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2009.10.31

謦咳に接する

総合教育技術」誌の野口芳宏氏の連載は最も注目しているものである。
今月号も骨太の主張だった。
「言葉のすり替えの愚」ということで、現場で使う言葉の変遷について述べたものだった。たとえば、父親参観は日曜参観になっている。父親がいない家庭への配慮からである。これは妥当な配慮であろうと誰しも思うであろう。確かに、昔は父親参観日という名称だったが、今はあまり聞かない。「家庭参観日」となっているところもあるだろう。
ここで野口氏は「不動の見識がほしい」「言い換えをしたところで何一つ解決はしていない」と主張される。そして「父親参観日でよい」と語る。そして、教師が父親参観日にどのように語ればいいか具体的に書いている。ここの部分は圧巻である。(ブログに書くのはその語りを簡略化することになり、失礼なので書かないが・・)
さらに、男女の呼び名、期間指導(支援)についても言及する。

直接ではなく誌面からではあるが、まさに「謦咳に接した」思いであった。
それにしても、「リーダーたる者は『歴史に対して責任をもつ』高い見識をもって部下職員を導かねばならぬ」という言葉は重い。

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2009.10.30

温かい指導と冷たい指導

 家本先生のこちらの本で「温かい指導」と「冷たい指導」について書かれていた。
 子どもが「寒いね」と言った時に、すぐに「薄着しているからじゃないの」「熱があるんじゃないの?」「子どもは火の子、寒さに負けるな」というのが「冷たい指導」。
 まずは「寒いね」「寒いの?」と応じて、それから先のような言葉をかけるのが「温かい指導」。
 「寒いね」の一言があるかないかで大きく分かれてしまう。
 このことは実によくわかる。子どもたちに温かく接しようと思いつつ、子どもたちが話しかけてきて「冷たい指導」をしてしまった失敗はけっこうある。しばしば、あとで後悔したものである。

 冷たい指導は教師目線で「教えよう」「対応しよう」という状態になっていた時に無意識にしていたと思う。子どもの目線で考えている時には、「寒いね」と言われれば「そうだね。寒いね」という言葉が自然に出てくるであろう。担任ではなくなってからは、担任目線ではないのでむしろ温かい指導をしやすい立場である。日々の自分の接し方を振り返り、来週からはもっと意識していこうと思った次第である。

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2009.10.29

原稿を実践で確かめる

昨日、児童朝会で短い時間の話を依頼された。委員会や学年発表について、教師が交代交代で話をするものである。今回は広報委員会による「赤い羽根共同募金」の発表だった。キャラクターに扮した二人の会話から始まり、共同募金の趣旨や呼びかけを上手に話していた。自分はどのように話したらいいか。
ちょうど最近「教師の話のしかた」の原稿を書いていたので、そのことを思い出しながら話した。意識したポイントは次のようなものである。

・明るいトーンで話す
・声の強弱でメリハリをつける
・視線は全員に注ぐ
・ナンバリングをする(今から3つの話をします・・・)
・問いかけを入れる
・問いかけの後、間を置いて思考活動をさせる

 原稿を書いたばかりだったので、発表を聞きながら「問いかけは『今回の発表のよかった点は何ですか』でいいな」「大事なことは3つある。これでナンバリングできる」というように頭を回転させて、話の組み立てを考えた。
 朝会等での短い時間の話は自分自身はあまり上手ではないのだが、原稿でのポイントが今回は効いて、ある程度満足できるものとなった。常にインプット・アウトプットの活動を続けていることがトレーニングになっているのだと実感した。

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2009.10.28

音声認識技術

音声認識技術についてのニュースを見た。その技術自体はいろいろなところで応用されているのだが、医療現場や教育現場で活用されているというものである。

たとえば、医師のカルテ記入を音声で行う。画面を見ていると専門用語を間違えずに認識していた。カルテ記入時間はキーボードで打ち込むものより3分の1になっていた。その結果、この医師が診る患者数は2倍になったという。
議会での活用場面も映していた。答弁が全て5秒遅れでスクリーンに文字化されていった。これにより、速記係(今も速記をしているのか?と疑問に思ったが)が不要となり、議会終了後1時間程度で議事録が完成されるようになったという。しかも年500万円のコストダウン。
そして教育現場。これは先生が話す言葉を10秒遅れでやはりスクリーンに映しだすものだった。「何のため?」と思ったら、聴覚障害者の理解のためということだった。なるほど。こういう場面では必要になるだろう。

同じ技術が一般にも普及したら、校務で変わる部分も多くなるだろう。たとえば、職員会議や研究会の議事録はこれでできるであろう。セミナーの講演のテープ起こしも不要になる。行事のアンケート調査等は書いたり、キーボードで打ち込むよりよほど早い。いつかその日が来るのではないか・・・と思った。

