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2009.02.07

「現地に立たなければ」

久々に新幹線に乗って「トランヴェール」(JR東日本発行)を読んだ。東北になじみの深い作家のエッセーがいつも楽しみである。今月は高橋克彦さん。盛岡在住の歴史作家である。十数年前の岩谷堂小時代にトークショーがあり、当時の教務さんとPTAの副会長さんがお話を聞いたことがあった。学区に親戚がおり、よく遊んだという縁だった。

エッセーは、取材旅行はほとんど行かないが、土方歳三の小説を書くために会津若松に行き、考えが変わったことを書いていた。自分にも思い当たる言葉が書かれていた。

・ただ観光気分で眺めるのと、小説の舞台として見るのでは天と地ほど違っていた
・私の頭の中には土方のいくつもの言葉が浮かんだ。書斎に居ては絶対に出てこない言葉の数々だった。
・現地に立たなければ得られない心の働きだ

自分の置かれている状況に響く言葉であった。「観光気分」で他者の実践を見ているわけではなかったが、どこか自分と別世界的な意識で見ていなかったか。現場にいるのに、現場感覚が薄れてはいないか。今日の学習会でさらにこれらを強く意識した。

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