最近読んだ本
教育書やビジネス書以外の本をあまり紹介することはないのだが、今日はその2冊。
1 「人口で見る日本史」(鬼頭宏著・PHP)
人口という視点から、縄文時代から未来までの歴史を論じた書。これを読むと日本の人口は一定して増えてきたのではなく、多少の増減があったことがわかる。今の人口減少もたいしたことがないと思いきや、2055年の人口ピラミッドに驚愕。何と80代が一番人口が多いという予想。歴史の知識も見方も、将来の予測も深まる本である。
2 「外国語になった日本語の事典」(加藤秀俊・熊倉功夫編・岩波書店)
禅,俳句,黒潮,指圧,豆腐,醤油,人力車,交番,カラオケ・・・これらは全て今は「外国語」になっている。もともとの語源と、それらが外国にどのように広まったかがわかりやすく書かれている。自分のホームページのテーマにも関わりがある本ということで、自分にとっては必読の本だった。知識も広がる。
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