1年前と比較する
ちょうど1年前、堀田先生をはじめとする訪問団が来校された。その時のブログはこちらとこちら。
この来校は、多くの種をまいてくださったもの・・・・とその時感じたのであるが、1年後の今、改めて実感している。
公開授業の感じたことは次の3つであった。
1 意図的な努力を継続しなければいけない(授業)
2 教科書本文の表現の絶妙さ
3 フラッシュ型教材、実物投影機、Web教材の脇役的活用
これらが1年後、どのようになっているか。
1については、なかなかうまくいっていないのが実情だ。授業にはこだわっているものの、自分の中での位置づけは教諭時代より低い。これは管理職の本務が別のところだから、ある程度しかたはないと思っているが。
ただ、この1年で模擬授業をいくつか行っているし、飛び込み公開授業も数回行った。さらに学級を借りての取材授業も行っている。むろん、週十数時間の授業も変わらず。その点では、「意図的な努力」まではいっていないもの、自分としてできる取り組みはしている。
2については、こだわりが続いている。先日セミナーで教科書読解についてまとめる機会があった。この時蒔かれた種も育ったと言える。
3については校内的なインパクトが強かった。実物投影機の導入が促進され、事務職にも授業参観したことで、その必要性が認識された。今年度は念願のプロジェクタ購入も行われる予定だ。今、自分の授業教室も含んだ全学級に実物投影機とプロジェクタは入っている。先生方も活用している。授業参観日に各学級を回った時には、全学級で活用をしていた。それも様々な方法で。1年前に蒔かれた種は十分に育った。今後さらに育てるためには、また努力が必要だが。
ということで、一回の研修会でも蒔かれた種はその後育つ。むろん、育てるための努力は当然必要である。
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