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2009.06.22

どんな職場の雰囲気がよいか

例によって、来月の雑誌群を本屋へ取りに行く。十数冊になる。
ザーッと斜め読み。そんなに時間はかからない。今のトレンドや目立つ原稿がわかればいいと思っている。特集に注目するが、くわしく読む必要はないと思っている。必要な時に役立てばいいのだから。

さて、今月の雑誌で目に入ったのが「現代教育科学」の連載・明石要一先生の「職場の育成力-どんな職場が『やる気』を育てるか」である。
管理職からすれば気になるテーマである。その中で「どんな職場の雰囲気がよいか」ということで、調査のうちの10項目を紹介していた。

・職場で気楽に話ができる同僚が一人以上いる
・職場の飲み会に参加することが好き
・放課後、部活の担当をしていて退勤時間まで自分の時間がもてない
・どうしてもしゃべりたくない同僚がいる
・自分にきつくあたる同僚がいる
・困っているとき声をかけてくれる同僚がいる
・職員室には笑い声が響いている
・学年を越えて話をしている
・問題のある児童は全職員が把握している
・仕事は公平に分担されている

プラスの評価の項目もあればマイナスもある。たとえプラスの評価項目が9割選んでも1割は選んでいないことになる。全体の雰囲気がよくてもその教師にとっては、マイナスの職場というのもあるだろう。
こう考えると、これらは学級経営の原則と似ている。であれば、よりよい職場作りも、学級作りの筋道で考えていけばよいということになる。全てということではないが、ある程度はそうであろう。自分の学級経営を思い出そうと思った。

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