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2009.08.18

まさに「全員野球」

高校野球の話。春の準優勝以来、花巻東と菊池投手の注目度は常時高い。テレビの甲子園のニュースでもトップにあげられるし、Webニュースでも一般ニュースに「菊池1失点完投」というように出てくるほどだ。
全国でこのような調子であるから、地元紙はすごいことになっている。今日の岩手日報はスポーツ欄はもちろん、一面、社会面もデカデカと記事になっていた。まだ2回戦でこうだから、もっと勝ち進んだらどうなるのだろう・・・・と楽しみに思っている。ちなみにスポーツ欄は2面近く使っていた。

さて、昨日初めてテレビで観戦することができたのだが、注目している控え選手がいた。前任校で担任した子たちと同学年だった子である。ちなみにレギュラーで同じ組の子が大活躍しているが、控えの彼はまだ試合には登場したことがない。
なぜ注目したか。それはテレビが花巻東のベンチを写すたびに、常に大声で何か叫んでいたからである。テレビで写るのはもちろん本人はわからないだろうから、常時声を出していたのだろう。そういえば・・・と思い、春に読んだコラムを思い出した。一部引用したい。

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 花巻東高では、試合でプレーしている選手以上にベンチにいる選手が疲れることも珍しくない。ベンチでは座っているヒマなどない。ボーっとしているヒマもない。声を出し、拍手をし、試合に出ている選手のために道具などを準備した上で、自分が出られる準備をする。さらに監督のそばで指示や声を聞き逃さず、仲間へ的確な指示やアドバイスを送る。これが本当の控え選手たちの仕事。

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まさにこの通りの仕事をしていた。流れを引き寄せるために、花巻東高では、打者がアウトになってベンチに戻る際にもハイタッチで迎えるようにもしている。その中心にもなっていた。得点した回では菊池投手が長打コースで3塁タッチアウトになったが、笑顔でハイタッチで迎えていた。それで流れが来たのであろう。

控えの彼もまさに重要な役割を果たしていた。まさに全員野球。
ちょっと職場の仕事も連想してみた。自分の立場はこの「控え」に似ている。「声を出し、拍手をし、試合に出ている選手のために道具などを準備した上で、自分が出られる準備をする。さらに監督のそばで指示や声を聞き逃さず、仲間へ的確な指示やアドバイスを送る。」という部分などは試合を授業に置きかえたり、監督を校長にしたりするとまさにその通りと思ってしまう。現実は声も拍手も彼らほど出ていない。教え子たちから学んでいることを実感した。

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