地域のよさを改めて感じる
地区民運動会というのが、岩手であればだいたいどこでも行われる。
しかし、その多くが参加者が限られた人になっているのが事実であろう。
本校学区は全く違っていた。
中心となる30代から50代はもちろん、お年寄りの皆さんも張り切って参加した。
それだけではない。小中学生は全員参加。さらに高校や20代の若者も多数参加した。
まさに「地域総ぐるみ参加」の運動会であった。
これだけの参加者であれば、運動会も盛り上がる。
本地区独自の競技である「縄ない」では、お年寄りの腕前に感嘆の声があがったほどである。あとで優勝チームの人に聞いたら、「小さい頃から縄をなっているからね」とのこと。70年ものベテランだから、30年、40年ではとてもかなわないわけだ。
マンモスリレーでは小学生→中学生→高校生→大人と迫力のある展開。実に見ごたえがあった。
皆顔なじみでチームワークがよく、準備や競技もとてもスムーズだった。競技に参加しなかった張り切って運動会を見に来て、大きな拍手をしたり、大笑いをしたり・・・・にぎやかな観客がいれば運動会も盛り上がる。
10年前も、20年前も、30年前もきっと同じような風景だったのであろう。地域のよさがそのまま受け継がれていると感心した。
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