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2010.03.23

閉校・統合

データでいつか聞いた話で、驚いたことがあった。
自分が勤務する二戸管内で、ここ20年で児童生徒数が半減したということだ。
そして、それに伴い、学校数も半分になったということである。

少子化は日本全体の流れであるからしかたがないにしても、学校数もこんなに激減しているとは・・・。そして、今の時期に話題になるのが閉校の話。特にもこの3連休は各地で閉校記念行事が行われ、新聞にも多く掲載されていた。岩手では毎年十数校は閉校になっているらしいし、今年は特に多かったようだ。来年度も私が知っているだけでも十数校が閉校する。

今日の懇親会の話題でも、閉校や統合に向けてのものが多かった。ただ、感じたのは、閉校にしても統合にしても相当にエネルギーを使うということである。町内3校が来年度1つの学校になるが、そのために費やされた献身的な努力。考えてみれば、「学校教育目標」がない。学校運営計画も一から作る。教師集団もヨーイスタートで始めなければいけない。普通の学校にあるべきものがない・・・そこからのスタートであるから、本当に大変であろう。
そして、これらの「閉校」や「統合」というプロジェクトは大がかりなものだが、そのノウハウは一回限りなので伝達可能な形では残っていない部分が多いだろう(記念誌はできるだろうし、式典もするだろうが、それに至るプロセス)。でも、これだけ県内で進むのであれば、方法論的な記録が必要となってくるであろう。
「どのようにして学校を終えるのか」
「どのようにして学校を一から作るのか」
それらの記録から、統合や閉校と関係のない学校も学校づくりの原点も学ぶことができるのではないかと思っている。

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Comments

 閉校・統合に関しては隣県である秋田も似たようなものです。そしてそういう話題を話しているとどうしても暗くなってしまうのは、やむを得ないことでしょうか。
 実は、私は教頭職の時に、統合の事務局を仰せつかってずいぶんと頭を悩ましたことがあります。三校のやってきたことをいかにすり合わせて、よい方向で新学校を立ち上げていくかといった仕事とでも言えばいいでしょうか。
 その時の記録が、結構多くの地区(統合を控える)で利用されたと聞き、ある面でそういう仕事の貴重さもあるんだなと感じたことがあります。
 いずれ、個人的にはあまりやりたくない仕事ではありますが…。

Posted by: spring | 2010.03.24 at 05:40

springさん、コメントありがとうございます。
秋田も同じ状況なのですね。ニュースで秋田県の採用の少なさが流れていましたが、統合の影響が大きいんでしょうね。
統合の記録は貴重です。やはり一流の実践者の方のお仕事は、こういう時も違いますね。貴重な資料だと思います。

Posted by: サトマサ | 2010.03.24 at 23:44

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