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2009.07.17

大雪山での遭難事故

昨日から今日にかけて大雪山の遭難事故の話題が出ている。
亡くなられた方々のご冥福を祈りたい。

今までブログには書いていなかった(気がする)が、大学時代、ワンダーフォーゲル部に入っていた。
1年生の夏合宿で登ったのが大雪山系だった。旭岳から入り、トムラウシ山、そして最後には美瑛岳と縦走をした。今回遭難した方々と同じコースである。最初から一週間ぐらいはずっと雨や曇りでさっぱり景色が見られなかった。土砂降りの日もあった。トムラウシ山は特に厳しく、1日停泊を余儀なくされた。
今回の話を聞いて、あの時の厳しさを思い出した。夏とは思えない寒さ、強い風。歩いていたのは自分たちだけで誰とも会わない・・・・。さらに天候が悪化したら、どうなっていたかわからない。

幸い自分たちは、翌日からがすばらしい快晴だった。その時に見た景色はこの世とは思えないぐらい美しかった。雲海を下にして歩いている時などは、雲を上にいる気分だった。それまでの苦労が全て吹っ飛んだ。

こういう経験をしているだけに、中高年の方々が登山をする気持ちはよくわかる。チャンスがあれば、またあの景色を見てみたいと思う。一度経験している自分がそう思うのだから、まだ大雪山を登ったことがない人が他の人の話から「ぜひ登ってみたい」と思うのもよく理解できる。

しかし、今回の遭難事故のニュースを聞いて、「そんなに甘いものではないんだ」・・・・と思った。大学時代は経験豊かな先輩方がいた。登山のための勉強もした。体力もあった。今回登山された方々も経験はあっただろうし、ガイドもついていた。それでも厳しい状況となった。山のすばらしさと共に同居する恐さも感じたニュースであった。

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