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2009.10.27

一流アスリートの言葉

文科省の事業にトップアスリート派遣事業というものがある。
本校が立候補し、幸いにも派遣していただけることとなった。種目は卓球。派遣者はこちらの方である。元全日本チャンピオンであるから、まさにトップアスリート。このような遠くまで・・・・と思うと本当に有り難かった。

ラリーの様子、スマッシュぶり、そして指導ぶりとやはり一流ということが随所に表れていた。
それだけではない。私自身、ハッとしたことがあった。
質問タイムである子が「試合中に落ち込む時にはどのようにすえばいいですか?」というものがあった。
百戦錬磨の選手のことである。どんな答えが出てくるか興味をもった。

「まずは流れを変えることですね。たとえば、立つ位置を一足分変えるだけで流れは変わります。(相手に決められた)ボールをゆっくりと追いかけて拾うことでもいいし、できるのならタオルで汗を拭いてもいい。流れを変えることです」

そうだよな・・・と思った。調子が悪い時は「流れを変える」ことだ。これなら家でも自分ができそうだ。

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2009.10.26

読み直している本

アウトプットはインプットのチャンス。原稿のためにいくつもの文献を読み直している。新しい本も購入しているが、読み直しの時間の方が今は多い。その中からの紹介。

1 「子どものやる気と集中力を引き出す授業30のコツ」(上條晴夫著 学事出版)
 授業成立の10の原則、授業づくりの基礎技術10のアイテムを読むと自分の授業を振り返ることができる。子どもたちにもっともっと活動をさせなければと実感。

2 「教師のための話術入門」(家本芳郎著 高文研)
 話術に技術は必要である。同時にその技術の奥にある家本先生の「思想」の深さに驚く。

3 「ネタ開発ノウハウ」(有田和正著 明治図書)今はこちらの書籍として発行。
 有田先生のネタ開発のための追究意欲の凄さを物語る書である。ここまで追究してしまう意欲・・・しかも50代での追究というところに改めて驚嘆してしまう。
 

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2009.10.25

教員採用状況

昨日のネットで岩手の教員採用状況のニュースを知った。こちら
小中合わせて64名。相変わらず少ない。きっと小学校だけだったら30名ぐらいでは・・・と想像する。しかも、受験者は講師経験者が多いのだから、かなりのハイレベル。

それに対してこのような地区もある。「同じ教員なのだから首都圏へ行ってもいいのでは」と考えるかもしれないが、「自分が生まれ育った地域で教員をしたい」という気持ちはよくわかる。家庭の事情がある人も多いであろう。

講師をしている人では本当に実力もあり、感心する研究授業をする先生方も多かった。そういう先生方が採用されないこの状況。結果的に岩手は自分も含めた40代教員の世代が定年退職しない限り採用は好天しないであろう。少子化による統廃合が続くだけではなく、定年退職者も少ないからである。

この厳しい状況に自分ができることは、教員という仕事に真摯に向かい合うことだと思う。自分が学んだことを次の世代に伝える。そのために自分の立場でできる活動や発信をしていくことである。

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2009.10.24

名前を覚える

「神業」を見た思いだった。
1年前一回ちょこっとお会いした人の名前を覚えているだろうか。
「お久しぶりです。〇〇さん」と著名な方に言われたら、確かにビックリする。そして「覚えていてもらえるなんて、光栄」と誰しも思うであろう。事実、言われた方はそのような気持ちになった。
もしかしたら、お会いする前に調べたのかもしれないが、その努力だってなかなかできるものではない。
まさに神業と瞬間的に感じた。
自分ももっともっと名前を覚える努力をしなければ・・・と思った。

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2009.10.23

担任の気遣い

今日たまたま目にした文章に次のようなものがあった。保護者の声である。

食べ物のアレルギーをもつ娘。その日の給食にアレルギーのある食材があった。「食べないように」と念を押し、さらに連絡帳に書いた。帰ってきてから、お腹が空いているだろうと思って「何か食べる?」と聞くと、「先生が他のおかずを多く盛りつけた」とのこと。さらに担任から「給食は足りたでしょうか?」という電話があった。その気遣いに感心した・・・・。

ちょっとしたエピソードだが、担任として学ぶことが多い。
まずはアレルギーの子に対する給食の配慮である。今はアレルギーの子の代用給食が出ることが多いかもしれない(前任校はそうだった)が、そうでない場合は「食べさせない」のはもちろん、このような形がベストであろう。
そして、自宅への電話。「アレルギー持ち」ということで、教師からすれば負担の増すことになる。それを信頼を得る事例に結果的に転化させている。保護者が担任を「いい先生」と思う事例である。

今自分では担任ではない。自分の立場でできることは、このような事例を先生方に紹介することであろう。その点では「保護者の声」のような記事は有り難い。担任としての行動基準を学ぶ事例になるだろう。

