仕事の依頼で
担任時代、どのような仕事でも「これは自分のためになる」「子どもたちに還元される」「広く社会のためになる」と思ったら、とても充実感をもって仕事をしていた。周りから見ると「とても忙しそう・・・」と思われていたが(確かにしょっちゅうあちこちに出掛けていたし、歩くスピードも速かった)、自分の中では多忙感はそれほどなかった。時間に追われている感覚はあったものの、ストレスはなかった。今もそうだ。学校のことなら子どもたちのためになるし、講師や本の依頼なら教育に関わる人のためになる。それらをすると充実感をもつ。
昨日、どうしても・・・と頼まれていた仕事をした。我が地区の恒例行事の仕事だ。やってみて久しぶりにストレスを感じた。いくつかその原因を考えた。
・初めての仕事で段取りがうまくつかめず、無駄な作業があったこと
・そのため予定の時間の倍以上がかかったこと
・目の前に他のすべきことがあったが、そちらを優先させなければいけなかったこと
・結果的に目の前の自分のすべきことが半分しか終わらなかったこと
・担当の人が責任をもって全部すべきではないか・・・と思ったこと
・自分が担当なら、スタッフを活用して行うだろうなあ・・・と思ったこと
・ある程度期間があれば、細切れ時間の積み重ねでできたのにと思ったこと等々・・・。
引き受けたらからには気持ちよく仕事をしたいが、なかなかそうならない仕事があるのも事実だ。
ただ、今回のことは全くの無駄にはならない。人に仕事を依頼する時に、先のような思いをさせてしまうと、ストレスを感じさせることがわかるからだ。これが今回の「収穫」である。
Comments
wariさん、ぐちのようなブログに反応ありがとうございます。それでも収穫があるのですから、取り組んでいること全てが学びです。
Posted by: サトマサ | 2009.07.26 23:12
勉強になりました。
Posted by: wari | 2009.07.26 21:54