分野がずらり。新たな分野が開けそうな予感がある。こういうヒントを得るためにやはり研修会にはどんどん参加すべきなのだ。

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2009.02.26

小規模だからこその児童会活動

今日昼休み2年生に入ったら、「今日、放送当番なので行ってきま~す」と一人に子が放送室に給食をもって出掛けた。昼の放送に耳をすますとなかなか上手にアナウンサーをしていた。
実は本校は3年生から委員会活動を行う。今の時期は来年度のために、先行的に活動をしているのだ。だから、2年生が放送していることとなる。

このような経験は子どもたちにとって、とてもいいことである。低学年のうちから、いい経験をすることができるし、何よりも「学校のために役立っている」という意識を高めることができる。
そういえば、この間の児童総会でも1年生が堂々と発表していた。通常であれば、1年生は児童総会には出席しない。それが出席するだけではなく、発表までしている。いい経験である。

このような機会を与えられるのもやはり小規模校だからである。委員会、児童総会と低学年から参加できる児童会活動である。子どもたちは先輩方から仕事を教えられ、その学年なりにがんばろうとする。成長をするのは確かだ。

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2009.02.25

イチローのニュースから

WBCが話題になっているようである。もっとも平日のテレビのスポーツニュースで知るぐらいだが。
話題の中心はやはりイチローのようだ。

そのニュースで印象的なシーンを見た。通算の安打記録を持つ張本氏が、イチローの練習風景を見ていた。そこにイチローがやってきて、挨拶をするシーンだった。
張本氏とイチローの会話。

イチロー「教えてください。バッティングを」
張本「教えることは何もないよ」
イチロー「人間的なことを教えてください」

張本氏の言ったことは本音だと思う。教えることがある人は、いないのでは・・・と想像する。それでいながら、イチローは「教えてください」と言っている。むろん短い会話であるし、ふだんから大先輩に対しては、そのように言っているのかもしれない。それにしても、バッティング技術とメンタル面を向上させようとする姿勢がこの会話から感じられた。
張本氏は「イチローは先頭に立ってランニングをしていた。一人だけ半袖だった」と話していた。きっとその態度から、後輩たちも学ぶであろう。
このエピソードから自分が学ぶことも多い。

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2009.02.24

校務の情報化の大切さを痛感した

今までの勤務校は学校に支給されるパソコンは管理職等、一部に限られていた。
現任校に来て、初めて学校のパソコンのうち一台を専用で使うことができるようになった。校内ネットワークもできている。「市町村でこんなに違うのか・・・」と思った。私物のパソコンを学校で開く機会は少なくなった。

かなり便利なのだが、今週は「校務の必需品」と痛感した。同僚で身内の不幸があり、今週学校を休むこととなった。同じ管理職なので、学校文集、PTA関係等々、共同で進めていた仕事もあったし、その先生が運営する会議や発行物もあった。先週情報交換していたことをもとに、各種ファイルを検索したり、編集したりして、昨日、今日と仕事を進めた。不明の部分は昨年度までのファイルを参照した。
これらは校内ネットワークができているからこそ。できていない学校だったら、仕事が進まず大変なことになっていた。家での持ち帰りの仕事でも睡眠不足になっていたに違いない。
今週はプライベートでも書かなければいけない原稿や準備がある。それらには全く手をつけられなかったであろう。
その点ではまさに必需品である。一度こういう経験をしたら、もう以前のしくみには戻れない。

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2009.02.23

高校1年4月

小中併設校ということで、中学校の卒業文集の執筆依頼を受けた。
これは初めての経験。しかも、仕事柄、中学校3年生とは十分に話したり、何かに取り組んだり・・・ということはない。
そこで、自分の高校1年生の4月のことを書くこととした。
子どもたちが目の前に控えていて、期待感と不安感の両方があり、少しでも参考になれば・・・・という思いで書いた。

