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2010.09.09

公開校の雰囲気

 本町は1年に1回はどこかの学校が公開研究会を行っている。(小中合わせて9校)
 県内では以前ほど学校公開研究会は行われなくなった。県の教科ごとの研究大会も10年ほど前からは2年に1回となった。また、公開研究校でも学年代表者だけが授業する場合もあり、公開校にいても授業者にならないこともある。
 こういうことから、「公開研究会で授業をする」ということは限られた機会になってきた。そう考えると自分自身は、恵まれた経験をしたと言える。
 今までの所属校では必ず市指定の公開研究会があった。特に2校目は、公開の盛んな学校で7年間で7回の公開研究会をした。
 公開があると仕事の負担は多くなるのは事実である。その分、教師はもちろん、子どもたちにも力はついた。そして、何よりも公開に向けて全教職員が取り組むことで、「全員の力で学校を高めているんだ」という雰囲気が醸成されて、団結力も高まった。
 2校目の学校では、その雰囲気がさまざまな行事や学年経営にも波及したものだった。
 もちろん、常時そういう公開ばかりではないであろうが、少なくとも自分にとっては「負担はあったが、価値ある時間だった」という感じであった。

 さて、昨日は町内他校の公開研究会だった。他校の公開をみる機会は限られているので、実に貴重な機会だった。
 研究内容や授業そのものだけではなく、公開校の雰囲気から学ぶことが多かった。たとえば、鍛えられた学級がもつ独特の雰囲気。知的な発言が続く空間。学級全体が高まっていることを参観している側も実感できた。
 研究に対する教師集団の姿勢も伝わってきた。研究紀要を読むと、学習意欲が研究が進むにつれて下がる傾向にあったことを正直に書かれていた。また、ペア学習やグループ学習の指導法にしても、プラス面ばかり強調するのではなく、マイナス面も率直に書いていた。研究に対して真摯な姿勢が伝わってくる。
 そういう雰囲気の中での研究。まさに「誠実な研究」という感じがした。そういう雰囲気を感じられる有難い公開であった。

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