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2009.05.07

遊び心

連休中は一定量の原稿を書いた。
同時にその関連の一定量の本も読んだ。
原稿を書く時には同時に本もけっこう読む。その方が、原稿のためのヒントも見つかるし、表現の工夫も学ぶことができる。

今回、「遊び心」というキーワードが入ってきた。

家本先生の本からは、日本地図や各都道府県の地形を正確に黒板に簡単に書く先生のことが紹介されていた。ちょっとした自分の得意技を遊び心で紹介していたのであろう。子どもたちは間違いなく尊敬していたに違いない。

私は初めてみた研究授業で、初めて「遊び心」について考えることができた。6年、平安時代の学習だったが、教室に入って驚いた。一人の子が平安貴族の衣装を着て、前方に座っていたからである。その子はそのまま授業を受けた。その教師の遊び心だった。

ある先生は、教室に入る時にわざとネクタイを曲げて入ることがあったという。ある子が「先生、ネクタイが曲がっているよ!」と指摘したら、その子に「よく見付けたで賞」をあげるという。遊び心で褒めるネタを思いつくわけだ。

こういう話を読むと、すっかりと遊び心から遠ざかっていることがわかる。担任時代はあれこれ「遊び心」で楽しんだものだったのに・・・。でも、今回の話を読んで復活しそうである。原稿執筆&それに伴う強制読書のおかげである。

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