    高校1年の4月

 私の高校1年の4月。もう32年も前のことだ。王選手が通算ホームラン世界一となり、映画では「ロッキー」がはやった年だ。

 自分の中学校から同じ高校に進んだのは十数名。1クラスに2名ほどだった。最初は友達もいなくて淋しいものだった。
 しかし、クラスメートに声をかけると、今度はクラスメートから声をかけられた。ニコッと微笑むと相手も微笑む。そのうち、何人もかけがえのない親友もできた。今も年賀状の交換をしている。
 あとで、これが「鏡の法則」だと知った。つまり、自分が相手に好意的な態度をとれば相手も好意的な態度になる。逆も然り。こちらが避ける態度をとれば相手も避けるようになる。まさに鏡のようだ。

 高校=青春時代(そういう歌も流行っていた)と思っていた自分は、すぐに軟式テニス部に入っていた。中学校でもしていたからだ。
 スポーツ店にラケットを買いに行き、なぜか「快活」という文字の入ったものが気に入った。当時ラケットに文字の入っているものは珍しかった(今も?)。
 それを使っているうちに、先輩から「快活」と呼ばれるようになった。「おい、快活。元気か?」という具合だ。不思議なもので、「自分は快活だ」と思うと、本当に快活な気分になるようになった。「プラスの思い込み」かもしれない。でも、それは大事なことだ。自分を元気づけるのは自分なのだから。

 3年生の皆さん、ご卒業おめでとう。皆さんと同じ頃の自分を思い出しました。自分を元気づけるのは自分です。鏡の法則を忘れずに、いい青春時代を過ごしてくださいね。

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2009.02.22

雪像作り活動

今年度。雪深い学校に赴任になった。
「子どもたちは冬になったら雪で遊ぶのだろうなあ・・・」と思っていたら、違っていた。
というのも、冬休みに校庭が予想以上の雪で埋まるのである。一番多い時には、鉄棒まであと10cmというところまで迫っていた。(写真参照。右側が小学生用鉄棒。左は中学生用)002
深すぎて子どもたちは遊びにくいのである。ちなみに学校の裏は屋根から落ちた雪が人の高さぐらいになっている。
それでも校舎のわき等で雪だるまを作って子どもたちは遊んでいた。

そこで、「何とかして外で遊ばせたい」と保健担当者は考えて「雪像作り」を企画した。
授業時間はとれないから、休み時間等を利用してグループごとに話し合い、製作をする。果たしてどうなるか・・・と思ったら、これが大ヒットだった。
休み時間ごとに子どもたちが外に出て、汗だくになって作る。かまくら、巨大ケーキ、お城、すべり台等々・・・一生懸命に取り組んだ。途中の休日で気温が上がり過ぎて融けてしまうというハプニングもあったが、金曜日の発表会は大変盛り上がった。教師チームの作品のすばらしさも光った。むろん、「冬でも外で遊ぶ」というねらいも達成した。

今回の取り組みで学ばせていただいたことがいくつもあった。
・弱みを逆手にとった取り組みを考える
・休み時間でもヒット企画なら子どもたちは意欲的に取り組む
・教員自らが取り組むことで子どもたちも燃える・・・等々
今回の成功できっとこの活動はこれからずっと続けられるであろう。来年度が楽しみである。

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2009.02.21

あえて地域を回る

卒業式まで1カ月を切った。
教頭の仕事として保護者および来賓に案内を出す。
来賓のうちの十数名は地域の方々である。そのうち、児童や生徒の保護者には子どもにお願いするが、その他については直接自宅を訪れて配付することにした。
今までは近くの子どもたちにお願いをして・・・というようにしていたし、けっこう広い学区で雪も深いので時間もかかる。

しかし、今回は直接配付をしたいと思っていた。来賓の皆さんの家をしっかりと覚えるということもある。学区を改めて見てみるということもある。教頭は地域との窓口と言いながら、意外と地域を回る時間も限られている。
そして、何よりも来賓の皆さん(場合によっては家族)に直接「ぜひ卒業式にいらしてください」と直接お話をできるのが一番と考えたからだ。確かに「いや、わざわざどうも、どうも」「ご丁寧に」と直接言われると訪れた甲斐があるものだ。

