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2009.05.31

管理職と教諭の感じ方の違い

昨日の話の続き。
栃木県でも「「教員の多忙感に関するアンケート」報告書を今年の3月にまとめている。こちら
「教育新聞」に紹介されているのだが、ここで管理職と教諭の意識の違いが明確な項目がある。

■あなたの学校では、学校運営や職務の改善に向けて検討する場が設けられていますか。
 「はい」の比率・・・・管理職 46.7、教諭 21.1

■あなたの学校では、対応が難しい児童生徒の指導に関して、組織的な対応がとられていますか。
 「はい」の比率・・・・管理職 62.2、教諭 24.1

■あなたの学校では、地域や保護者からの対応が難しい要望に対して、組織的な対応がとられていますか。
 「はい」の比率・・・・管理職 43.3、教諭 16.7

管理職と教諭では、2倍以上の意識の差がある。全て管理職の方が高く評価している。
これは「管理職は学校運営検討の場を設けたり、組織的な対応をしているつもりである。しかし、教諭は管理職ほど感じていない」ということである。「なるほど」と思った。
この結果から、いくつかのことを考えた。

・管理職は「場の設定」「組織図を作成」しただけで、対応していると思っていないか。それらが機能しなければ意味がない。
・検討する場が実際設けられ、改善に向けて話し合われてていても、結局今までと変わらなければ「検討する場」の意味がないと感じるであろう。(「これからは〇〇ということを意識しながらやっていきましょう」といっても、実際に変わらないという経験は確かにある)
・組織的な対応といっても、人的、時間的に限られている。教諭からすれば「もっと」と感じても、学校事情を考えれば難しいと思っているのではないか。
・「どうしてほしいか」と教諭に要望を聞くことが少ないのではないか・・・等々。

これらの考えたことは、そのまま自校での対応のヒントになる。1学期には学校経営反省がある。その時に先生方にアンケートはするものの、それらの結果を待ってはいられない。このような資料から、得たヒントを実践していかなければ・・・と感じている。

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2009.05.30

「やめる・へらす・かえる」

たまたまであるが、ここ数日で2つの教職員に関する多忙化の資料を見る機会があった。
岩手県のものと栃木県のものである。この手の調査は多くの都道府県で行われているようであり、別の県の資料も以前に見たことがあった。調査方法も結論も似ている部分が多いのであるが、一通り全部目を通すようにしている。
それは資料等に仕事のヒントとなるものが出ていることが多いからである。
たとえば、我が岩手県。こちらのサイトである。資料編をダウンロードすると、「カイゼンのキーワード」が出てきた。「仕事の改善ルール」という本からの抜粋とのこと。
プロローグから、改善とは「小変」である、改善とは「手抜き」である、改善とは「手っ取り早くやるもの」というように通常とは違った発想が出てきている。確かに、「小変」と考えれば、どんどん実行できそうな気がする。「手抜き」でも成果が同じであれば、余力を別の成果向上のために使えるということだ。

さらに読んでいくと、「改善の三原則」が出ていた。
ここは資料から引用する。

---------
改善を成功させる「やめる・へらす・かえる」
忙しいからこそ、「やめられるものは、やめる」、「へらせるものは、へらす」、「へらせなければ、かえる」
1 や め る
・ 不要なものは「やめる」
・ 改善したいと思ったら、まず「やめる」
・ 困ったときは、まず「やめる」
・ 全面的にやめられなければ、部分的にやめてみる
2 へ ら す
・ やめられなければ、「へらす」
・ やめられないものは無理してやめない。へらす!
・ 回数、頻度、枚数など、定量化・数値化できるものが対象
・ 不良、不便、不都合、不快、不安、不安全などを「へらす」
3 か え る
・ へらせなければ「かえる」
・ 順序、手順、位置、場所、色、形、材質、部材、担当、部門、 あらゆるものが「かえる」の対象
---------

そうなのだ。キーワードはシンプルな方がいい。昨年度は職場でいくつかのことをやめたり、へらしたりした。今年はその視点からすれば、まだ何もやっていない。(自分の仕事のしかたでいえば、実践しているのはあるが)
自分にはそれを実践できるチャンスがあるのだから、カイゼンしていこうと思う。
次のようなメッセージもあるのだから。
「改善を伸ばす上司か台無しにしてしまう上司か、違いは、改善=小変を理解しているかどうかだけ」

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2009.05.29

「明日の教室」第2巻発行

明日の教室」第2巻が発行されました。
私自身は第一巻で執筆したものの、今回は執筆はしていません。
しかし、この本が楽しみでした。というのも、「学級をつくる」という内容だからです。
担任の大きな仕事は「授業」と「学級」です。私は、「授業」は週に十数時間受け持っています。しかし、担任ではないので、「学級づくり」の実践はできません。この状態を続けていれば、学級づくりについて考える機会はほとんどなくなるでしょう。自分たちの世代の役目として、自分が学級づくりで行ってきたことを伝えたいという思いがあります。そのためにも、学級づくりも「オン」の状態を少しでも維持したいと思っています。
そのための参考になる本に間違いありません。
いたってシンプルな目次ですが、それはポイントが絞られた充実した内容だと推測します。来週には本が届きます。読むのが楽しみな1冊です。

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2009.05.28

心に残る言葉を拾う

仕事に追われていた4月。運動会に向けて全力投球していた5月。それらが終わって、今週からはいくらか時間的にゆとりが出てきた。今まで余裕がなくてできなかったファイル整理や校内巡視、そして送付資料に目を通すことができるようになってきた。

