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2010.10.31

テレビから

 ふだん単身赴任で家を空けているので、休日に改めて出掛ける・・・ということはかなり減った。その分、ダラダラとテレビを見る時間が増えた。知的生産上は望ましくはないものの、今置かれている生活のバランスを考えたら、それもまた仕方がないと思っている。

 さて、今朝のテレビを見ていて、自分にピンとくるものがいくつかあった。

・NHKニュースで見た「ライフ・ログ」の話。自分も小まめにいろいろな生活の記録をつけている。Web発信もその一つ。ただ、職場での仕事ぶりの記録はつけていない。まあ、つける余裕があったらその分仕事をした方がいいのであるが。ただ、管理職の仕事のログをつけてみるのもいいなあとふと思った。何かが見えてくるかもしれない。

・TBS「がっちりマンデー」で高齢者が元気に働いている工場が紹介されていた。もともと技術がある人は70代でも十分に一線で働ける。自分もあと2年で50代になる(こんなに早く50代が近づくとは予想していなかった)。そうすると残り10年か・・・と思っていたが、それはあくまでも教員としての定年退職までの話。その後はどうするかということを考えていきたいとちょっぴり思った。

・日本テレビで綾小路きみまろさんの密着取材の様子が紹介されていた。持ちネタは葉書ぐらいの大きさに閃いた時にメモをしているという。それは街に出かけてふと聞いた中高年の会話からヒントを得ることもしばしばとか。そして、会場の聴衆の反応を見て、その場で構成を変える時もあるという。本番直前は必死に当日の内容を諳んじていた。それらの仕事ぶりに、教師の教材開発、授業構成、研究授業前と似ているなあとつい思ったしまった。

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2010.10.30

最近の本から

このごろは原稿や実践のためにすぐに役立つ本を読むことが多い。(というより、読まざるを得ない?)
その中から3冊紹介。

・「ニッポンの伝統文化を知ろうよ」(伊藤高雄著 開隆堂)
 自分のホームページのテーマと似た内容なので購入。読む本ではなく、図書館用の調べ学習用図書として活用ができる。自分が担任だったら、間違いなく学級に置いておく本。

・「キミは日本のことをちゃんと知っているか」(齋藤孝著 PHP)
 上記の本と関連して、自分が先のテーマを設けたのは、子どもたちが日本のことを語れるようになってほしいという願いから。この本はそのヒントにもなる。

・「教室がシーンとなるとっておきの話100選 中学生編」(師尾喜代子編 明治図書)
 現場の先生による現場の先生のための本。まさに「力のある資料」が多く、これなら確かに中学生もシーンとするだろう。そして何かを感じ取るだろうと思われる本である。

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2010.10.29

わが母校

時々チェックしている「教育ルネサンス」。
新しいシリーズが始まって驚いた。ここに出ている大川小学校は、我が母校だからである。秋田県から北に30kmほど行った小さな町の小さな小学校。当時も1クラスしかなかったが、調べてみると今は45人の小規模校だ。自分の勤務している学校と似た感じである。

もっとも、取り上げられるには理由がある。NIE実践校ということであり、ここに書かれている実践もかつての自分の実践とリンクしており、興味をもった。さらにいえば、コメントをしている小玉教諭は中学校の時のテニス部の2年先輩だった。

記事を読みながら、一気に小学校時代や中学校時代のことをあれこれ思い出す。教員にはなろうと全く思っていなかったから、「授業」や「先生の様子」の記憶はほとんどない。厳しく説教されたり、正座・ビンタされたことははっきりと覚えているが、それらは実に懐かしい思い出だ。(もちろん正当化するわけではないが)