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2009.10.22

 外国語活動は教育を広げる

教育ルネサンスの「小学校と外国語」の連載を興味をもって読んでいる。
現場の実態や研修の様子などは「まあ、そうだろうなあ」と読んでいるが、「教育の可能性を広げるヒント」がけっこう書かれているからである。

たとえば、「ネットを通じて海外交流」などは、外国とのテレビ会議を外国語活動に活用している。自分もかつて交流学習をしてその効果を実感しているが、このような交流学習は外国語活動にも応用できるのだと感心した。
そして、「中学と連結」の記事。これは本校でもできるじゃないか!と感じている。小中併設校のメリットである。話は出ているが実現には至っていないので、改めて進めるべきだと思った。
最後に「英語づくし」に紹介されていたイマージョン教育。自分が海外研修に行った時に、アメリカの小学校で算数をスペイン語で教えていたことを思い出した。教師のスペイン語の説明を聞き取り、子どもたちもスペイン語で答えを言う。「これは一挙両得だ」と感じたものだった。

ここに紹介された事例は、外国語活動+異質なものの組み合わせだ。そこに教育の新しい可能性が広がっている。実践のヒントがここにありそうだ。

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2009.10.21

講座感想の声に励まされる

8月に行われた全国学校レクリエーション大会の記録冊子が届いた。冊子にするということで時間はかかったが、自分が行った講座についての感想がまとめられているのは大変ありがたい。受講された皆さんの率直な感想が書かれているからだ。(ただ、講師に遠慮して本音で書けない部分はあるだろうから、プラスの評価はある程度差し引いて考えなければいけないだろうが。)
講師だった私が励まされるいくつもの感想があった。

・授業内容と学習ゲームが結びついて、今日の授業「わかったし、楽しかった」となれば最高だなあと思いました。
・(学習ゲームの)やり方だけに走らず、教師自身のねらいところもしっかりと持ちたいと思いました。
・あっという間の3時間でした。教室がふわっと笑いにつつまれたり、あーすごいねーという声につつまれる、そんな授業づくりをしていきたいなと思います。
・即授業に取り入れます!また、思考力を鍛えていけるような活動を教材研究していきたいと思います。

こういった感想をもったとすれば、講座のねらいが達成できたなと思う。また、分科会の雰囲気について述べた方もいた。「発言が全く苦になりませんでした」「認め合いの温かい雰囲気の中での分科会でとてもありがたく思いました」・・・見ず知らずの皆さんで一つの分科会で3時間を共にする。そういう点では、いかに分科会の雰囲気をいい方向にもっていくのも重要かということを感じた。
それにしてもこういう講座の感想にはいつも励まされる。限られた中での講師ではあるが、次の活力になる。有り難いことだ。

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2009.10.20

読み応えある11月の教育雑誌

月に十数冊の教育雑誌を購入しているのだが、前任校のつながりで実家のある奥州の本屋さんで年間購読をしている。自分が土日に帰った時に、本屋に取りにいくというしくみ。
昨日、11月号を取りに行き斜め読み。そうか、もう11月号だ。今年も暮れていく。

今月号は自分の立場で読み応えのあるものが多い。

授業研究21(明治図書)
特集が「指導力アップ「校内研修」の改革論。現場教師はもちろん、研究者、校長も提言をしている。特に校長のリーダーシップは参考になった。

学校マネジメント(明治図書)
「OJT時代!人材育成プランの作成と活用」が特集テーマ。OJT(On the Job Training)についてはあまり文献を読んだことはない。初めて知るために適切な原稿が多い。

現代教育科学(明治図書)
「全国学力テスト」について著名な研究者(市川伸一氏、山際隆氏ら)が鋭い論考を書かれている。

 今月号には「社会科教育」誌に原稿が掲載。地誌学習ということで苦労した原稿であった。また、この「社会科教育」では真っ先に新保校長先生(北海道)の「私の乱読日記」を読む。今回も切れ味抜群である。

 先週娘が「お父さんの名前が書かれていたよ」と「一番受けたい授業」(朝日新聞社)のことを教えてくれた。地元書店で学校名と私の名が本のPRとして使われていたらしい。ちょっと恥ずかしいことであるが・・・嬉しいことでもある。

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2009.10.19

すばらしい文化祭だった

今年の文化祭が終了した。
今年もすばらしい文化祭だった。
まさに「文化」そのものだった。

低学年は「くじらぐも」「かさじぞう」とまさにその学年に適した劇。日ごろの音読や歌の指導が確かなので、見事に表現されていた。
中学年は難しいテーマをよく表現していた。何よりも配役が適材適所。全員が活躍していた。
高学年は総合とタイアップさせた劇。内容が充実していた。自分も本校で取り組むとしたら、こういうスタイルだろうと共感をもって見ていた。スライドもお見事だった。

