折り返し
9月末日は年度の折り返しである。
担任時代は「折り返しは【あと半分しかない】とも言えるし、【まだ半分ある】とも言えます。残りの期間をどう過ごしますか」と子どもたちに問いかけ、自分の目標をリセットさせたものだった。この時期の定番実践、定番学級通信だった。管理職となって、改めてこういう「定番」ものがないことに気づく。
さて、この折り返しは自分を振り返るいい機会だ。2年目の管理職として半年が過ぎた。
2年目でルーキー時代よりは慣れて仕事にも余裕ができるだろう・・・と思っていたが、そんなに単純ではない。自分自身が昨年度のルーキー時代に気づかなかったことが結構目につき、そのたびに勉強をしている。この2年目も来年度になれば、「まだまだ見えていなかった」と思われる気がする。
ただ、それは自分の仕事の幅を広げることになるのでいいことだけど。
それにしても今年度は時間の経つのははやいと感じている。特に7月~8月はあっという間だった。公務の他に「自分の仕事」が充実していることの裏返しとも言える。管理職としての仕事というより、今までの自分の財産をまとめたり、そこから新しい生産活動をする仕事である。これは、担任時代もまだ最近であり、授業にもこだわり続けている今しかできない仕事とも言える。
さて、残り半年。今行っている本務と生産活動を継続しながら、今年度の「管理職実践」をまとめていきたいと思っている。どのような形かは未定だが、自分の立場だからこそまとめられることがある。そう考えている。
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