「地域のよさ」を知るためには当然地域をフィールドワークしなければわからない。「いつかは・・・」と思っていて、もう1年近くが経ってしまう。春になってから、改めて地域のよさを本格的に調べてみよう・・・そんな気ににもなった地域回りであった。

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2009.02.20

春野家ケータイ物語

本校にも届きました。待ちに待った「春野家ケータイ物語」の申込み案内が。
Webには次のように書かれています。

『春野家ケータイ物語』は、ケータイをめぐる情報モラルの学習を行うために、独立行政法人メディア教育開発センターとNTTドコモが共同開発した、映像教材です。
この教材のDVDには、ケータイをめぐる様々なトラブルに巻き込まれながらも、家族や仲間と話し合い、助け合いながら解決していく全8話のドラマが収録されています。

研修会でこのDVDを部分的に見る機会があったのだが、これは間違いなく「授業ですぐに使いたい!」と思うようなものだった。しかも無料である。それだけに案内が来るのが待ち遠しかった。
個人ではなくあくまでも学校としての申込みなので、校長に報告。3月に授業ができそうである。

特徴については先のWebに書いているが、K3プロジェクトの現場の先生方の活用レポートがあるので心強い。来年度は校内研修会(自主的な)でも活用できそうだ。

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2009.02.19

本校のICT活用・1年間の象徴

今日は今年度最後の授業参観日。1時間の授業を保護者に公開し、懇談会で終わりである。
キャリアが一番少ない担任の先生が15年目。中堅やベテランの先生方であるから、授業参観の内容は当然お任せである。

私も一部授業参観して、ICT活用の視点から見ると目を見張ることばかりだった。

まずは4学級中3学級が実物投影機とプロジェクタで活用していた。本校の実物投影機は3つ。フル活用である。
それほど活用が今まで多くなかったベテランの先生も、「今日は1年間の出来事を思い出させたいから、写真をたくさん見せたい」と印刷してきた写真を次々と提示していた。子どもたちも、「そうそう・・・」といい反応をしていた。

よく使う先生は、子どもたちが実物投影機で写真プレゼンをしていた。自分たちが製作した「本校のうがいの取り組み」のニュース番組だった。シナリオと写真と音楽がぴったりだった。子どもたちも実物投影機を使った発表に慣れていた様子が伺えた。

教室に常置している先生は実物投影機だけではなく、動画もパソコンで提示していた。実物投影機とパソコンの切り替えも実にスムーズ。

繰り返すが、3人の先生方に「参観日には実物投影機を使って」といったことは一切言っていない。しかしながら、3学期に一番大事だと思われる授業で、それぞれ学習目的に応じて効果的にICTを活用していた。むろん、私のサポートなどは不要だった。
これがこの1年間の本校のICT活用の広がりを象徴しているなあ・・・と教室を周りながら、一人感銘を受けていた。嬉しい授業参観日であった。

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2009.02.18

東北青年塾の記録

14日の授業づくりネットワークセミナー(東北青年塾)から4日たった。
その時の記録が次々にアップされている。セミナー終了後の精力的な活動に敬意を表したい。こちら

これらを読むと実に満足度の高いセミナーだったことがわかる。
先日このブログで話題にした上條先生と赤坂先生の対話型の記録も出ている。
この時に初めて知ったのが、赤坂先生の高学年の時の担任が特別活動の世界で有名な橋本定男先生だということ。これには驚いた。
ちなみに自分の担当は写真。工夫はしても、なかなかいいものは撮れないものである。

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2009.02.17

リズムが合うと仕事しやすい

今年度は町学校保健会の会報の仕事をしている。例年、どこかの学校の教頭が輪番で行っている。
もともと編集の仕事はどちらかというと好きな分野である。昨年度の学校のPTA広報の4回分の担当も充実感があった。

今回の会報は年2回の発行である。2月が2回目の発行月。
4人の方に原稿執筆を依頼した。
皆さん、締切前に余裕の原稿提出。紙媒体で来たものをデータ化したり、データで来たものを統一できるところを行ったりして、印刷業者さんに依頼。ここからが、いいリズムだった。