本校の特色は小中同時開催ということである。それ故に中学校の発表のすばらしさも堪能できた。
地区大会に敗れ、自分だけ県大会に行けない心情を吐露した生徒の弁論には感情移入をした。
劇「ハンバーガーショップの野望」は中学生の演技力に感心。ネット上に脚本(校内使用は無料)がある。ネットの力も大きいと感じた。
そして、フィナーレでのビデオは秀逸だった。画用紙に「あなたが大切なもの」を字で書き、それをデジカメで撮影。全校+教師+家族+地域の人々で百数十人になったであろう。それらがスライドショーで示される。お客さんは地域を大切にする中学生の取り組み感動していた。この企画力はお見事!まさに「文化」であった。
小中併設のよさをまたまた感じた。

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2009.10.18

野村楽天の番組から学ぶ

昨日は翌日に文化祭があるということで、アパート泊。ふだんは見ない10時以降のテレビを見ていたら、こちらの番組で野村・楽天のことをしていた。もともと野村監督の本は好きでよく読んでいたし、楽天がCS第1ステージを勝ったこともあり、興味をもって視聴した。
そしたら、その日の映像や話を交えて放送していた。まるで楽天が勝つのを前提としていた番組だった。(負けたらどうなっていたのだろう??)

さて、番組の中で光る言葉がいくつもあった。思わずメモ。仕事にも生かせるものばかりだ。

・価値ある凡打が打てる(鉄平選手)
・相手を観察し、盗塁に結び付ける(渡辺選手)
・手本や教科書を示し、そこから選手が自分に何が必要か考える
・数字を超えた「無形の力」が今年の楽天にあった(昨年の方が打率も防御率もよかった)
・その時に適した育成術がある(マー君育成術・ほめて育てるから反発心を煽るように)
・トライアンドエラーを野村監督は70歳を過ぎた今でもしている
・しっかりとした考え方をもつ選手を育てるのが育成の第一歩
・考え方を変えることは難しいが、少しやってみて効果が上がるのは嬉しいこと
・チームとしての軸がないと動いていかない(ベテランの役割)
・自分が模範を示していないと人を叱れない
・監督として「人」を残して去る

一番応えたのは「人を残す」ということだ。自分の世代ではその義務がある。

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2009.10.17

インフルエンザにヒヤヒヤ

新型インフルエンザが猛威をふるっているが、学校現場は本当に振り回されている。
本校のように学級の児童数が少ない学校では、1名でも出れば学級閉鎖を余儀なくされる。学級閉鎖の期間中に文化祭がであれば、当然文化祭も開けなくなってしまう。
予定されていた日に文化祭が開催できなければ、いろいろな不都合が起きる。延びることによって、子どもたちのモチベーションも変化するだろうし、再度練習のために時間を費やさなければいけない。その分教科の学習も遅れる。また、保護者もその日に合わせて予定を組んでいるので、延期した日に参観できるとは限らない。何よりも、延期したからといって子どもたち全員が参加できるとは限らない・・・。というようにデメリットが次々と出てくる。

今週、同じ町内の中学校が新型インフルエンザで学校閉鎖となった。当然、我が校にも広がる可能性がある。朝電話が来たり、欠席する子がいたりすると「新型インフルエンザでは?」とヒヤヒヤしたものだった。
幸い今日段階でかかった子は小学校も中学校もおらず、無事明日文化祭を開催できそうだ。それにしても、今年度はずっと対策に追われている。昨日の朗読会の実行委員会の会議でも、会議がスタートする時点で全員がマスク着用となった。よりよい方向に向かうことを願うのみである。

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2009.10.16

教師の服装

大阪府の橋下知事の「教職員のジーンズ・ジャージ禁止も・・・」というニュースが以前流れた。会見のごくごく一部の映像であろうが、メディアの影響は大きく、ネットでも賛成・反対のアンケートをとっているサイトが出てきている。

「教師の服装」。20年近く前だったかと思うが、服装問題で「教員用の制服を市で準備する」という報道がされたことがあった。それも大阪府だったと記憶している。むろん、大阪府に限らず全国各地で「教師の服装」は話題になることがあるだろうなあ・・・と想像する。
私自身のことを振り返れば、若い頃は服装に無頓着だった。ジャージで登校ということはなかったものの、ネクタイは行事、研究授業、出張の時ぐらいのものだった。だから、研究授業の日に朝からネクタイ・背広で出勤したら、子どもたちに「先生、出張ですか?」と聞かれ、苦笑したものであった。当時は、校内での身近な先輩がラフな服装で出勤していたし、初任者研修でも特に言われなかったので、そんなものだと思っていた。(映画やテレビで映る小学校教師がカジュアルな服装で授業していたのも影響していたのかもしれない。)