そういえば、この生まれ故郷には隣県なのにしばらく行っていない。秋田市止まりだ。久しぶりに行ってみたくなった。

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2010.10.28

新たな取り組みのヒント

本校では2週間に一回、朝の読み聞かせが行われている。行うのは地域の読書ボランティアの皆さん。子どもたちが楽しみにしている時間だ。

今週の読み聞かせが終わってから、ボランティアの皆さんが、図書室で本の修理をしてくださった。ありがたいことである。
実は今年度、「本の修理ボランティア」ができれば・・・と思っていた。しかし、思うだけで、実行に至るどころかアクションもせずじまいだった。

そんな中、町の図書館が先月出前の「本の修理講習会」を本校で開催してくださった。参加者は多くはなかったが、読書ボランティアの皆さんは3人全員が参加された。さらに、修理に必要な道具は全部置いていってくれた。
「それならば」ということで、今日の「本の修理ボランティア」になったのである。私自身の働きかけはなかったが、結果的に望み通りになった。

・出前講座をする
・すぐに活用できる道具を準備する

この2つがポイントだったのである。そして、この2つは他のことでも通じることである。校内でのICT活用の導入の時もそうだった。何らかの新たな取り組みのヒントとなりそうだ。

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2010.10.27

情報が情報を呼ぶ

昨日の本の紹介で、失敗学の畑村洋太郎さんのものを書いた。
今朝、原稿のための調べごとで「初等教育資料」のバックナンバーを読んでいたら、その畑村洋太郎さんのインタビュー記事が掲載されていた。何という偶然。そう思いたくなるが、これはきっと情報が情報が呼んだのだと思う。

似たようなことは昨日も経験している。
夜の教育振興会役員会の会議で、保護者の方の一人が「子育てでいい本があります。」と話して、かばんから一冊の本を取り出した。「最近自分が読んだ子育ての本なら、明橋さんの『子育てハッピーアドバイス』がよかったなあ」と思ったら、これまた偶然にこちらの明橋さんの本だった。これまた情報が情報を呼んだのだろう。
もちろん、情報を呼ぶためにはそれなりのアンテナを立てなければいけないが。

さて、先の失敗学のインタビューの中で面白いエピソードがあった。
大学(東大)で教えていて、うまくいく方法を教えようとしても学生は聞きたがらない。そこで失敗の話をしたところ、学生たちが急におもしろそうな顔になったとのこと。それが失敗学の事始めであった。
確かに「これで失敗した」というエピソードは自分の実践のためのヒントになる場合がある。致命的な失敗はもちろん例外であるが、そうではない失敗は生かせることが多いし、むしろ宝になるケースも出てくる。そういう意味で、「本当の失敗」はないと思っている。この失敗学、何か仕事に生かせないか思考中である。

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2010.10.26

このごろの読書

ドラッカー 名言集 仕事の哲学」(ドラッカー著 ダイヤモンド社)
 5年前に購入した本であるが、最近のブーム(?)もあって本棚で目立っていたので再読。何度読んでも本の端で新たに折るところが出てくる。まさに「哲学」である。今回、折った部分でのフレーズの一例。
・する必要のまったくない仕事、時間の浪費である仕事を見つけ、捨てなければならない。
・真に厳しい上司、すなわち一流の人間をつくる上司は、部下がよくできるはずのことから考え、次にその部下が本当にそれを行うことを要求する
・カリスマ性でも資質でもないとすると、リーダーシップとは何か。第一に言うべきことはそれは仕事だということである。

誰でも成功する発問のしかた」(加藤辰雄著 学陽書房)
多そうで少ないのが発問の本である。この本は、多くの観点から発問について論じている。しかも、現場ですぐに役立つことばかりである。

失敗学のすすめ」(畑村洋太郎 講談社文庫)
 「失敗学」という題名に惹かれて購入。いつも読むようなビジネス書の感覚で購入したが、わりと理系的な失敗談が多く自分の読む本の中では異色なものであった。印象に残るエピソードがいくつも書かれているが、一番は強い時代の神戸製鋼ラグビー部。強さの秘密は一人一人がラグビー全体を知っていたとのこと。
 これはよくわかる。今の立場になって担任時代には見えていなかった部分が見えてくる。学校教育全体を考える点では、担任から一歩離れるという経験は大きい。何らかの都合で若いうちに担任と離れることになったら、それはそれで貴重な経験ができる機会だと感じた。