送付資料の中で県の副校長会の総会資料が目にとまった。通常であれば総会資料は、事務的な内容が多いのであるが、ここには特別講演の資料が掲載されていた。現場出身の大学の先生のものである。
いくつもの印象深い言葉が書かれていた。

・研究をしている教師は子どもたちと同じ世界にいる
・教師自身が学び続けていないと、教育意欲はいつのまにか落ちてしまう
・常に「学習能力」を高めるための努力をする教員集団でありたい

全て校長時代に教員向けに書かれたメッセージである。基本的に「学び続けよ。それを教員同士で語り合え。そうでなければ子どもたちに教えることができないだ」ということであろう。
改めて今の自分を振り返る。自分自身で学び続けていても、それらを集団として話し合っているかといえば違う。いろいろと話しはするが、あくまでも仕事の運営が中心。そういえば、今年は出したいと思っていた教員向けの通信も今だ発行できていない。
資料を読みながら、自分の不十分さを感じる結果となったが、逆に言えば、今までそういうことすら振り返られなかった。来週はもう6月。2カ月遅れではあるが、今年の初心を思い出して新たなスタートを切ろうと思った。

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2009.05.27

「親切、丁寧が仇に」

「親切、丁寧が仇に」
今日の職員会議で校長先生が話された内容の見出しである。
「教育ジャーナル2008」11月号の特集である。
見出しに関わる内容は、聞く力を育てるための指導法であるが、翌日の連絡を徹底させるために親切に書いたり、お便りに書いたりする。その丁寧さが力を育てるために仇になっているのでは・・・ということである。
確かに連絡を徹底させたい気持ちはよくわかる。重要事であれば、なおさらである。連絡帳に書かせた上で、その日の帰りの通信に書いていれば、子どもたちは「ほら、通信に書いているよ」と言って終わり・・・ということもあるだろう。
さらに世の中全体も「丁寧で優しくなった」とその特集には書かれている。電車の視覚情報はそうだろうし、時刻表や乗り換えのアナウンスに注意しなくてもケータイでわかる。自分もいろいろなところでデジカメを使って、記録化している。

この話を聞いて思い出したのは、「一言少なく一手少ない指導」という有田先生の言葉である。「楽しい授業づくりの技術」という本の中に書かれている。
確かに何でも指示したり、丁寧に説明したりすることで子どもたちは一見うまくいくように見える。しかし、指示待ちになったり、自主的に行動できなくなる・・・ということもある。大事なのは、見た目よりも「どういう子を育てるか」ということである。
今まで優しくしたり、丁寧に言ったりしていたのを「一言少なく言って少なく」することによって多少の混乱が出てくるかもしれない。それでも、子どもたちの成長を考えたらこの指摘は重要である。

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2009.05.26

おすすめメルマガ

2005年5月~2007年3月までメルマガの編集をしていた。
授業成立プロジェクトというものである。
2007年4月に中村編集長にバトンタッチした。そして、さらに2年がたち、メルマガがリニューアルされた。

「こだわりの教育技術」「学習ゲームで学力を育てる」「若手教師の悩みと答え」「楽しい言語力の指導法」「特別支援教育」「”授業成立”で眠れないあなたのための読書ノート」というように読み応えのある連載がスタートしている。その内容の豊かさに毎回じっくりと読ませていただいている。おすすめのメルマガである。
購読やバックナンバーはこちら

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2009.05.25

電話に注意

平日の代休は貴重だ。運動会と文化祭の年に2回しかない。
教諭時代は、夏休み等の長期休みで年休をとれたが、今は別。ということで、病院に行ったり、銀行関係を回ったり、市役所に行って手続きをしたり、清掃事業所にゴミを運んだりとフル稼働だった。合計9ヶ所も行ったことになる。
これだけ回ると、自然と「対応の違い」が入ってくる。「お役所や郵便局は昔と違うよなあ」と思いながら帰ってきた。

ただ、某所の対応は考えさせられた。受付が電話の対応をしていたのだが、相手がお年寄りらしく大声で話している。しかも、「そうじゃなくて、番号だよ」と友達言葉を使う。お客さんでも知っている人だから親しみを込めているのだろう。なかなか理解してもらえないらしく、大声はますます大きくなる。むろん、その方は業務に一生懸命なのだ。
そうなると、聞いている私たちもあまり愉快ではない。同じように感じている人がいるのもわかった。

また、とあるところでは大変混雑していた。それでも窓口業務の方は静かに集中して対応していた。ところが、後ろの席から、「いやいや、どうも」という笑いながら電話対応の声。お得意様との雑談も入っているのだろう。それがけっこう長く続いた。「笑っているより、この混雑を何とかしてくれ~」と思ってしまった。

共に電話対応の例だ。ふと自分を振り返る。職員室にいれば電話番は自分。似たような対応をしていないだろうか。気をつけているつもりでも、知っている方との話だと雑談風になる場合もある。
前の職場では、職員室が賑やかすぎて、電話中の先生が「静かにしてください」大声で言ったこともあった。電話中に気遣いは必要とわかっていても「つい、うっかり」ということなのだ。
改めて注意しなければいけないと思った日だった。