それが数年たってから、毎日ネクタイをして行くようになった。職場で尊敬している先輩方がネクタイをしている方々ばかりだったからである。「なぜ、いつもネクタイなのですか?」と聞くこともなかったが、「子どもたちに教えるのに相応しい格好をするのは当然」という雰囲気がそこにはあった。
さらに、自分がたいへん影響を受けた家本芳郎氏の著書「子どもと生きる教師の一日」(高文研)の中にも服装についてのくだりがあった。
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だらしのない服装はよくない。なぜなら、学問を教えるのだからである。つまり、学問を教えに行くのなら、それにふさわしい威儀を整えて教場にむかうということである。(中略)
教師が服装について自らきびしくなければならないのは、子どもの服装の指導のためではなく、教師としての職業上の倫理や品位からである。
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当時、身が引き締まる思いをして読んだ文章だった。

原稿を書くにあたって家本氏の著書を読み、今日この文章にまた触れた。先の橋下知事の発言と関係もあり、改めて自分の服装の変化を思い出した次第である。

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2009.10.15

通信で考えた

立場上様々な通信を出しているが、月1回「コンプライアンス通信」を出している。学校でのコンプライアンスを推進する立場なので、交通事故防止・服務・金銭管理の重要さ等について書いている。
岩手県では毎月15日が「コンプライアンスの日」になっているので、この15日が通信発行の日である。今日、さっそく発行した。その中に掲載した著作権クイズである。

① こどもが自分で考案したキャラクターには、著作権が発生しない。
② 学校のホームページに他人のサイトのリンクを許諾なしに貼り付けても違法ではない。
③ 運動会でキャラクターを描いた応援旗を作成、使用するのに、キャラクターの著作権者の許諾は必要である。
④ 国語の時間に子どもが作った詩を学年便りに掲載する場合、子どもの許諾なしにできる。
⑤ 運動会でヒット曲を流すのには許諾は必要である。
⑥ 音楽の時間、著作権者の許諾なしに児童の人数分だけ歌詞をコピーして学習活用してもよい。
著作権クイズ・ドリル」より

これらは実際の学校現場に関係ありそうなものである。しかし、細かな部分の著作権については私自身が疎い。その勉強を兼ねてWebで探してみたものである。いろいろな情報に触れるうちに自分自身の知識が増えていくのを感じた。通信にはさらに次のように書いた。

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「教員は著作権の意識が薄くて・・・」という話を聞く場合があります。私自身、若い頃ワークブックをコピーしてそのまま大量印刷をして、先輩教師から「それは本当は著作権違反だよ。どこかに書いているはずだよ。」と指摘されたことがありました。小さい字ですが、「複写を禁じます」と確かに書かれていました。無知であることは恥ずかしいと痛感しました。(※プリント集にもコピー可というものも多いです。)
裏面に岩手県教育委員会発行の「岩手県教職員コンプライアンスマニュアル」の「11知的財産権への対応」を掲載しました。このような内容もコンプライアンスに関連があります。
私自身も勉強するまでは、「コンピュータのソフトをコピーするのは著作権違反」という程度の知識でした。しかし、先のクイズのような事例を知って、これは教師も著作権について学ばなければいけないと感じました。
というのも、クイズの事例は私たちの日々の仕事の中で生じる内容でもあるからです。
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私自身が教諭の時は、管理職が発行したこのような通信を読んでも意識が変わるということは少なかった。ただ、読んだ先生方が少しでも興味をもったらそれでいいと思う。何よりも自分自身が通信を出すことによって学びになっている。その点でも職員向けの通信を発行するのは意義があると思っている。
今回はコンプライアンスの通信だったが、なかなか出せないでいる授業や学級通信に関する通信も発行しようと準備中である。

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2009.10.14

少しずつ積み重なる

先週は国語の授業研究会があった。
2年生の授業をもとに、研究会を行う。例によって「ワークショップ型」である。
このワークショップ型を続けてきて、いくつもの変化が出てきていることに気付いた。

1 付箋紙のグルーピングの大幅短縮
 授業参観の時に、授業の視点で気付いたことを付箋紙に書いている。それらを研究会では、模造紙に貼り、グルーピングをする。
 最初に取り組みはじめた時には、どうグルーピングしたらいいのか迷う部分もあったが、取り組み初めてから数分でできるようになってきた。これはにより、大事な話し合いの時間がより確保されるようになった。

2 代案が次々に出される
 グルーピングする時点で、「この点は今日の授業のポイント」だな・・・とおぼろげながら考えている。実際の話し合いで、ポイントに関わって説明や代案が今回は次々の出された。一斉型の研究会では気軽には出てこないものであろう。立ちながら一人一人の距離が短いからこそ、出てきたのでは・・・・と思う。

