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2010.03.07

板書講座

今朝の朝日新聞に大きく「チョークで伝える書く文化 福岡教育大野板書講座」という記事が掲載されていた。
ネットで調べると、3カ月前に毎日新聞でも記事にしていた。
大手新聞社が2社も記事にするくらいだから、珍しい取り組みなのだろう。確かに大学の講義の中で、記事のように実演したり、実際に書かせたりということはあまりないだろう。そもそも初任研以外でも、具体的に指導を受けることも教員はあまりないだろう。そういう意味では、このような取り組みはいい試みだと思う。
同時に板書が話題になるのなら、ノート指導や発問・指示・指名といった基本的な指導技法も講座であればいいが、そんなに簡単にはできないであろう。先の板書講座にしても、開設についての苦労が書かれていた。

そういう点では、やはり「現場で育てる」ということの重要さは変わらない。
私自身は板書についての技術は全くお粗末であるが、有田和正先生の芸術的な板書からは多くのことを学ばせていただいた。また、家本先生はチョークの素材・使い方、黒板消しの使い方といった道具のノウハウにとても詳しかった。その点では、板書自体を重視していたことは確かである。
自分自身は技量がなくても、そういうことを伝えることはできる。今日の記事を読んで、自分の役割も1つ再確認した。

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Comments

私も羨ましい気持ちいっぱいで読みました。

悪筆でクセ字がひどく、板書もひどいものなので
このような、実践的な研修があったら参加したいです。


プロジェクターのスクリーンと共存させるのも悩みどころです。

Posted by: 松田@雪プロ | 2010.03.07 at 19:01

松田さん、コメントありがとうございます。
松田さんが書かれているように、スクリーンとの関係まで言及している板書講座もあるといいですね。これだと数回ではなく、半年ぐらい通しての講義になるかもしれませんが。

Posted by: サトマサ | 2010.03.07 at 19:08

えー、僭越ながらf(^^;。
私大学に移って四年前からずっと板書指導をしております。家本先生の知見に学び、チョークの持ち方、選び方、上下、種類から始まって、その後にチョークの動かし方などなど。

特に国語科教育法や教科教育法の国語では、毎週版諸課題を出し、それをデジカメで撮影して指定したネット掲示板に貼付けることを指示しております。15週、30週とやると少し分かってきます。

字が書けることと、黒板の字が書けることは違いますよね。そしてその先に、板書の技術があると考えています。

Posted by: 池田修 | 2010.03.07 at 20:14

池田さん、コメントありがとうございます。
今回の記事で実は真っ先に浮かんだのが、「どうして池田先生の講義も取り上げないのだろう?」ということでした。おっしゃる通り、池田先生のものは深い板書講義ですよね。

さらに講義の成果物をネット掲示板に貼り付けているとは!相変わらずエネルギッシュ&ユニークな点に感服です。

Posted by: サトマサ | 2010.03.07 at 22:52

書籍にもなっていますね。
自分もすでに購入しました。
http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%BF%E6%9B%B8%E6%8A%80%E6%B3%95%E3%81%A8%E6%89%8B%E6%9B%B8%E3%81%8D%E6%96%87%E5%AD%97%E6%96%87%E5%8C%96-%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E6%95%99%E8%82%B2%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%9D%BF%E6%9B%B8%E6%95%99%E8%82%B2%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88/dp/4839319553

Posted by: kubota | 2010.03.09 at 17:43

kubotaさん、コメント&本の紹介、ありがとうございます。
本にもなるぐらいですから、業界としては珍しいことなのでしょう。ありがとうございました。

Posted by: サトマサ | 2010.03.09 at 19:54

びっくりしました。二つの意味で。

一つは、こう言う本も出ているのですね。私も手に入れようと思います。ありがとうございました。

もう一つは、こう言う本が出なければならない現状についてです。ちゃんと板書ができるって大事だけどなあ。ネットワークで講座をしようかな(^^)。

Posted by: 池田修 | 2010.03.09 at 23:38

池田さん、コメントありがとうございます。
板書は教師が毎時間していると思いますが、研究会でなかなか触れられることはありませんね。軽視されているわけでもないのですが、現状はその通りで、だからこそ話題になっているのでしょうね。

Posted by: サトマサ | 2010.03.10 at 19:21

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