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2009.05.24

今年もすばらしい運動会だった

昨日が本校の運動会。昨年は昨年で小規模校のよさを感じた。今年はさらにパワーアップしたよさを感じた。
今年のよさ10項目をあげる。

・自主性の発揮・応援&スペシャル演技・・・・小学校では応援に負けたチームから涙。それぐらい燃えた。
・9学年のチームワーク・・・小中連携の見事さ。
・新種目で活気あふれる・・・長縄と綱を横にひく種目。新鮮であった。
・地域の皆さんのスーパーサポート・・・6時からの準備手伝い。競技では常に温かい励まし。
・係活動もがんばる・・・少ない人数だからこそ一人一人が重要だった
・組体操復活・・・部分的ではあったが、披露できた。観客からも「すばらしい!」
・職員のチームワーク・・・各自が自分の役割を果たす。校庭整備もよくがんばった。
・ハードな日程でも喜んで参加・・・低学年で4時までの練習が続くのはハード。これもよくがんばった。
・団体戦、白熱・・・一方だけが強いのではなく、白熱した好ゲームが続いた。大玉転がしはわずか1m差。
・メッセージのすばらしさ・・・終了後の各団でのメッセージが感動的。

かつてお世話なった教頭先生が、よく「10の視点」というのを出していた。このような運動会の時もそうだし、研究会後もそうだった。思い出して真似てみた。よくあるパターンは3個だが、それだとすばらしさは伝わらないだろう。10個ぐらいでちょうど伝わる。

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2009.05.23

記録の効果は大きい

立場上、全学年に補欠授業に入る。当然いろいろな教科の教科書を見る。
原稿を書く時にも資料の一つとしていろいろな学年の教科書を見ることもある。
一通り1~6年まで複数回担任をしているので、「この教材か。〇〇さんの音読を思い出すな」「この単元では〇〇くんが、こう発言したものだった」というように、断片的ながらその時の授業を思い出すものがある。

思い出しながら気づくのは、レポート化したり、学級通信に書いたりした単元や教材はわりと細かいところまで覚えているものである。やはり、「1回何かしらの記録を書く」という効果は大きい。

そして、パソコンにそれらの記録を保存するようになってからは、それらを見るのも容易になった。たとえば、急遽授業で5年国語の「新しい友達」の補欠授業を頼まれた時でも、自分が担任した時の学級通信から授業展開を思い出すことができる。
やはり「学級通信に授業記録を書く」「多くのレポートを作る」ということは、立場が違っても大きな財産なのだと改めて感じている。

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2009.05.22

分析する

平日はほとんどテレビは見ない。
帰って晩ご飯を食べる時に、NHK「クローズアップ現代」の後半(最近ではこれも間に合わないことの方が多い)や9時過ぎのニュースを部分的に見る程度だ。朝は朝食時に10分ぐらいである。
平日は家にいる時間が限られているので、「時間が惜しい」のである。

昨日ニュースを見ていたら、サッカーJ2の反町監督(湘南)が同じように「時間が惜しい」と言っていた。試合前に相手チームの戦い方をスタッフで分析していて、「晩ご飯はだいたい弁当です」という紹介の部分で出たコメントだった。確かにそうだ。自分の場合も家で食べるのが一番時間的にはよい。
もっともこのニュースで注目したのは、弁当ではなく徹底した分析についてである。監督として、自分なりのビジョンや方法もあるだろうが、それらは相手の分析があってさらに変化したり選択したりするものであろう。

もう一つ昨日の「クローズアップ現代」で全国チェーンのラーメン屋の「幸楽苑」のことを紹介していた。効率化を求めて、安値戦略でどんどん店舗を広げたが、いつの間にか売り上げが落ちてきたという。アンケート等で分析したら、効率化を求めるあまり、店員の意欲が下がり、それが味の低下にもなったということだ。さっそくそれらも対策を立てて、今は盛り返しているとのこと。

2つに共通しているのは「分析力の必要性」である。新しいことを始める場合でも、今取り組んでいることで悪化している場合でも分析が必要である。その分析があってさらに「適切な」対策を立てる。オーソドックスなことであるが、今の自分のいろいろな仕事に言えることだと感じた。

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2009.05.21

「今までいちばん楽しかったのは何歳?」

このブログはココログであるが、新規投稿をする時に右側に「ブログネタ」というのが掲載される。
ふだんも結構気になるようなおもしろいネタを出してくれるが、「考えてみよう」という段階まではいかなかった。
ところが今日見付けた「今まで一番楽しかったのは何歳?」に思わず反応してしまった。

教育関係のブログなので、プライベートではなく、教員として一番楽しかったのは・・・ということで考えた。

子どもたちとの密着度でいったら間違いなく初任の頃だろう。休み時間に一緒に遊ぶのが楽しくてしょうがなかった。休日も子どもたちと遊んでいたぐらいだった(子どもたちが違う学区にあるアパートまでよく遊びにきた)。しかし、かんじんの授業や学級経営では苦しさそのものであった。厳しい時代だった。だから「一番楽しかった」とは言いにくい。

仕事の充実度で言ったら、ここ数年であろう。全国各地に出掛けたり、本を発刊したり、多くの先生方と出会ったり・・・と有り難いことばかりだ。しかし、時間に追われているのも事実だ。これまた、一番とは言えないだろう。

となってくると、教師になってから十数年経たあたりが一番楽しかったと言える時代かもしれない。特に13年目に担任した3年生の子たちとの日々は実に楽しかった。(念のために言っておくが、当然のことながら担任時代の22年間の全てが楽しかった)
活気あふれた子どもたち。素直でぐんぐん伸びていくのがわかった。子どもたちともとってもいい関係だったし、子ども同士も助け合ういい学級だった。社会と特別活動で新しい実践に挑戦したのもこの頃だ。雑誌原稿にじっくりと時間をかけて取り組むことができた。保護者も同世代ということで、たくさん協力していただいた。学年の先生方は自分以外は20代。自分も30代半ばでチャレンジ精神旺盛だった・・・。その頃、校長先生と面談をして、「今、とっても仕事が面白いです。数年前もそう思いましたが、今はその時よりはるかに面白いです」と言ったことを思い出した。価値ある時代であった。