3 小規模校なりのワークショップ
 今まではグループが2つに分かれており、それぞれまとめを発表していた。今回は参加者が減ったので、8人全員で行った。これが結果的にはヒット。賑やかな意見交流だけではなく、1つのグループ内で成果と課題が明確になった。こういうスタイルもいいものだと思った。

 先生方もワークショップ型のよさを感じて、毎回充実した部会研究会を行っている。むろん、課題点はあるのだが、それも一回ずつ改善していっている。私自身もいい勉強をしている。 

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2009.10.13

襟を正す

日本教育会発行の「日本教育」という管理職教員向けの雑誌がある。管理職となってから、この雑誌の存在を知り、会費を納めて購入している。
一通り読み終わった後、この雑誌の編集後記に目が行った。3人が書かれているが、それぞれ今の自分にとって重要なことが書かれていた。

1 職人がいい仕事をしようと思うと、必ずまず道具を磨く。そのように、自分がいる国においては、重臣の中の賢人を選んでそこに仕えることだ。
2 (宮大工達の)職人魂が伝わってきます。それは、木や石、土を畏れ敬う職人の心です。そのために、道具を磨き、土や木肌を手や足で触れ、耳で「木の心」「石の心」を聞こうとするのです。
3 いくらベテランであっても、研究する態度を失った教師は、どんなに優しい声や手練手管を使ってみても子どもの気持ちはつかめず、子どもとは違った世界の人になってしまっている。

1については、自分の周囲には賢人が多い。年上はもちろん、年下の先生方でも尊敬できる人が多い。今までもたくさんのことを学んできているが、改めて自分の学ぶ姿勢について考えさせられた。
2については、「子どもを大切にする」ということに通じるであろう。「子どもの声・子どもの心」をいかに聞こうとしているか。これまた改めて自分の態度について考えさせられた。
3は大村はまさんの言葉である。ベテランには手厳しいメッセージであるが、その通りだと思う。自分なりの指導方法を確立したベテランこそ、研究する態度に厳しくなければいけないであろう。「子どもとは違った世界の人」になるということは教える資格がないという意味だと感じた。
これらのメッセージを読み、背中がスッと思わず伸びた。

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2009.10.12

正直な説明が大事

3連休は家にいたので、テレビもふだんよりは多く見た。
その中で「売り上げをぐんぐん伸ばしているスーパー」の特集があった。その特色の1つが「オネスト(正直)カード」である。

『長雨の影響で、レタスの品質が普段に比べ悪く、値段も高騰しています。暫くの間、他の商品で代替されることをお薦めします。』
『6月21日から発泡酒が値下げになります。お急ぎでなければ、6月21日までお待ちくださいますとお得です。』

といったお客にとって重要な情報(でもお店にとっては売り上げ減につながる情報)を正直に伝えている。これが逆に信用を得て、お客が来るようになったということである。くわしい説明はこちら

なるほどと思った。お客が「な~んだ。損をした」と思ったらその店にはもう行かないことが多いであろう。クレームをつけるのはまだエネルギーがある人で、多くの人は何も言わずに店を変えてしまう。

そういえば、昨日の朝日新聞に、習字の筆洗いの処理について書かれていた。事前の懇談会で「後片づけで習字の学習時間が限られてしまう。申し訳ないけど、筆はご家庭で洗ってほしい」と説明していた例があげられていた。こういう説明なしで、「筆は家で洗うんだって!」と子どもに言われたら、確かに「なんで」と思うであろう。

正直な説明が大事だと思わされる情報であった。

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2009.10.11

東北青年塾

昨日東北青年塾が開催された。都合があって今回も不参加だったが、すでに半分ほどの記録がアップされている。こちら
このスピード感に感心するばかりである。

内容は特別支援教育についてであった。自分自身があまり勉強していない分野なので、この記録を読んだだけでも参考になる部分が多かった。特に一人一人の子どもたちにどう対応するかという部分は、担任の立場ではない自分は研修や文献等から学ぶしかない。その点でも有り難い記録である。

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2009.10.10

危機管理のための準備

台風18号では、暴風雨圏内になった学校では対応を余儀なくされたであろう。
本校は幸い登校時にはさほど影響がなかったため、通常登校。帰りは台風が近づいてきたこともあり、20分早めて下校という措置をとった(家の人に迎えにきていただく)。何もトラブルもなくホッとした。

翌日が副校長会で、前日の対応が話題になった。同じ町内であるが、判断は各学校単位なので対応も様々だったことがわかった。もちろん、これは学校の規模や地域の実態にもよるから、一律に「こういう対応で」ということにはならない。たとえば、「放課後子ども教室にいて、ふだん通り保護者に迎えにきていただくのがよい」という学校もあり、これはこれで早く帰すよりも適切な対応だと思った。メール配信を併用している学校もあった。こちらでは珍しいが、保護者の要望もあれば今後考えていかなければいけないと感じた。

