教え方の基本を学ぶ
今日の夜はAED講習会。年1回の大切なPTA活動である。
教えてくださるのが地元の消防署。毎年教え方が上手で好評である。
今日は今年度転勤してきた方で初めて接する。
この方の教え方も上手だった。同時に教え方の基本についても考えさせられた。
まずは実演の前にビデオで概略を教えてもらった。その後実演で教えてもらう。いつもだと実演のみだが、一回ビデオで概略を教えてもらっているだけに、その実演がいつも以上にスーッと入ってきた。当然、教えられた皆さんが実際行ってみた時にも理解の程度が深まっていたと感じられた。
また、プレゼンスライドを準備してきていたものの、決してそれらを棒読みせず、軽重をつけていた。そして、時にはプレゼンから離れて、ユーモアたっぷりに身振り手振りを交えてのお話をされた。スライドで済ませられるところは効率的にそれで教え、自分の主張したいところは熱演する。まさにバランスのよい教え方であった。
おかげで1時間半があっという間。PTAの皆さんにも大好評だった。これならば来年度もまた多くの皆さんが参加するであろう。教え方の基本を学んだ講習会でもあった。
« 「市民力を鍛える」 | Main | 小中併設のよさ »
The comments to this entry are closed.
Comments
Mochizukiさん、コメントありがとうございます。
そうですね。パソコンにくっついて画面をみたまま・・・という発表を時々見ますが、やはり伝わらないことが多いです。
Posted by: サトマサ | 2009.07.17 06:32
それぞれのスタイルがありますね。
私もたいていスクリーンの前や、
聞いてくださっている人の間を歩きながら話すことが多いです。
スライドの切り替えは無線マウスで行うので、
パソコンは置いたまま、という感じですね。
Posted by: Y.Mochizuki | 2009.07.17 06:06
やまかんさん、コメントありがとうございます。
講師のスタイルにはそれぞれ独自のものがあるでしょうから、それはそれでいいのでは・・・と思っています。特にやまかんさんの場合には、すでに完成形でしょうからね。私も新しいパターンを試したいと思いつつ、なかなかできません・・・。
Posted by: サトマサ | 2009.07.17 04:49
30年前の銀行員時代からからプレゼンを意識的に取り入れてきたのですが、流行りの感について行けずに、意図的にここ十数年は、スライドを避けてきていました。でもさとまささんがおっしゃるように適切に活用するとよいのですよね。
ペーパーベースで研修を展開するのもそろそろ限界を感じつつも、止められずにいます。
ファジーな感覚を大切にしたいです。
しっかり我が身をシェアしてしまいました。
Posted by: やまかん | 2009.07.17 04:19