まず印刷業者さんからの一稿が予定より2日早く昨日送られてきた。
今日、執筆者に校正を依頼。そうしたら、早い方は30分後に修正分が送られてきた。残りの3人の方も続々と来て、3時間後には全員から返信が届いた。文書が届いて、「その場主義」ですぐにやってくださったのであろう。
このリズムが自分にも移り、私も業者さんに校正分を依頼した。きっと明日の午前中には二稿が送られてくるであろう。再チェックで、もう明日中に印刷依頼となりそうだ。

今回の会報に関わって、一人残らず同じリズムで仕事が進んでいることが、いいペースを作っているのだと思う。この「一人残らず」という点がポイントだと思う。そして、その影響は他の人にも移る。今日の自分がそうだった。
これは逆も真実であろう。一人遅い人がいて、そのために仕事が遅延する。仕事のリズムが悪い人がいれば、他の人にも移る・・・・。いいリズムを移せるような仕事をしたいものである。

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2009.02.16

強みを生かすことに気付く

何度か書いているが、岩手には教育振興運動がある。本町の各学区には教育振興会があり、教頭が事務局を務めている。
自分も昨年度の活動例に倣って、今年度の方針を立て、何とか務めを果たしたと思っている。あとは会計だけだ。

さて、今日、その教育振興会会長が来校され、来年度の方針について雑談風打ち合わせをした。その中で、「どうして気付かなかったのだろう?」と思うようなヒントをいくつもいただいた。

・「以前は教育振興会の通信があった」(通信発行か・・・。自分の好きな分野なのにどうして思いつかなかったのだろうか。)
・「本学区を離れた人のためにもHPやブログをやってみてもいいのでは」(学校HPのことばかり考えていたけど、制約のあまりないこういう会のブログなら、「地域のよさ」は伝わりやすいだろうなあ)
・「地域の老人クラブ等に出向いて、学校とつなぐ活動を・・・」(「学校に来てもらおう」と思っていたけど、厳しいのなら出向けばいいのだ。確かに)

聞けばきくほど、自分の強みを生かすことだと感じた。学校の仕事では、「強みを生かす」ことをかなり意識していたが、教育振興会ではあまり考えなかった。自分の強みとは関係ないと考えたからか。
いやいや、制約の少ない会だからこそ、自分の強みをかなり生かせそうと今日感じた。
上記の他にもいくつかヒントをいただいた。来年度の企画の活動がたいへん楽しみである。
(通信は新たに別のもの一つを考えている。上記のものを入れると4種類。それぞれ月1回の発行でも、トータルで週1回の発行となる。これは嬉しいことだ。)

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2009.02.15

質問型・対話型が内容を深める

2日連続、似た光景を目にした。
質問型の授業スタイル、対話型のセミナースタイルがそれぞれその内容を深めているという場面である。

質問型は13日の食育授業。養護教諭にブドウ糖とそれが入った食べ物について授業していただく時間をとっていた。通常であれば、資料を使った「説明型」となるであろう。それを「質問型」でお願いをしていた。子どもたちから出てきた質問に答えるという形である。その方が子どもたちの学びが深まるということを、「質問がメインの授業」で体験していたからである。
最初は私から「ブドウ糖とはどのようなものなのですか」「どんな食べ物に入っているのですか」といった簡単な質問をした。その後子どもたちから、いい質問が相次ぎ、養護教諭も自分の知識や用意していた資料から適宜提示して紹介をしていた。臨場感あふれる場面となった。

対話型は昨日のセミナー。最後にゲストの赤坂先生(上越教育大学)に上條先生が「赤坂実践の特徴と由来」について聞くものである。その引き出し方が上手で、赤坂実践に係わる重要なヒントをいくつも知ることができた。(上條先生のブログにも書かれている)