あれこれ話をして、当たり前だが「危機管理のための準備」がもっと必要ということがわかった。本校でも、こういう時の対応はマニュアル化されているが、詳細となると別である。その状況に応じた細やかな準備がさらに必要なのである。準備の時間が限られているケースなどは難しいかもしれないが、今回は「台風が来るかもしれない」というのは、前日のわかっていた。自分としては話題にはしていたが「まだ沖縄を過ぎたあたりだから・・・」と具体的な細やかな準備は当日になってからだった。この点では反省である。他から学びたい。

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2009.10.09

理想の職員室

副校長は「職員室の担任」のようなものだと思っている。その点では、「理想の職員室」とは何かを考えている。
ところが、今回のタイトルは設備面での「理想の職員室」。こちらのサイトである。
そうか・・・今まで「教室のICT環境」は考えたことがあったけど、「理想の職員室の環境」は考えたことはなかった。特に机の配置やレイアウトなどはどの学校も似たようなものだった。

この「理想の職員室」では、確かに理想だ。図書・教材スペースなどが広かったら、知的になるだろう。私も本をどんどん持ち込みたい。喫茶コーナーでの授業談義もいいし、スクリーンも工夫して使えそうだ。皆さんが管理職に背を向けて仕事をするのはちょっと気になるが・・・。一言コメントもなるほどとうなずける。

私自身は職員室内に副校長も使える個別スペース(集中して作業ができる)が欲しいと思う。担任には教室がある。校長にも養護教諭にも校長室・保健室がある。主事や用務員さんの部屋がある学校もある。ところが副校長には職員室しかない。しかも来客・電話対応も主たる仕事。一定時間作業を行うには、会議室等を間借りするしかない。しかし、そのようなジプシー作業もあまり落ち着かないものである。
まあ、理想はあくまでも理想。でも、違った形で実現できそうなのもあるかもしれない。これをきっかけに考えてみよう。

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2009.10.08

台風と研究授業

2年に1回は台風対応をしなければいけない時がある。(全国的にみれば少ない方だろう)
昨年はなかったが、今年は直撃する可能性があるということで、今日子どもたちを若干早めに帰すこととなった。家族の方が迎えにこられて無事スピーディーに帰せたことでホッとした。大規模校の時の大変さを知っているだけに、小回りのきく学校のよさを実感している。

さらに偶然なのだが、なぜか台風対応の日に限って研究授業があることが多い。
11年前、自分が6年担任の時は指導主事来校だったので研究授業を行った。
2年前の時は1年担任の先生が2校時に研究授業を行い、午前授業で下校。
今日も研究授業が2校時にあり、子どもたちは早めに帰したが、教職員は放課後研究会をみっちりと行った。
授業者からすれば、授業をする限りにおいては同じだから、やはりやってしまいたいという気持ちであろう。

ただ、これが学校公開当日というのであれば、いろいろと判断も大変だろうと思う。
そういう学校が本日実際にあり、本校からも1名参加した。「予定通り行う」のであれば、児童の安全対策をどうするかがポイントになる。「中止」というのであれば、参加を予定していた先生方への対応をどうするかが難題となる。
いざという時の判断。天候が相手の場合には、明確な基準をもつことの大切さを改めて痛感した一日であった。

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2009.10.07

考えさせるWeb

毎日拝見しているブログの1つに、愛知教育大学の志水先生のブログがある。
決して長い文章ではない。
しかし、その中に「考えさせる内容」が書かれている。
最近は教材研究の大切さが書かれている。
今日のブログに、ハッとする言葉が書かれていた。

  教材研究とは、「何を」教えるのか
  「どのように」教えるのかを考えること。
  さらには、「なぜ」教えるのかをかんがえること。

わかりやすい言葉で深い考えである。方法論だけでは教材研究にならない。日々の授業研究でも大切にしたい点である。

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2009.10.06

管理職の心得

とある資料を読んでいて、「管理職の心得」という部分に共感した。11項目書いているが、特に共感したのは次の4つ。

・部下の失敗を黙って始末できれば、その上司は心服を得る。
・箸の上げ下げのようなことばかりいっていると、部下は指示されたことしかしなくなる。部下に責任感が薄れ、志気も上がらない。
・部下の意見は終わりまで聞け。そうでないと部下はものを言わなくなる。上司に対して部下は遠慮しながらものを入っているのが常だからである。
・部下の主張に6分の理があっても、その程度の理だと多くの場合、上司の4分の理が通る。そこに陥穽がある。

