原稿書きでいい原稿に浸る
昨日、大きな原稿をひとまず書き終えたので送付した。
今後はその原稿をブラッシュアップする作業になる。
あれこれすべきことはあるので、まずは一休みといったところだ。
この原稿を本格的に書き始めてから3カ月以上も経ってしまった。しかも依頼されたのは昨年の11月。何ともまあ時間がかかってしまったものだ。もっともその頃は今年出した本の原稿を書いていたのだから仕方がない。
それにしても管理職になって、「原稿も講座講師の機会もかなり減るだろう」と予想していたが、原稿については全く逆になってしまった。人生、わからないものだ。
さて、原稿書きに取り組んで思うのは、「原稿書きはいい原稿に再度浸れるいい機会」ということである。
全く自分の考えや発想だけで、原稿は書けない。その分野の基礎的な情報を得たり、自分の考えを確かめたりするためにいくつもの文献にあたるのは必須のことだ。
そうすると、かつて読んだすばらしい文献にあたる。思わず読み耽ってしまう。
このごろでは、「教師のターニングポイント」というテーマの教育雑誌で、著名だった実践者の若き時代の話に引き込まれてしまった。
こういう機会があるから、原稿執筆のための文献探しはやめられない。そして教育雑誌の廃棄もできないのである。
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