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2010.04.05

ネットの便利さ

娘が大学に行くということで、この2月~3月は受験、引っ越し準備、引っ越しと目まぐるしかった。無事一昨日、入学式も終わり、一段落ついたところである。

それにしても今回ほどネット情報の有難さを感じたことはなかった。まずは合格発表をネットで。てっきりホームページで受験番号を探すのかと思っていたら、個別に受験番号と誕生日を入力するとわかる仕組みだった。ログインしてから結果が出るまでの数秒はドキドキだった。
大学の情報やアパート情報はネットがなければダメだった。なにぶん遠い地。何回も行ってアパート候補をいくつも見て選ぶ・・・なんて余裕はない。そこでネットでかなり調べた。幸い写真が掲載されているものが多く、参考になった。さらに周辺情報は今や地図サイトで簡単にわかる。「ここは大学生のアパートが多い所」「ちょっとした高台でコンビニも遠そう」というように具体的な住イメージがある程度わいた。だから、実際に行って決めるのも候補を絞っていたのでそれほど迷わずに決められた。さらに新しく購入する品物についても同様であった。ネットの便利さを痛感したものだった。

しかしながら、ネットは便利だが、その分、システム化されているところでは逆に「ネットがない」状況だと大変だということである。カリキュラムの申請も大学側からの基本的な情報提供もWeb(しかもケータイは対応しない)からということで、まだネット環境がない娘と連休中は何度か連絡を取った。必要な資料は印刷し、送付しなければいけなかった。
「まずは様子を見てから・・・」と思っていたが、最初から必需品となるとは予想外だった。むろん大学にもあるだろうが、十分に使えるとは限らないであろう。

このような中で大学生活を送るわけだから、パソコン技能はもっていて当たり前という時代なのであろう。30年前の自分の大学時代と比べて、その違いにただ驚くばかりである。

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