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2009.05.20

失敗から改善を図る

今週、とあることで急遽の対応が必要となった。
ダブルブッキングがあり、変更をしたのである。
担当者ではなかったが、自分自身も気付かなかったという点で反省しきりである。
それでも早い段階で教えてもらったので、混乱なく対応できた。

こういう時に大事なのは、即対応することとその「原因」をさぐることである。今回は行事一覧表を見る段階でダブルブッキングに気付かなければいけなかったが、それができなかった。自分も同様だった。
となると、一覧表の見方を変えなければいけないということだ。挿入項目どうしの関係を見るのである。それは今までは、見過ごしてきた部分かもしれない。

ただ、今回のことをきっかけに今後見るようにはなるだろう。そういう意味で今回の失敗は本当の失敗ではない。いいことを学ばせていただいた。

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2009.05.19

危機への対応

新型インフルエンザのニュースが連日トップニュースで流れる。
今のところ関西方面での発症であるから、本県や本校への影響はない。しかし、「その日」が急に来るかもしれないので、あれこれ考えることがある。

自分の立場上、急遽の対応の時に、どのような動けばよいかわかっていなければいけないと痛感している。火事や地震、不審者対策のマニュアルはあるし、ある程度見通しはつく。
今回のようなケースは、学校でインフルエンザがはやり休校や学級閉鎖になるケースと似ているだろう。しかし、そういう時に対応の仕方については、どうすべきか十分な心得がない。
こういう時のために、対応法を学ぶことの必要性を痛感している。

自分がここ数日で学んでいるのは、各種メーリングリストで関西の先生方の対応である。「こういう時はこういう手立てで行えばいいんだ」「こういう時の文書はこのように書けばいいのか」といったことを、報告から学んでいる。「メールによる一斉連絡」の必要性も感じている。

いずれ、その日になって「・・・しておけばよかった」というのではダメである。日ごろの備えがいかに大切かと思う日々である。

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2009.05.18

教育雑誌のターゲット

6月号の教育雑誌を読む。
目立つのが「若手教員」をターゲットにした内容が多いということだ。
「若い教師のための授業上達法」(授業づくりネットワーク)、「若手との絆=神通力のある言葉かけ100選」(学校マネジメント)というように、特集名に若手教員をはっきりと出しているものもある。
大都市周辺では若手教員がどんどん入ってきている。これからもこの傾向は続くであろう。
しかし、本県や地方では別である。教員平均年齢は40代半ば。統合と少子化でここ十数年は新採用は激減。一番の若手教員が30代後半という学校も珍しくない。こういう年齢構成の学校運営のあり方も学びたいと思っている。(雑誌の特集にはならないだろうが)

さて、土日読んだ中からの紹介。

現役力」(工藤公康著 PHP)
 同年代の人が監督をしているのに現役にこだわっている工藤投手の本。野村監督のようにじっくりとではなく、軽い感じで読める。これを読んで、「担任ではないが授業にはこだわる現役でありたい」と思った。自分が今後何をすべきかのヒントも得ることができた。

授業研究21」6月号(明治図書)
 連載で有田先生が「研究を一本化して専門教科をつくる」というテーマで書かれていた。自主研究会を公開する学校のプロセスについてである。こういう学校が理想である。

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2009.05.17

毎日新聞家庭欄にコメント

毎日新聞から10日ほど前に電話取材を受けた。
テーマは家庭におけるノート指導についてである。ネットで検索しているうちに、私のHPやブログにたどり着いたようだ。自分の考えを伝えるためのブログである。今回はそれが新聞取材につながった形である。

さて、今回は教育欄ではなく、家庭欄。「取材されても記事になったら短かった」という経験も今まではあったが、今回は予想以上に多めに割いてもらった。「小学生のノート術 保護者向けに「指南書」多数」という内容である。ネットでも記事は見ることができる。こちら

 ※掲載後、「学力のつくノート指導のコツ」のランキングがぐんぐん上がった。また、すぐに「記事を見た」という反応がいくつかあった。やはり新聞というメディアは大きいと改めて感じた。

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2009.05.16

3年後でも「担任冥利」

 今日は娘の中学校の運動会。娘とその組を応援しながら、同時に3年生の子たちを追っていた。
 自分が最後に担任した子たちがリーダーとして活躍している運動会である。平成18年度の卒業生だ。

 前任校の担任時代の5年間で2つの学年を受け持った。16年度組と18年度組だ。2つの学年は、子どもたちの実態も雰囲気も違っていた。本当にいろいろな子がいた。さらに18年度ぐらいには自分の仕事のフィールドが16年度時代より広くなり、常に動き回っている状態だった。そんな中で卒業した子たち。「もっといろいろなことができたのではないか。もっと育てられたのではないか」と思ったこともあった。

 その子たちにとっても最後の運動会だなあ・・・・と昨日、プログラムを見て驚いた。3つの組の代表(組長)が全員が6年1組出身の子たちだったからだ。「これは陣地での様子も見なければ」と思った。明るく上手にリードしているA君。スポーツマンらしく気合いを入れるB君。しっかりと頭の中で考えて指示を出すC君。小学校時代と同様に三者三様の個性で、それぞれのチームをまとめていた。
 むろん、3人だけではない。かつての担任した子たちが必死に走ったり、応援したり、踊ったりする姿を見て、小学校時代の多くのエピソードが次々と浮かんで来た。その子たちがこんなに立派に成長している・・・それだけでも嬉しかった。