どちらも「質問型・対話型」のよさを感じた。このスタイル、いろいろな場面に応用できそうである。

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2009.02.14

「ネットワーク」誌に書評

価値ある出会いが教師を変える」が発刊されてから、2カ月近く。今も感想メールをいただいたり、ブログでの感想を拝見したりする。有り難いことである。

今月は「授業づくりネットワーク」3月号の書評に取り上げていただいた。「教師としての生きかたがよく伝わってくる。佐藤氏の教師としての学び・成長に心がふるえる」という書き出しで、1ページにわたってご紹介いただいた。具体的なエピソードとして、有田和正先生との出会いと佐藤学級の授業を見ていただいた場面が書かれている。

この書評を書かれたのは上條晴夫先生。授業づくりネットワーク代表であり、現在は東北福祉大学の先生である。今東北青年塾でご一緒させていただいているが、上條先生との出会いも価値あるものであった。上條先生の勧めにより、学習ゲームやミニネタの実践に取り組むようになり、編著も出させていただいた。
そういう先生に書評を書いていただいた。
お世話になった先生に今もご教示いただいている。その幸せを感じている。

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2009.02.13

やはり充実感

今年度2回目の学習指導案を書いた授業。昨日お知らせした通り食育の授業である。
授業が終わったあとに、知的充実感を感じた。担任時代に研究授業や公開授業をする度に感じていたあの感覚である。そういう時には授業について、たくさん話題にしたいモードになる。
今日も東京から来校された3名の参観者の皆さんと授業について懇談。

・デジタルコンテンツのよさ
・学習の目的意識のもたせ方
・ゲストティーチャーの専門性を授業の中でどう生かすか
・食育ならではの「食べる」活動(ブドウ糖)
・発信活動の工夫・・・・等々

最後の発信活動は今回は「4コマ紙プレゼン」。子どもたちは初めてだったが、今日の学びを的確に、時には教師の発想を越えて書いていた。このようなことがあるから、授業はやはり楽しいのだ。
子ども相手の公開授業(自分の場合には研究授業にはならない)を今年度は2回もさせてもらった。有り難いことだった。来年度は立候補での自主研究授業もできるであろう。授業の腕を維持するためにも必要なことである。

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2009.02.12

授業にこだわる

管理職になっても授業にはこだわりたいと思っていた。
可能な限り授業を受け持ちたいと思っていたし、それができなくても自分なりに授業のプロデュースしたいと考えていた。
幸い今年は週に十数時間受け持っている。自分から希望したものが認可された形である。

今週はさらに、受け持ちの時間以外の特別の授業を教材研究をした。
一つは食育の授業、もう一つはユニセフの授業である。どちらも外部と関わりをもつもの。しかも自分が過去に実践した「財産」がある。
明日自分が授業をする食育の授業は、デジタルコンテンツ「食育の時間」を活用するものである。3年前にプロジェクトに入っていたものである。報告書はこちらにある。
今回は新しい単元を実践するのであるが、この過去の実践の考えがやはり役立った。理解させるだけではなく何らかの発信をさせる点、ゲストティーチャーの専門性を生かす点である。

これが今年2回目の学習指導案書き。9月の社会以来である。もともとコンテンツ作成先から参観者が3名訪問する。さらに校内でも参観希望者が出てきた。管理職になっても、このような公開授業ができることを嬉しく思う。

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2009.02.11

教育ルネサンスフォーラム

教育ルネサンスは定期的に訪問するWebである。
昨年10月に名古屋市で行われた「読売教師力セミナー2008」の様子がWebにアップされた。こちら
こういう公開は本当に有り難い。
特に志水先生の「授業力アップへの道」というミニ講演が聞き応えがある。お話だけではなく、スライドも見られる点がいい。その中に書いていた伸びるための鉄則。(以前も似たことを書いたが・・・)

1 自己努力:常に挑戦する
2 本を読む
3 人との出会いを大切にする
4 飛躍する機会をもつ
5 損得なしに動く

1~4までは自著にも書いたが、5の視点は重要だと思う。一流の人は皆、損得なしに動いているなあと痛感している。いや、「他の人のために動く」と言った方がいい。目指してはいるが、まだまだ自分にとっては遠い境地である。

