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2009.12.20

弱音を吐ける職員室

久しぶりに東北青年塾に参加した。
今回の講師は諸冨祥彦氏。著名な方であるが、改めてアマゾンで検索して驚いた。すでに100冊以上の著書・共著。こういうビッグな方をお呼びできたのは、一緒に研究会で参加されている方が塾員にいたからである。人の繋がりは有り難いものだと感じる。

講演はメンタルヘルスをテーマとしたものだった。テーマからして、重く、固い雰囲気になるのかと思ったら全く違っていた。「ショー」のように楽しめ(何度笑ったことだろう)、なおかつ重要な学びがいくつもあった。
特に印象に残ったのは「弱音を吐ける職員室に」というメッセージである。自分の立場は、「職員室の担任」と思っているだけに、自問自答してしまった。先生方が元気に教育実践を語るのも、研修に励むのも大事。同時に、弱さを自己開示することも改めて大事なのだと感じた。

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Comments

かつのりさん、コメントありがとうございます。細やかな気配りの文章のあちこちに感じられて、すてきですね。かつのりさんのような声がけを私もしてきたいと改めて思いました。ありがとうございました。

Posted by: サトマサ | 2009.12.23 17:47

「弱音を吐ける職員室」について,まったく同感です。わたくし,うちの学校の教頭先生から「ありがとう,弱音を吐いてくれて」と感謝されたことがあります。率先して(?)弱音をはく人がいると,互いに相談しやすくなるのだとか。(?)時には明るく,時には心からぐったりしながら,ほんとうのところを話すようにしています。(みなさんの仕事をじゃましない範囲で)
もう1つ,「今日のあれ,よかったね!」「今日は○○くん,どうだった?」みたいな話題を出すように心がけています。語り合い学び合える職員室を求めています。

今回の青年塾,参加させていただくことはできませんでしたが,まさとし先生のおかげでよい気づきをすることができました。ありがとうございました。

Posted by: かつのり | 2009.12.23 16:37

hakusukeさん、コメントありがとうございます。連携がしっかりとしている職員室集団など、なかなかあるものではありません。すばらしいですね。自分自身、弱音はほとんどはかなかったと思います。「できませんは能力がないと言っているのと同じ」と考えていました。もちろん他者には求めませんでしたが、今考えると自己開示がもっと必要だったかもしれません。

Posted by: サトマサ | 2009.12.21 06:16

お笑いライブのような、非常に盛り上がった研究会でした。私も「弱音を吐ける職員室」といった言葉が印象的でした。勤務校は、職員室集団の連携がしっかりしています。それ故、生徒指導もきちんと成されていると思います。しかし、私はまだ弱音をはいていないのだろうなぁ・・と自分自身の行動を反省しました。先輩先生方の良い面をもっと受け止めねば!そして、「睡眠の必要性」についても話題に取り上げていたことから、健康あっての職業だなぁと、改めて考えさせられました。
仙台の街もかなり冷え込みました。雪道大丈夫でしたか?

Posted by: hakusuke | 2009.12.20 19:49

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