 圧巻だったのは、閉会式だ。それぞれ結果発表され、組長が壇上で一言(といっても一人2分ぐらい)言う。優勝チームや2位チームは明るく、元気にメッセージを出した。感謝の気持ちを込めてだ。いい内容である。代表としてがんばった結果に満足をしているようだった。
 ただ、「3位の組長は何を言ったらいいか難しいだろうな・・・」と想像した。注目する。マイクの前で最初に「みんな、こんな結果ですみません」・・・その後言葉が出てこない。そうしたら、同じチームから「がんばれ~!」と何人もの励ましの声。勇気づけられて、「たった一つの賞だけど、この賞にはみんなのがんばりが入っていると思います」と言葉を選んで話した。うなずいたり、涙ぐんだりする同じチームの子たち。何とも感動的なシーンだった。
 そして、3人とも壇上でがっちり握手。元担任として「担任冥利」に尽きる瞬間だった。中学校での成長ぶり、先生方の指導ぶりも改めて感じた。

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2009.05.15

Q&Aは雰囲気を変える

昨日の講座で印象的なことがあった。
会の途中でディスカッションを入れたのであるが、その席で出たきた質問に答える場面があった。
そのディスカッションとQ&Aタイムでやや固かった雰囲気が和やかなものに変わったのである。

話の内容は前任校での「ワークショップ型研究会」についてであった。

・研究会の回数が限られている。どうやって浸透させたらいいのか。
・成果と課題を助言する人をどのように選んだらいいのか。
・ワークショップ型研究会のマイナス面もあると思うが、それは何か。
・付箋紙でどうしてもマイナス面が多い先生が出てしまうが、どうしたらいいのか。
・話し合いは深まるが自分の記録に残らない。どうすべきか・・・・等々

興味深い質問ばかりである。グループの代表で質問をした先生が話している時、他の受講者も共感していた。ご自身の経験でも感じるところがあったのだろう。これらの質問に答える私も、頭がフル回転。本音を出す話ぶりだったと思う。質問者とやりとりをしながら、予定していた以上の時間を費やして答えた。
こういうやりとりがあれば、講座の雰囲気も変わる。最初の雰囲気が変わって私自身も話しやすさを感じた。

かつてゲストティーチャーを招いた時、「質問がメインの授業」(上條晴夫氏提案)を行って、授業時の雰囲気が変わっていくことを感じた。それは授業だけではなく、講座の時にも同様であると感じた。

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2009.05.14

講師役の責任

教諭時代と異なり講師役の機会は限られている。それでも、年に数回、講師役を務める時がある。
有り難いことである。
今年度の1回目は県教育センターの講座の一コマ。90分で、「同僚性を基盤とした校内研修の在り方」について講義をすることとなっている。これは2年前の水沢小学校での研究主任時代の縁。教育センターの協力校としての研究実践である。
この準備をして、得をしたことが数多くあった。

1 数多くの資料を読み直した
 「研究主任」という校務分掌で自分が書き記した足跡と読み直した。ワークショップ型研究会の計画書、研究通信50号分、冊子「研究のまとめ」、寄稿した原稿等々。改めて読んで多くの資料を作成していたものだと実感した。授業も当然今以上に行っていたし、講師・本の原稿書き・発表等も盛んに行っていた。2年前の自分に元気をもらった。

2 本も読み直した
 ワークショップ型研究会に関わる本を何冊か読み直した。「講座に活用できるかどうか」という視点で読むので、おのずと真剣になる。

3 模擬授業なしの講座を構想する
 私の講座は模擬授業が入ることが多いのだが、今回のテーマでは入れる必要はない。しかし、いくらスライドを使うといっても話を聞くだけの90分は受講者も苦痛だろう。
 そこで、いくつかの「対話」や「話し合い」の場面を意図的に設定した。冒頭で「講座で一番学びたいことは?」と参加者のニーズを聞き、説明の一区切りで受講者同士でディスカッション。そこから出た質問に答える。さらに本のコーチングの事例から感想を聞く・・・等々。実際に行ってみて、講座のテンポもよくなると感じた。これは一つの収穫。

むろん反省点も多々ある。時間配分は特にそうだ。これは次回への改善へとつなげよう。
さあ、今度は自校でどう授業研究会を盛り上げていくか。自分の気持ちも高まっている。

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2009.05.13

応援風景でわかること

数年前の野中先生のブログに「運動会で、その学校がどのくらいの状況であるかを判断するには、応援合戦を見ればいい」ということが書かれていた。
読んだ時に「全く同感」と思った。今まで二十数年間学校現場に勤務して、学校全体が安定した状態の時の運動会の応援はすばらしいものであった。数年前のブログではあるが、「我が意を得たり」という印象が強く、よく覚えている。

さて、本校は小中合同で運動会をする。応援合戦は小中一緒である。昨日は紅白初めての顔合わせ。
小学校1年生から中学校3年生は全員が迫力のある声を出していた。子どもたちのパワー炸裂という感じだった。
やはり、中学生の存在は大きい。
「俺(私)は応援団長の〇〇だ~!」と叫ぶ時の迫力。まさに小学生の見本である。小学校高学年の子たちも十分に見本になるのだが、中学生のそれはレベルが違う。高学年の子たちもさらに高いレベルがあるから、ますますがんばる。
むろん、運動会までは2週間近くあるので、これからさらに応援は見事なものに仕上がっていく。「我が校の様子」がしっかりと伝わるものになるのでは・・・と思っている。