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2009.02.10

機器を常設するよさ

 3学期になり、自分が授業する特別教室に実物投影機とプロジェクタを常設するようになった。今までは隣の2年生の教室に常設しているものを借りていた。一日に3~4時間授業をしているので、機器がかち合って授業変更をしてもらうこともしばしばだった。しかも、隣の学級から借りることとなると、それなりの準備や後片付けの時間がかかる。隣の先生も遠慮して、廊下にある学習コーナーの棚に置く時もあった。これはこれでその先生が不便だったに違いない。

 それが2年生の教室にも常設、自分の特別教室にも常設ということになって、そのよさを痛感している。自分も教頭職であるから、授業時間ぎりぎりに教室入りとなる。それでも常設されていれば、すぐに準備ができる。係が作られている学級なら、すでにOKの状態になっている。
 2年生の学級でも今日補欠授業に入ったら、係の子が机を丁寧に動かし、2人だけでセッティングを終えた。所用時間2分あまり。常設してコードもつなぎっぱなしだからこそ、低学年でもこの速さで終えられる。やはり常設されるのに越したことはない。

 常設している教室は今のところ3つだが、実物投影機だけはあと2台入る予定である。何とか全教室が配置となる。現在未配置の学級がどのように変わるか楽しみである。

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2009.02.09

ネットでラジオも変わった

日曜日の夜に水沢から軽米に移動をしている。
以前は教育関係のCDを聞いたこともあったが、今は冬で雪道。できるだけリラックス+集中して運転している。
最近聞いているのが、ラジオ番組。NHKラジオ第一の「夜はぷちぷちケータイ短歌」がお気に入りである。
別に短歌のたしなみがあるわけではない。聞き手が送る短歌のちょっとしたよさに耳を傾け、それについて出演者がワイワイと談話を聞いていると何となく、単身赴任に向かう自分の気持ちも落ち着いてくる。

今日何げなく、昨日の短歌を見てみたくなってホームページを覗いてみた。やはり、作品自体が掲載されている。なかなかいい。
それと一つ驚いた。番組自体が聞くことができるようになっているのだ。(「前回の番組を聞く」)
ネットでこういうこともできるのか・・・と感心してしまった。

むろん、それでも放送時間に聞くのが一番。やはりライブが大事だ。
ただ、ホームページでもう一度短歌を見たり、聞き逃したら聞けるしくみがあるのはやはり便利である。

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2009.02.08

教育センター

縁あって「教育ながさき」を手にした。
驚いた。著名な方々の原稿執筆。そして毎月発行。
一つの県の教育センターがこのような冊子を発行していることに。
ページ数は多くはないが、逆にその分、特集テーマが際立っている。

さらに教育ルネサンスには研究仲間の本多先生の記事。
こういう元気な教育センターの様子を知ると嬉しくなるし、Webで学びたいと思う。

ちなみに岩手県総合教育センターも四国の広さと同じ本県で出前講座(情報モラル、複式指導等)をしている。本校も先月さっそくその恩恵にあずかった。有り難いことである。

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2009.02.07

「現地に立たなければ」

久々に新幹線に乗って「トランヴェール」(JR東日本発行)を読んだ。東北になじみの深い作家のエッセーがいつも楽しみである。今月は高橋克彦さん。盛岡在住の歴史作家である。十数年前の岩谷堂小時代にトークショーがあり、当時の教務さんとPTAの副会長さんがお話を聞いたことがあった。学区に親戚がおり、よく遊んだという縁だった。

エッセーは、取材旅行はほとんど行かないが、土方歳三の小説を書くために会津若松に行き、考えが変わったことを書いていた。自分にも思い当たる言葉が書かれていた。

・ただ観光気分で眺めるのと、小説の舞台として見るのでは天と地ほど違っていた
・私の頭の中には土方のいくつもの言葉が浮かんだ。書斎に居ては絶対に出てこない言葉の数々だった。
・現地に立たなければ得られない心の働きだ

自分の置かれている状況に響く言葉であった。「観光気分」で他者の実践を見ているわけではなかったが、どこか自分と別世界的な意識で見ていなかったか。現場にいるのに、現場感覚が薄れてはいないか。今日の学習会でさらにこれらを強く意識した。

