発想の転換
何気なく教育関係のニュースを見たら、「なるほどなあ」と思ったものがあった。
読書活動に関わるニュースで、文科省から表彰された県内の小学校の1校が次のような活動をしていたというものである。
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摺沢小は、昨年から子どもが家庭で両親らに読み聞かせを行い、家族のきずなを強めている。千葉校長は「子どもたちが読書に向かう意欲を高めようと工夫している。読書経験を将来の宝物にしてほしい」と願う。
こちらのWebより
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本校も地区での読書活動が盛んだった。今も十分と思っているが、以前に比べたら低下気味なのは否めない。そこで「もっと親子読書活動を」「もっと親が読み聞かせを」と勧めているが、なかなか難しい。
このニュースでハッとした。「親が読み聞かせ」という固定観念にとらわれてはいけない。「子どもたちが家族に読み聞かせをする」。何とすばらしいことだろう。子どもたちも目的意識があるから、本選びも、読み方も変わってくるだろう。まさに発想の転換だ。
以前、ローカルニュースで、小学生が幼稚園に本の読み聞かせというものが入っていた。これもいいなあと思った。先のと同じ理由からだ。
ただ、簡単に幼稚園訪問はできない。しかし、家族なら毎日できる。本校でも検討していきたいアイデアである。
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