改めて名著
原稿やプレゼン作り等で過去に読んだ本を再度読むことはけっこうある。
改めて読んで、やはりこの本はすばらしいなあ・・・と感じることもしばしばである。
そういう本を数多くもっているほど幸せなことはない。その中から2冊紹介。
「教育力をみがく」(家本芳郎著 寺子屋新書)
「指導」の奥深さを実感する本。自分自身の安易だった指導方法を改めて反省してしまった。特に紙くずが捨てられている時の13の指導法の点数付けや体育館での座り方の研究場面などは、「指導法研修会」のような会を開き、演習風に取り上げたいほどだ。
「スクールリーダーのためのコーチング入門」(千々布敏弥著 明治図書)
周囲と頻繁にコミュニケーションをとらなければいけない立場にたった時に、この本に出会った。以来時々読み返している。質問一つとっても「肯定質問」「未来質問」というように役立つ明快な考えが示されている。圧巻は「コーチング会話のシミュレーション」。こういうやりとりをすれば、自分も周囲も(少しずつだが)変わっていくのだろうなあ・・・と改めて感じさせる本である。
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Comments
いつも読ませていただいています。
『教育力をみがく』は、私も何度か読み返しています。家本先生の視点から、多くの學びを得ることができています。
佐藤先生がこれまでに紹介された家本先生著書も、チェックしています。
Posted by: 學び魂 | 2010.02.11 23:55