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2009.05.12

授業時間以外の重要さ

先週まで2週間ばかり、ある学級に入った。といってもGWに重なったので、実際の授業日は6日だけなので、たいしたことではないのだが。
一日5時間程度の授業。ふだんも3時間程度、時には出張や年次の先生がいて5時間、6時間の授業も珍しくないのだが、一日担任として入るのは違うものだと改めて感じた。
授業時間以外の指導や対応の時間がけっこうあるのだ。担任時代はそれが当たり前だったから、全然感じなかったのだが、担任外に慣れてくるとまた別。
朝活動・朝の会・業間活動・給食・掃除・帰りの会・・・合計で105分である。授業時間に換算すると2時間分と15分。これだけの時間である。有効に活用すれば、多くの効果があることを改めて感じた。

かつてアメリカの小学校を参観した時に、日本の学校より遅く登校し、早く帰る様子を見た。しかし、先のような授業時間以外は食事と短い休憩だけだったので、実質の勉強時間は日本より多くなることを知って驚いた。こちらのサイト参照。
これがアメリカの強みだと思った。逆に日本は先のような時間が国際的に見れば強みなのであろう。これについては岡本薫先生の講演で聞いたことがあった。だからこそ、朝の会や掃除・給食の実践も盛んに報告される。
自分の場合は、朝の会・帰りの会はずいぶん一生懸命に研究したものだったが、掃除や給食はそれほどでもなかった。反省するとともに、これからでも研究しようと思っている。担任ではなくても、その面でのコメントができるようになりたいと思うからである。

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2009.05.11

ラジオは想像力メディア

昨日の夜の移動の時、ラジオで「岡崎郁氏(巨人2軍監督)のロングインタビュー」が放送されていた。岡崎氏は私と同年代である。昔から「学年が一緒の選手」は、注目度が違っていた。高
3の時の甲子園は熱中して見ていたものだった(特に箕島VS星陵の18回の死闘)。

さて、岡崎氏のエピソードには実に共感できるものが多かった。

1 入った時は、「レベルが違い過ぎる」と後悔した
 入団して2軍で練習を始めた時に、そのレベルの違いに驚いたとのこと。2軍なのに全員が自分より上手。時々「やめたい」とも思った。そう思った選手でも、努力によって1軍で「恐怖の6番バッター」と言われるようになる。精進があったからこそと感じた。
 自分の教員生活も「レベルの違いに驚く」ことが何度もあった。今もそうである。その都度、何とか近づこうと思う。やはり精進しかないと改めて思う。

2 「野球をとったら何もない」
 5年目に入院。練習生として、試合にすら出られない体になった。「もう解雇だ」と覚悟を決めた。その時に、須藤コーチに「おまえには野球しかないだろう。ドクターストップがかかっていても、残り1カ月死んだ気でやってみろ。失うものはない」と激励されて、ノックを受けた。そして、秋季リーグでヒットを打って、何とか解雇されずに済んだ。ピンチの時に励ましてくれる人の有り難さ。人間味あふれる話だ。同時に不器用な自分も教員という仕事以外の道はないと痛感した。

3 監督とコーチの違い
 コーチは専門的なディレクター。監督は総合的なプロデューサー。今の自分に必要なのは総合的な力である。不足している部分を日々の仕事でこれから学ばなければいけないと思っている。

4 夢ではなく「目標」
 最後に岡崎氏は「夢は?」と聞かれ、「夢ですか。自分の場合は目標ですね」と答えた。実現するための目標。それは決して手が届かない夢ではないという意志が感じられた。「坂本選手のように自分が育てた選手が1軍で活躍すること」と答えていた。「人を育てる」という点で共感できる話であった。

 岡崎氏のエピソードは自分の今と比べて共感できることが多かった。同年代ということもあるし、何よりも「ラジオだから」とも思った。想像力が増すメディアである。

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2009.05.10

職場作り

教員にとって運動会は一つの悩みであろう。
といってもその学校での取り組みではなく、我が子とのスケジュールである。「我が子の運動会と重なった!」というのはよく聞く話だ。むしろ重なっている方が多いのでは・・・と思われる。

今年の我が家は子どもたちと自分は重ならなかった。全くの幸いである。長女は今日、二女は16日、そして自分は23日である。
前任校でも幸いだった。子どもたちと同じ学校だったので、我が子の運動会の心配は無用だった。長女が中学校に進んでからも、同じ学区だったので重ならなかった(同じ学区内では、小中学校でずらす)。
ところが、職場の先生方では何人もの先生方が重なっていた。職業柄とはいえ、何とも気の毒であった。(それでも周囲が配慮したり、工夫したりしてお昼に少しでも駆けつけていたようではあった。)

運動会だけではないであろう。入学式、卒業式、家庭訪問、授業参観・・・等々。さらには日々の有給休暇。
今の立場になって、「働きやすい職場」にすることにも力を入れている。たとえば、他校で「休暇をとる時は自習の準備が大変なので、結局とる人も少ない・・・」といった話を聞けば、そういうしくみでないようにしたいと思って実践している。「疲れた時の積極的な休暇」も勧めている。あとで大きな疲れが出るよりも、こまめに休んだりリフレッシュしたりする方がいい。何よりも遠慮なく「家庭事情で今日は・・・」ということが言えるようになってほしいと思っている。

