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2009.03.16

カーナビ親

ラジオで新語紹介というコーナーがあった。
そこに出てきた言葉で「カーナビ親」ということがあった。我が子の進むべき道を指図し、その通りリードする親ということのようだ。マイナスイメージとして使われているようなので、改めて検索してみた。
どうやら日本経済新聞(1月9日)の記事で使われている言葉らしい。

 ・定義…子どもの進路をカーナビのように案内・指示する親
 ・長所…短期的な処世術を子どもに教えられる
 ・短所…子から失敗体験を奪うため、自己決定力が身につかない
 ・盲点…あくまで我が子中心。社会変革への視点を欠く
 ・背景…派遣社員など非正規雇用の増大、雇用不安を反映

そうそう、確かに長所もあるだろう。特に未来が不安なご時世だったら尚更だ。しかし、短所もその通り。逞しさは身につかないであろう。

ふと連想したのは、「カーナビ教師」だ。少し変えてみると、次のようになるのではないか。

 ・定義…子どもの活動をカーナビのように案内・指示する教師
 ・長所…短期的な活動術を子どもに教えられる
 ・短所…子どもたちから失敗体験を奪うため、自己決定力が身につかない
 ・盲点…あくまで我が学級が中心。その子の長期的な視点を欠く
 ・背景…学級崩壊への不安、学級や児童の問題の過度の意識化を反映

管理職になってみると、子どもたちの失敗体験に対して、自分がゆとりをもたずに対応していた時もあった・・・と気付く。新学期等で、学級を規律あるものにするカーナビ化は必要であるが、過度のカーナビ化はマイナスになる。教師にそのまま当てはまる「カーナビ親」の視点だと感じた。

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