自戒したい。これらのことは教師と子どもとの関係にもあてはまるなあ・・・。

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2009.10.05

オススメWeb

以前に一度紹介したが、「スクール55」の授業を見るプロにインタビュー「学ぼう! 大西貞憲の授業眼力」はオススメである。
いつの間にか6回まで進んでいた。たとえば、2回の「指導案へのメモ」などはなかなかふだん話題にならない仕事術である。粗く分けると、「発問・反応」をそのまま書く例と意見・疑問を中心に書く例の2パターンではないかと思う。基本的に記録係がいる時には「発問・反応」は書く必要がないと私は考えている。だから、意見・疑問をメモして授業研究会に備えているが、今一つ有効なメモ術にはなっていない。
大西先生のこのコラムでは実際のメモの例を示しており、「やはり自分のメモに足りないのは構造化」だなあ・・・と痛感した。
一回一回が自分の不足している部分を補ってくれる有り難いWebである。

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2009.10.04

情報教育特集

初等教育資料」10月号の特集は「新しい学習指導要領が求める情報教育」である。文科省参事官の解説があり、論説の他に事例が6つ。そして座談会というスタイルである。特集のこのスタイルはいつものパターンであるが、それぞれの立場からの報告が明快であり、このパターンのよさを感じた。座談会には、研究仲間の笠原先生、笹原先生が登場。日ごろのお二人の実践を知っているだけに、とても明快な記事になっていた。

この号で注目したのは、やなせたかしさんへのインタビュー。「正義というのはかっこいいだけじゃなくて、傷つく自分を覚悟すること」「教職という職業に就いた以上は、ある程度覚悟しなくちゃいけないと思います」というメッセージを重く受け止めた。

この「初等教育資料」は20年近く年間購読しているが、かつては「資料のようなもの」として積ん読しておくことが多かった。今は購入した時点でじっくりと読む。1年間トータルで読むと、現在の教育の動向、特色ある教育課程の実践が幅広く知ることができる良書である。

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2009.10.03

モデル校を探す

本校は全校児童32人の小規模校である。3・4年と5・6年は複式学級である。1年も6人、2年も4人しかいないがこちらは単式(1学級)。担任は全員で4人であり、先生方が出張や年休の時には自分がその学級に入る。
そのような小さな学校には全国に少なくないはずだ。

今まで不思議なことに同規模校で「注目したい」と思える学校に出会わなかった。出会う努力を怠っていたのかもしれない。
堀田先生のブログで、津市立太郎生小学校が本校と似た規模で成果をあげていることを知った。ブログを拝見すると、学校経営のヒントになる点がいくつもある。何よりも、日刊で更新されるブログと頻繁に発刊される学校だよりが、明快な情報公開そのものである。
11月には堀田先生、玉置先生、中村先生をゲストにした学校公開をされるという。何と豪華なことか。自分が今の学校でできることがまだまだあるのでは・・・と思ったWebである。

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2009.10.02

鍛える遠足もいいものだ

今日は登山遠足。校歌の冒頭が「久慈平岳の峰遠く・・・」というように、本校の近い山の久慈平岳の登山である。標高706m。全校で登る。といっても、道は車が十分に通れるところであり、入り口からは1時間半ほどで山頂につく。それでも、やはり登りはきつく、私自身も途中で「けっこうきついなあ・・・」と思ったほどである。低学年の子たちは必死であった。

さて、このような「鍛える遠足」は二十年ぐらい前はどの学校でも行われていた。年2回の遠足があり、一回は見学的なもの、もう一つは歩いて鍛える遠足である。それが授業時数削減により、見学的なものだけになってしまった学校が多かった。2校目や前任校はそうであった。だから、このような遠足は久しぶりである。
今回はこの鍛える遠足のよさを感じた。

・まずは達成感があること。苦しんで登った後の達成感。山頂から見えた太平洋までの景色はそのご褒美である。
・縦割り班なので、上級生の下級生への関わりが実によかった。大変そうな時にはリュックを持ってあげたり、やさしい声がけも多かった。自分たちもそうしてもらったからである。
・何といっても思い出に残る。2年に1回の登山であるが、けっこう前のことをしっかりと覚えていた。それだけ記憶に残るということである。
・自然の中での遊びの気持ちよさ。「汗をかくのがいい」と子どもたちは言っていた。

2年に1回ということであるが、こういう意義あるものなら毎年でもいいと思っている。鍛える遠足もいいものだ。

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2009.10.01

秋の色

16km離れた職場へは約20分。いつもだとあまり気にかけないが、このごろは山々の風景が目に飛び込んでくる。
今の職場に転勤が決まった時、この近くの学校に勤めていた友人から「秋は紅葉がきれいでドライブ気分でしたよ」と言われたことがあった。今がまさにその季節。
先週、山が色づき始めているところを見た。そして、今日改めて山を見てみるとだいぶ色づいてきたのだ。色とりどりの景色が本格的に始まる。しかも、田んぼには一面黄金色の稲。その情景に思わず「美しい!」とつぶやいた。
こういう景色を毎日見られるのは幸せである。
ただ、その期間は短い。寒く厳しい冬になる前の束の間の癒しである。

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