こういう「職場作り」も、今の立場として実践の一つになるであろう。かつて家本先生から、この点では多くのことを学んだ。それを実践していくのも自分の務めである。

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2009.05.09

過去の実践であれこれ思う

来週の講座のために、プレゼン作りをした。
ワークショップ型研究会についてである。文献・写真をあれこれ眺め、6時間ぐらいで一通りできた。資料作成は月曜日である。

さて、このプレゼン作りをしながら、あれこれ考えた。

・「同僚性」の優れた職場で研究主任を務めた幸せ。今回の自分のテーマのキーワードが「同僚性」である。新しい言葉で、「同僚と学び合う関わり」といった意味である。20代から50代まで、一人一人と関わりをもてたことの幸せ。今の自分を作っている。

・多くの文書を発行できたこと。研究通信、提案文書、依頼原稿、冊子の原稿、打ち合わせ文書、さらにはブログの文章等々。「研究」に関わるものだけで、こんなに書いていたのかと改めて思った。逆に言えば、今の文書作成の少なさを物語っているのかもしれない。(仕事上しかたがないところもあるが・・・)

・よき本との出会い。「スクールリーダーのためのコーチング入門」を再読したが、やはりいい本である。

・今回は自分にしては珍しく説明が多くなる。しかし、一方的な説明にならないように作戦を考えた。アイデアも出てくるものである。どういう結果になるかは楽しみである。

やはり考える機会があれば、脳も活性化する。こういう機会があることに感謝したい。

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2009.05.08

ワークショップ型研究会

自分が今まで取り組んだもので恩返しできる機会というのは、それほど多くはない。
一昨年度、前任校で県総合教育センターの協力校として、授業研究会の改善(ワークショップ型研究会)に取り組んだ。研究主任として担当責任者であった。来週、その時の実践の講義を依頼されている。
取り組みから離れて1年あまり。改めてその時のことを振り返ると、授業研究会について試行錯誤しながら同僚と楽しく取り組めた1年間だったと思う。

今年度も新たに校内研究会をスタートさせる時期がやってきた。授業研究会はこれから・・・という学校も多いと思われる。
改めておすすめするのが、ワークショップ型研究会である。本県教育センターにガイドブックがあり(一昨年度の本校の実践が掲載)、ダウンロードできる。
昨年度本校も部分導入した。今年度も工夫していく方向になっている。楽しみである。

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2009.05.07

遊び心

連休中は一定量の原稿を書いた。
同時にその関連の一定量の本も読んだ。
原稿を書く時には同時に本もけっこう読む。その方が、原稿のためのヒントも見つかるし、表現の工夫も学ぶことができる。

今回、「遊び心」というキーワードが入ってきた。

家本先生の本からは、日本地図や各都道府県の地形を正確に黒板に簡単に書く先生のことが紹介されていた。ちょっとした自分の得意技を遊び心で紹介していたのであろう。子どもたちは間違いなく尊敬していたに違いない。

私は初めてみた研究授業で、初めて「遊び心」について考えることができた。6年、平安時代の学習だったが、教室に入って驚いた。一人の子が平安貴族の衣装を着て、前方に座っていたからである。その子はそのまま授業を受けた。その教師の遊び心だった。

ある先生は、教室に入る時にわざとネクタイを曲げて入ることがあったという。ある子が「先生、ネクタイが曲がっているよ!」と指摘したら、その子に「よく見付けたで賞」をあげるという。遊び心で褒めるネタを思いつくわけだ。

こういう話を読むと、すっかりと遊び心から遠ざかっていることがわかる。担任時代はあれこれ「遊び心」で楽しんだものだったのに・・・。でも、今回の話を読んで復活しそうである。原稿執筆&それに伴う強制読書のおかげである。

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2009.05.06

ニコニコ45分

実物投影機によるICT活用の参考にしているサイトに「ニコニコ45分」がある。
ここに耳よりなお知らせが掲載されていた。

一つは「研修用プレゼンテーションのスライド」の紹介である。『すべての子どもがわかる授業づくり―教室でICTを使おう―』の「第4章の教員研修編」で紹介されているICT機器の体験型教員研修を実施するためのプレゼンテーションスライドがそのままダウンロードできる。「研修会を実施したくても準備が・・・」という皆さんには朗報である。

その他にも数多くの実践例、「みエルモん」貸出等の情報が掲載されている。
定期的にチェックしたいサイトである。

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2009.05.05

東北青年塾のお知らせ

2009年度第2回目の東北青年塾は、講師に埼玉の公立小学校教師の岩瀬直樹さんをお迎えします。
『「ライティング・ワークショップ、リーディング・ワークショップ」~「書くこと・読むこと」が好きになる教え方・学び方~』というテーマのもと、学校生活はもとより、日常生活を営むにあたり、思考のもとになる「書く」「読む」をじっくり考えます。
概略は以下の通りです。詳細はこちら。お近くの皆さん、ぜひどうぞ。

■テーマ  「ライティング・ワークショップ、リーディング・ワークショップ」
      ~「書くこと・読むこと」が好きになる教え方・学び方~
■主 催  東北青年塾
■日 程  2009年6月13日(土) 13:00~17:00
■場 所  仙台市民会館 第2会議室
     (仙台市青葉区桜ヶ岡公園4番1号:仙台駅からタクシーで10分ほど)
■参加費  2000円
■内 容
  13:00~13:10  1 開会行事
  13:10~16:20  2 岩瀬直樹 講座(休憩含み3時間)
                「ライティング・ワークショップ、リーディング・ワークショップ」
                 ~「書くこと・読むこと」が好きになる教え方・学び方~
               * Q&A 16:10~16:20
  16:30~17:00  3 阿部隆幸・岩瀬直樹【対話型インタビュー】
                 「岩瀬直樹実践の特徴とその由来」
  18:00~       懇親会

