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2010.04.18

認めてもらった有難さ

転勤挨拶状がポツポツと届き始めた。
4月の今ごろから5月にかけてはその返信も楽しみの一つだ。メールではなく、ハガキで来るからこちらもハガキ。字は下手だし、文面も優れているわけでもないのだが、書いている時間は「相手を思う」時間であって、自分にとって、その人との縁を思い出す機会にもなっている。

今回挨拶状の第1号は前任校でお世話になった校長先生だった。すでにご退職されているが、社会教育施設所長になられたという挨拶状だった。「ああ、ぴったりの役職」と思いながら、文面を読ませていただいた。社会教育主事時代に7泊8日の合宿企画(子ども対象)をしたり、校長時代もカヌーの実物を持ち込んで朝会で話をしたりしたものだった。

自分にとっては、担任最後の3年間をご一緒させていただいた。この3年間は、自分にとって多くの参観や講師依頼を引き受けた頃であった。
参観授業は、担任だけでポッとできるものではない。学校への来客であるから、他の先生方の手を煩わせることにもなる。時には校長先生に対応してもらわなくてはいけない。講師依頼は、学校を空けることになる。他の先生に補欠授業に入っていただくのはもちろん、「学年主任が不在」という事態にもなる。
こんなことを考えると、「参観授業は控えるように」「今回の講師依頼の出張は遠慮するように」と言われても仕方がない・・・と今考えれば思う。
ところが、その校長先生はお願いをすると、しばし考えてから「何も断る理由はない。行ってらっしゃい」と全て認めていただいた。今考えると本当に有難いことだった。(もちろん自分も参観授業を校内の先生方にオープンしたり、講師で得た情報を学校に還元したりした。様々な「作戦」を実行した)
「もしも認められていなかったら・・」と考えると自分自身の道も違っていたかもしれない。そんなことを挨拶状の返信を書きながら思った。

なお、その次の校長先生も「どんどん出かけてください」と言ってくださった。管理職になってからは、自主規制をしているが、時々ある講師依頼を認めていただいている。その点では自分は恵まれているとつくづく思う。

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