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2009.09.11

教科書を見比べる

 複数の教科書を見比べて教材研究をすることは大切だと思っている。特に自分が力を入れたいと思っている教科はそうだ。
 教諭時代、社会科については、研究授業等で複数の教科書、それも3~4社を比べて研究したことがよくあった。地域の教科書センターは隣町にあり、よく使わせていただいた。貸し出しリストを見ると、ほとんど借りる人はなし。自分が借りて、数ヶ月後にまた借りに行くと、自分の名前の続きに書くということもよくあった。その場の閲覧はあるのだろうが、複数の教科書を一定期間借りて研究するということは珍しいことなのであろう。優れた教材である教科書を見比べるだけで授業のヒントが見つかるのにもったいない話だなあ・・・と思っていたものだ。

 今は算数の教科書をよく見比べている。今指導する時間で一番多いのが算数だからである(週に10時間)。本県は算数で全地区同じ会社の教科書を使っている。それも私が初任以来ずっと同じである。私自身一つの会社の教科書のスタイルにすっかり慣れてしまっている。
 だから、他社の教科書を見比べてみると新鮮な発見がいくつもある。1時間の展開や単元の構成はもちろんだが、発展教材などは「こちらを授業で扱った方がいいな」と思うものが結構ある。K社の4年の教科書の後表紙には、目盛りが通常のものと違った分度器が掲載されている。「これは何に使うのかな・・・」と思っていると、糸とおもりをつけて「かたむき分度器」として使うものであった。そういえば、スキー場の角度が子どもとの雑談で話題になったことがあった。急な傾きに思われるところでも、角度にすればそれほどの数値ではないということだった。このかたむき分度器を使えばそういうことの理解にもつながるであろう。
 こういうことは教科書を見比べているからわかることである。しばらくは算数の教科書の見比べが続きそうである。

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