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2010.06.19

一生懸命に取り組んだこその涙

中学校の地区の大会に勤務校の中学校の応援に行った。
中学校併設でなければこういう機会もない。
本校中学校は全校生徒が13名。クラブは卓球部のみ。何とかぎりぎりで団体戦も出場できる人数である。
しかし、1点集中というのは強みで小学校からの地区育成会の練習成果もあり、地区でもそこそこの強さである。
昨日は前年ながら決勝リーグで県大会出場は逃したが、今日の個人戦では3位と4位に入る生徒がいて、県大会出場を決めた。喜ぶとともに先生方の指導に敬意を表したい。

それにしても4位に入った女子生徒のベスト8をかけた試合は手に汗握る好ゲームだった。
最初に2セットをとる。3セット目から流れが変わって相手が2セットとる。最終セットは一進一退。何度もマッチポイントをとられた末に、逆転勝ちだった。
絶体絶命という時に、応援の本校チームから「落ち着いて」「一本集中」という声がどんどんとかけられた。女子だけではなく、男子チームからもだ。小さい頃から一緒に活動してきた小規模校ならではの仲良しチーム。どれほど心強かったことだろう。
最後の1点をとった時には応援席も湧きたった。もちろん本人も歓喜の涙。一生懸命に取り組んだこその涙だと感じた。

このゲームでちょうど昼休みになったので、外に出ようと玄関に行くと、一人の女の子が隅っこでタオルを目にあて泣きじゃくっていた。ユニフォームから本校生徒と最後に対戦した子とわかった。
もしかしたら、その子にとっては中学校最後のゲームとなったのかもしれない。これまたジーンと来た。これも一生懸命に取り組んだこその涙だということが伝わってきた。
こちらは悔し涙に違いない。その子にとって今後価値のある涙になるといいなあと思いながら、その場を離れた。

こういうシーンを見られるのも小中併設校だからこそである。

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