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2009.06.05

プレゼン力

時々プレゼン力について考える時がある。
発表に関わって「プレゼンシート作成に力を入れたなあ・・・」と思わせるスライドがある。しかし、かんじんの話し方が今一つという例を何度も見てきた。「発表原稿ばかり見て、時々しか聞き手を見ない」というのはまだいい方で、ずっとパソコン画面ばかり見て発表する方や、場合によってはスクリーンばかり見て、聞き手に背を向けるという例もあった。

逆の例もある。パソコンによるプレゼンは一切なしで、「言葉の力」だけで印象に残るプレゼンをする方もいた。著名な講演者に多かったのであるが、一番印象に残っているのは「夜回り先生」こと、水谷修氏である。2年前に講演を聞いた。今も迫力のあるプレゼンぶりが思い出される。たとえは、次のような感じだ。

・話し方が非常にクリアー。しかも言い間違いが全くない。次々とテンポよく言葉が出てくる。
・むだな「エー」「で、・・」といった癖がない。
・描写がとても具体的。様子が誰でもイメージできる。
・会話文を時々入れて「一人劇」みたいなこともできる。
・会場のみんなが「水谷さんが自分を見ている」と思うような視線。これはなかなかできない。
・問いかけて挙手。聴衆も講演に参加している感じが強い。
・ユーモアもあり、飽きさせない。

まさに「プレゼン力」。考えさせる講演会だった。


 朝早く目が覚める。だんだん明るくなるのが早くなるので仕方がないが、今日は体調がよさそうなので起きてしまう。朝一仕事。

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Comments

Mochizukiさん、コメントありがとうございました。
参考にさせていただきます。

Posted by: サトマサ | 2009.06.16 19:54

blog にも書きましたが、
スライドの使用に条件があった場合、
キーワードのみのスライドを使うこともあります。

もちろん部屋の中を移動しながら話したので、
ワイヤレスプレゼンマウスが活躍しました。

Posted by: Y.Mochizuki | 2009.06.16 07:04

Moxhizukiさん、コメントありがとうございます。
アウトラインの確認は必須ですね。プレゼンマウスは本当に便利です。パソコンの位置に縛られないというのは大きいですね。

Posted by: サトマサ | 2009.06.10 18:59

私の場合は、ほとんど端末のそばにいないので、
メモというよりも、
何を話すかというアウトラインを確認しておくようにしています。

スクリーンの横、あるいは前で話すことが多いので、
プレゼンマウスを使うことも多いですね。

Posted by: Y.Mochizuki | 2009.06.10 06:42

松田さん、コメントありがとうございました。
返信が遅れてすみません。(個人メールに届くはずがなぜか届いていなく、気づくのが遅れました・・・)

私の場合、メモ機能自体は使っていなのですが、発表の時の台本は書きます。限られた時間の中であれば、チラッ、チラッと見れば言えるぐらい練習をします。スライド自体をそのまま読み上げることは少ないです。もちろん必要に応じてはありますが。
「スライドはあくまでもプレゼンのお助けツール」と位置づけていますので、あくまでも聞き手を見て話すように心がけています。

Posted by: サトマサ | 2009.06.10 05:30

私が必ずやるのが、パワポのメモ機能の活用です。
スライドをそのまま印刷して、スライドの文言を読む人がいますが、ナンセンスですね。パワポはスライドの下に台本を書いておけます。私はそこに話すことを書いておきます。両方のバランスを見ながら、時間配分も気をつけながら組み立てられるのでお薦めです。
正寿先生はどのようにされてますか?

Posted by: 松田@雪プロ | 2009.06.07 09:29

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