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2009.05.04

連休中に読んだ本

原稿を書く時間の方が長く、本はわずかに3冊。うち新刊は1冊である。

・「断る力」(勝間和代著・文芸春秋)
 周りのことをあれこれ考えて、結局断れない・・・そんな人にお勧め。自分も当てはまるので、本屋さんで本を見た時に即購入した。限られた時間を有効に使うためには集中と選択が必要と数年前から考えている。それを改めて実感させる本。この本で現状についてあれこれ思いを巡らせた。

・「子どもと生きる教師の一日」(家本芳郎著・高文研)
 初任から定期的に読み続けている本。「明日の教室」を読んで、自分だけではなく他の複数の執筆者も参考文献として書いていたので、改めて読んでみようと思った。25年前に発刊された本であるが、ここに書かれている教師の生き方は今も理想である。若い教師の必読書である。

・「野村再生工場」(野村克也著・角川書店)
 以前にも紹介した本。昨日、一昨日と強い楽天のゲームをテレビで見て、その秘密を読んでみたくなった。実在のかつての選手はもちろん現在の楽天選手をどう育てたかということが書かれている。「人を育てる」ことを考えるヒントも満載である。

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2009.05.03

原稿を書くということ

昨日、今日と原稿を書いている。
この連休中は一定量の原稿を仕上げることを目標にしている。
(家もことも、のんびりもするが)
しかし、時間があるとどっかに油断ができて、却ってはかどらないものだ。
今日も「もっと書けたのになあ・・・」と思いながら寝る時刻になってしまった。

それでも、何かしらの原稿や指導案等の作成を数ヶ月間続けているので、まだ書けた方かもしれない。
昨年の4月は、新しい職場になるということで、原稿を書く時間を確保していなかった。全力で新しい職にあたろうと考えた。わずか1カ月であるが、その時に「書き続けないと腕は落ちる」と思った。
そういう反省があるから、原稿を書き続ける機会がある今は本当に有り難い。

ただ、自分の中で実力以上のものを書こうとしているのではないか・・・と反省している。それも捗らない原因だ。
背伸びしなくてもよい。今の力で書けるものでいいじゃないか。というより、今の力を客観視して、実力をつけることが大事なのだ・・・・今日はそんなことを思った。
原稿の評価が低いのなら、それはそれで実力の反映である。
そう思うと、明日は肩の力を抜いた原稿が書けそうだ。

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2009.05.02

書いて学ぶしかない

先日書いた挨拶状の続きのお話。
今日は5通書いた。全員が目上の先輩方である。ご退職の校長先生、校長に昇任された先生、お世話になった年配の先生方・・・等々。
後輩ならば気軽に書けるが、先輩方となれば同じ内容でも表現に気を遣う。
たとえば、「新天地でのご活躍を期待します」と後輩なら書けるが、「先輩方ならやはり『お祈りいたします』だよな。でも、『ご活躍をお祈りいたします』で本当にいいのか??」と疑問が出てくる。
こういう時にはネットですぐに調べる。OKだとわかる。
同時にその使い方の周辺情報も入ってくる。今日はこんなサイトがひっかかった。
「~のほう」という表現は、自分もこの頃気になっていた。間違いではないだろうが、「自分は使わないようにしよう」と思っていた。「ぼかす言い方」とは言い得て妙である。
それにしても、こういう学びがあるのはやはり自分が返信を書いているからである。
管理職になって学校の公用文書の書き方もだいぶ学んだ。決裁時に修正を加えられるのを見て、「まだまだ修業が足りないなあ・・・」と思う。これも書いて学ぶしかないであろう。

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2009.05.01

「ついで」の効用

「仕事術」というほどのことではない。しかし、明らかに自分の仕事で役立っているのが「ついでに」という考えである。

前任校の話。大規模校だったので校舎が広く、「日番の見回り」が20分ぐらいかかっていた。2人で分担して回るのでそれでも校舎の半分である。限られた放課後の時間に、この20分が何とも面倒だった。
しかし、何度か回っているうちに他学級の様子から「これはいいなあ」と自分の実践のヒントが見るかることもあった。また、教室に残って作業をしている先生と「そういえば・・・」と軽く雑談する時間にもなった。(さらに言えば、我が子が2人も同じ学校だったので、保護者として掲示作品を見させてもらった)
見回りの「ついで」にあれこれできたのである。

その考えは今も同じである。特に補欠授業に入った時は、子どもたちの様子だけではなく学校の設備を見るいい機会である。
たとえば図書室に子どもたちを連れていく。子どもたちが本を選んでいる間、自分も図書室の環境を見てみる。「今度はこういう書籍がほしいなあ」というメドがつく。
生活科の学習で学校のまわりの探険をする。桜の下で子どもたちの写真をとるついでに、桜が咲く今の校舎の撮影もしておく。
子どもとの学習だけではなく、お客さんが来た時の情報収集はけっこう重要である。対応ついでに異業種の事情も聞く。本校に来る場合、けっこう1日300kmも400kmも車を走らせる方が多いことに驚く。「いつものことです」と話す様子に自分の長距離移動はたいしたことがないと思ったり・・・。

担任の時とは視点は違うが、「ついでに~をする」という発想は同じである。効率的にあれこれ情報収集や思考ができると思っている。

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