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2010.09.06

示唆に富むメッセージ

「管理職」対象の冊子「日本教育」にに、諸富祥彦氏のインタビュー記事が掲載されていた。「教員の悩みとメンタルヘルス」というテーマである。昨年の東北青年塾での御講演を思い出した。
その中に、いくつもの示唆に富むメッセージが書かれていた。

・一番必要なのは、教員同士の間に助け合いの雰囲気があることです
・校長や副校長・教頭は、何をすればいいかいうと、助けを求めてきた教員に、すっと援助を出せるような学校風土をつくることです
・20歳代の先生方は、仕事がわかっていなくても聞いてこないというのです。援助希求力が低い。なっぜかと言いますとプライドが高い。
・自信がないのにこれ以上弱音をはいたら、完全にダメ人間と思われてしまうという恐怖観念があるのです。
・どのような学年主任が適任かといいますと、「援助的リーダーシップ」と私は言っていますが、オープンな性格で、自己開示できる、つまり自分自身の悩みや弱音をふと声に出し、皆さんも困ったことがあったら話してくださいねと悩みを聞けるような教員です。
・統率的なリーダーシップではなく、援助的なリーダーシップをもった教員が学年主任に適任です
・担任の先生方に、理想の校長像をお聞きすると、「こちらの話もよく聞いてくれて、フットワークもよく、頼りがいのある校長」「いざというとき守ってくれる、親分肌の校長」という声が多いです

どれも「なるほどなあ」と頷くことばかりである。20代前半の時の自分も、弱音は吐けなかった。自分の学級経営のまずさを言うのは、プライド(今考えると全くくだらないプライドだ)が許さなかった。自分に余裕が出てくると逆に相談ができるようになった。自分に自信がなかったから、結局話せなかったのだ。
学年主任の時にも、自分の学級の弱みも話さない方だった。初任者と組むことが多かったから、その悩みはよく聞いていたが。学級経営上の問題もあったから、今考えるとあれこれ話してもよかった。
このような文章を読むと過去の自分に反省することばかりになってしまうが、それは今後の自分の教員人生に役立てていくしかないと思っている。

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