心に入ってくる言葉
どっと仕事に追われていた4月。運動会中心に動いていた5月。
それらが終わって、今週はいくらか時間的にゆとりが出てきた。あれこれ学校運営について考えたり、送付資料に目を通したり、幅広い読書ができるようになってきた。
読んだ資料や本の中に、今の自分を励ますような印象深い言葉が書かれていた。
・自分に合う仕事なんかないですよ。自分が仕事に合わせなきゃいけないでしょう。だってまるで経験のないひとが、あれもダメ、これもダメと言っていたら、やる仕事なんてありませんよ。だから仕事というものは、与えられたらそれが天職だと思って、一所懸命修業すればいいと思います。
昨日紹介した「プロフェッショナルたちの脳活用法」に書かれていたメッセージだ。
今の自分の仕事についての大事なメッセージだと思っている。今の仕事での「修業」。教諭時代に比べたらまだまだだ。
・教頭・副校長は何でも屋ではないのです。学校を動かしている歯車の軸であり、学校の要なのです。
教頭向けの冊子「学校運営」に書かれていたメッセージである。自分の中で「副校長の仕事は広範囲。何でも屋になろう」と思っているだけに、この言葉は痛烈だった。むろん、学校の中心としてがんばらなければいけないと思っている。ただ、それだけではなく、「何でも屋をするのは、学校がよりよく動いていくため」という点も意識しないといけないと感じた。
どちらのメッセージも日々の仕事に追われ気味の今の自分に、自分の立場を考えるきっかけを与えてくれた。
来週はもう6月。2カ月遅れではあるが、4月1日に記した今年度の初心を思い出して新たなスタートを切ろう。
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