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2009.02.06

何事にも始まりがある

今週の3日に町の教育振興会の集会があった。各学校とも教頭職が担当者になって、その運動の促進をしている。
その集会の中で、印象的だったことがあった。挨拶や講演の中で、岩手独自の教育運動であるこの教育振興運動の始まりの話が言われたからであった。
きっかけは、昭和30年代の学力テストが全国最下位であり、県をあげてよりよい教育を作ろうということだったらしい。確かにその頃の教育環境はいいものではなかったであろう。
岩手県のホームページには次のように書かれていた。

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◇ 教育振興運動は、学校、家庭、住民等が総ぐるみで、地域の教育課題の解決に自主的に取り組む岩手県独自の教育運動です。

◇ 昭和40年に、県内各地で地域をあげて学力向上のための取り組み(読書運動など)を行ったのが始まりで、以来、本県の教育水準の向上、子どもの健全育成、家庭や地域の教育力向上など、岩手県の教育環境の整備充実に大きな役割を果たしています

◇ 子ども、親、教師(学校)、地域、行政の5者が、それぞれの役割を果たしながら、相互に連携して進める運動です。
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具体的に取り組んだこととして、「学習机を家庭に」「机を購入できないのなら、リンゴの箱を机がわりに」「おみやげはお菓子ではなく本を」といったエピソードがあげていた。40年以上前、我が子のために、親子と学校と地域が一生懸命になって取り組んだ様子が想像できた。

当たり前だが、何事にも始まりがある。自分が担当になっているもので、そういう始まりを知っているか否かということは大きいと思う。この始まりのエピソードを聞いて、本学区に親子読書運動の火を小さくするわけにはいかないと感じた。
形だけ引き継ぐのではなく、理念をどう受け継いでいくか。それが大事だと思った。

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2009.02.05

スキー学習で思う

今日はスキー学習。
今までの勤務校でスキー学習がなかった自分にとっては初めての経験である。
もっとも本校の子どもたちからすると、「今までスキーの勉強がなかったのですか?」と逆に信じられない様子だった。
初めてなだけにいろいろと思うことがあった。

・今日の天気は最高。スキー場から見る景色は本当に美しかった。自然の中にいる喜びを感じることができた。子どもたちは地域の自然のよさを実感できたであろう。

・子どもたちはスキーが上手である。これは学校での練習だけではなく、家の人がスキー場に連れていってくれているからであろう。有り難いことだ。

・地域の指導者の参加は8人。PTA会員が18軒という本校からすれば、半数近くの親御さんである。このサポートも有り難いものだ。

・スキー学習終了後にその指導者の皆さんと反省会。40代後半から20代まで。少人数だからお父さん方も顔なじみ。PTAで「おやじの会」を組織したという実践話を聞いたことがあるが、本校の場合は全く不要。すでに地域で代々引き継がれている。

これらは地域のよさに関わることだと実感。

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2009.02.04

人事交流

昨日文化の交流のことを書いたら、偶然テレビで「岩手と秋田の教職員の人事交流」のミニ特集を見た。ふだん見ないNHK地方版のニュースである。話題にすると情報が入ってくる。
しかも秋田から派遣された先生は、知っている先生だった。みちのく情報教育フォーラムで同じ班になった先生。同じ大学の同期である。情報教育にも堪能ということで、プロジェクタ・マグネットスクリーン・PCが映しだされた算数の授業の様子も紹介された。

もっともミニ特集としてはあくまでも「人事交流」の意義が中心テーマだったので、それらはほんの一部。「学力一の秋田県からきた教員」という点で紹介されていた。違う県から来たからこそ見えてくるものというのは確かにあるであろう。そういう教員から公に声を聞く会もあるようだ。

この北東北の人事交流は2年。なかなか簡単に希望しても、家庭事情があれば厳しいであろう。このような形でなくても、県内の超短期間の人事交流は可能では・・・と思っている。たとえば3日間、県北と県南の学校で交換で勤務してみるというようにだ。数日間学校で実際に働いてみるからこそ見えてくるものもあると思う。

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2009.02.03

節分は落花生?

