授業ネタはどこにでも
年1回のがん検診。
6時からの検診なのだが、混む前に・・・ということで5時前に会場になっている役場へ。これは以前からの習慣。20年近く朝型なので、こういうことは全く苦痛ではない。いつも1番か2番なのだが、今回は1番。
時間があるので、知っている先生方が来るまで、役場ロビーに置いてある様々なパンフレット、各種ミニコミ誌等をザーッと見渡す。これはこれで時間つぶしになる。
その中で見つけたのは「いわてグラフ」。年5回、岩手県が発行しているものだ。「そういえば、実家にも定期的に届いていたなあ・・・」と思い出した。1号ずつだとザーッと見終わってしまうが、30号分ぐらいが綴じられていると相当のボリュームになる。
そこには、岩手県各地のよさが随所に出ていた。「岩手ファンを増やそう」というキャッチコピーもいい。社会の教材ネタにもなる。教育関係の記事もあった。昨年度の県の学習定着度調査の解説や家庭での結果の見方が書かれていた。「県の事業」なだけに当然であるが、このような説明があるとないのでは、結果表を子どもたちがもらった時に保護者の意識も違ってくるであろう。
そんなことを思いながら見ているうちにあっという間に30分がたってしまった。単なる「ひまつぶし」ではなく、立派な「授業のネタ」を仕入れる時間になっていた。「いつでもどこでも教材開発」という意識は変わらないのである。
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