« 一つの道を究める | Main | 発想の転換 »

2010.05.19

家庭訪問に思う

家庭訪問に異変」という記事が数日前にネットにあったので思わず見てみる。
記事を読むと、玄関先だけの対応が出てきているとのこと。
自分の経験から、そう言えば長女の転校前の小学校の担任が玄関先で話していたなあ・・・と思い出したり、私自身も受け持ちのうち1~2件は玄関での話だったな・・・と記憶が蘇ったりした。
家の中に入っても玄関であっても、話す時間が十分に取れれば同じなのでは・・・と思って読み返してみると、どうやら「忙しく事務的に対応してしまう教師」と「家の中に入れたくない保護者」の両方の傾向を伝えたいような記事のようだ。

なるほど。確かに教師にとってみれば家庭訪問は大変なものかもしれない。家を入念に調べ、それなのに迷って遅れたり、なかなか話す糸口がつかめなかったり・・・という経験を若い頃に自分もした。
だからこそ、「家庭訪問」についても「研究」したのもの事実である。
「信頼度を増す家庭訪問とは」
「話を十分にしながらもおおよそ時間通りに終わる方法」
「子どもたちのいい面中心の懇談方法」
等々。
前任校時代には、自分なりの家庭訪問スタイルもできていたら、ある家庭では訪問するなり、「最後の方なのに、先生が時間通り来てびっくりしました」と言われたこともあった。むろん、子どもたちの情報収集の貴重な場であった。

さらに「家庭訪問を通じて子どもを伸ばす」ということにも力を入れた。
一つは子どもたちのマナー。こちらに書いている通り。
さらに、保護者には事前に「お子さんのいいところを3つ考えておいてください」と依頼しておき、家庭訪問で聞き、翌日の学級通信に掲載していた。帰りの会で読み上げた時の子どもたちの嬉しそうな恥ずかしそうな表情や、周囲の「〇〇くん、すごいね」と拍手する様子は今も記憶に残っている。

教師にとって大変な家庭訪問も、研究したり、工夫したりすれば、学級経営の大きな武器になるのである。

|

« 一つの道を究める | Main | 発想の転換 »

Comments

 私の地域では,私が子どもの頃から玄関先での訪問で,教師が家に入ることはありませんでした。なので,家庭訪問とは玄関先で行うものばかりと思っておりました。最近では共働きの家庭も増え,時間の都合がつかない家庭も多いせいか,全家庭に訪問するのではなく,事前に訪問希望を取って,希望がある家庭のみ家庭訪問を行い,他は,家の確認だけという「地域訪問」になっています。
 家庭訪問一つとっても,地域によって全然違うのだと感じた記事でした。

Posted by: hfuruta | 2010.05.20 at 10:04

hfurutaさん、コメントありがとうございます。
そうなんですね。家庭訪問先取り地かもしれませんね。
いずれ家庭訪問は希望制が増えていくのでは…と私は思っています。私の娘の中学校では、2年と3年のクラス替えがないので家庭訪問がありません。そういうパターンもあります。

Posted by: サトマサ | 2010.05.20 at 22:06

私が子どもの頃も、玄関先という家庭訪問でした。
一軒家が多い地区でしたが、玄関で失礼という感じでした。
逆に今は、リビングまでお邪魔しています。
マンションが多い地区ですが、地域性もあるのでしょうか?
テーマは「お子さんのよいところをひとつ」です。
シンプルなはずなのですが、ついつい長話をして
時間超過というありさまです。
営業マンの話好きが、祟っております。

Posted by: 松田@雪プロ | 2010.05.20 at 22:10

松田さん、コメントありがとうございます。
やはり地域によって、家庭訪問のありようはかなり違いますね。
「ついつい長話」ということは逆に言えば、盛り上がる家庭訪問でしょうね。これはこれでトーク下手な私にはうらやましいです。元営業マンの強みですね。

Posted by: サトマサ | 2010.05.20 at 22:18

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 一つの道を究める | Main | 発想の転換 »