とある研修会で、「節分の時には落花生をまくでしょう?」という話をしたら、「エーッ」という反応をされた。
これには、自分が「エーッ」となった。ずっと小さい頃から節分には落花生をまいてきたからだ。
「これは文化の違いなのだ」と瞬間的に悟って、その話題からすぐに変えた。

今日は節分。朝テレビを見ていたら、「節分でまくのは大豆?落花生?」という話をしていた。「そうそう、これこれ」と思わず反応する。見やすく全国一覧にしていた。ディレクターさんが調べたのであるから、正確というわけではないが、北海道・東北・新潟はやはり落花生。他は大豆だった。
その理由は、こちらのサイトが詳しい。

自分が「こういうものだ」と信じてきたところに、違う文化を持つ人が入ってきて、「ああ、これは自分のところだけの文化だけだったんだ」と知ることはけっこう多い。
実はこれ、岩手の教育現場の文化でも似ているなと思う。県南部、沿岸部、県北部と3つの勤務地でそれぞれ異なることがけっこうある。交流人事で初めて知る人も多い。そういう意味では、広い範囲で勤務をして県のあちこちの教育的な文化を知ることは、結果的に様々な教育文化が入り込むことになる。意義があることだと改めて思っている。自分が今の学校ですべきことのヒントもある。

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2009.02.02

通信のコメントを書いてもらう

とある新聞を見ていたら、教頭が学校便りに「返信欄」を設けて、保護者とのコミュニケーションを図っているという実践が紹介されていた。
「ああ、そうか・・・」と思った。
というのは自分も学級通信でしていたことがあったからだ。

拙著「学級通信のアイデア40」にも「ミニコメントを募集する」というテーマで次のように書いた。

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 「学級通信の感想をぜひお知らせください」と通信でお願いをしても、保護者にとっては気軽に書けるものではない。でも、数行だったら案外集まりやすいものである。

★ ここがコツ!
1 ミニコメントコーナーを準備する
  「学級通信が100号を迎えました。簡単な感想をお書きください。書いたら切り取ってお子さんに持たせてください」と書いて、4行から5行程度の書き込みスペースを作っておく
2 子どもにもお願いする
  「家の人に『コメントを書いてくれたら先生は嬉しいなあ・・・』と伝えておいてね」とさりげなくPRする。
3 コメント特集号を組む
  一定量が集まったら、コメント特集号を発行することができる。
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同じようなことが学校便りでも実践できる。(学校便りは本校は教頭が書いている。)
結局担任時代の実践がそのまま「教頭の実践」でも応用できるということを確認した。特にこの通信という分野では、まだまだ工夫できるのでは・・・と思っている。
なお、このミニコメントの実践等は住友生命の「職員室」というリーフレットに連続で掲載されている。有り難いことである。

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2009.02.01

このごろの読書から

この頃の読書も相変わらず原稿絡みの本が多いが、それはそれで目的をもって読んでいるので意義がある。それらの中から・・・。

■「子どものやる気と集中力を引き出す授業30のコツ」(上條晴夫著・学事出版)
以前メルマガでミニ原稿を書いていた時に大変参考になった書。授業成立のための基礎技術を考える基本的な視点を学ぶことができる。

■「上手な登校刺激の与え方」(小澤美代子・ほんの森出版)
原稿のために参考にさせていただいた本。本校には不登校の子はいないし、自分自身も十年以上そういう子は受け持っていない。しかし、予防のための実践や現実に起こった場合への対応としてこのような本を読む機会を得たということはよかった。事例別の対応になるほどと思った。

「「授業力向上」実践レポート」(千々布敏弥・教育開発研究所)
 前任校とも少しだけ関わりがあった千々布氏編集の新刊。校長先生方が各学校での実践の奮闘記を記している。少しだけの関わりから前任校の校長先生も執筆された。ワークショップ型研究会の運営に関わっての原稿である

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