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2010.10.25

授業へのこだわり

こちらのセミナーは毎年注目している。毎回、新しい提案がされるからである。
きっと今年も動画等が公開されるであろう。楽しみにして待ちたい。

さて、ここで感じたのが授業者の皆さんである。
お二人が教頭職。そして玉置先生は教育事務所長。管理職と行政職の長ということで、皆さん、日常的に授業をしている方ではない。
それでいながら、模擬授業ではなく、子ども相手の飛び込み授業をする。
立場が変わっても、「授業にこだわる」姿勢が伝わってきた。

同じ思いであるものの、自分自身の「こだわり」は明らかに薄くなっている。このブログに書く話題も授業のことは少ない。
この記事はまさにそんな自分に「喝」を入れるようなものだ。かつてのようにはいかないが、せめて自分の強みである社会やICT活用の授業ぐらいはこだわりたい。

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2010.10.24

大規模校の文化祭

二女の中学校の文化祭に行った。
発表では学年5学級の合唱コンクールがある。課題曲、自由曲の計2曲。

この学年は保護者として子どもたちを見ているが、同時に前任校で昨年専科の授業をした学年でもある。小学校時代から3年近くたっており、子どもたちはより逞しく変わっていた。
合唱も見事であった。きっと取り組み期間が充実していたのであろう。

娘の学校のここ数年の合言葉は「黄金時代を作ろう」であった。
教師も子どもも共有する合い言葉をもつことはすばらしいことであるし、さらに実際に黄金時代を築いていると感じた。
この文化祭での合唱やクラブの発表を聞いて確かにそう思った。

大規模校は大規模校でダイナミックな活動ができる。
先週行われた本校の小規模校の文化祭も、小規模校で特色を生かした実践ができる。
どちらも「強み」を生かしていると感じた。

それにしても、今回が我が家の義務教育最後の文化祭。時に流れを改めて感じている。

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2010.10.23

何とも厳しい時代・・・

今年の岩手県の教員採用状況が出た。こちら
小中合わせて60人の採用。倍率が18.6倍。高倍率そのものだ。100人受けて5人しか受からないということである。
確かに本県は退職者がもっとも少ない世代に入っている。それに加えて、加速する学校の統合による教員減が重なり、こういう状況になっている。もう、こういう状況は十数年続いている。多くの学校は高齢化が進む。
前任校はそれでも大規模校だったので、20代、30代とバランス良く入って、ベテランとうまくかみあっていた。しかし、それは限られた学校である。

首都圏では、ピークは過ぎたが若手採用が続いていると聞く。雑誌や本の原稿でも、最近は「若手教師向きに・・・」という条件が多い。
しかし、本県ではその逆。今まで同僚だった20代、30代の講師の先生方が早く採用される時代になってほしいことを願うと共に、ベテランの先生方中心の学校はどのようにあればよいかと感じた。

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2010.10.22

今週の読書

今週読んだ本から。

重大事件に学ぶ「危機管理」」(佐々淳行著 文春文庫)
 先週に続き、危機管理の本。三原山噴火やサリン事件等、日本の最大の危機管理での裏側エピソードが満載である。そして、佐々さんの本には学ぶべき教訓がたくさん書かれている。特に「事実・情勢判断・意見具申」を短く報告するスタイルは、緊急時の理想だと感じた。

日本がますます好きになる歴史クイズ」(安住順一著 明治図書)
 日本のよさが自分のWebのタイトルであるが、なかなか触れられない。読書も同様。ただ、子どもたちに伝えていきたい事実はしっかりと話しているつもりだ。本書は、歴史上の日本よさについてクイズ+解説で書かれた本。短時間で伝えられるエピソードとして活用できる。

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2010.10.21

依頼は有難いこと

 このブログで「自分の仕事」と言う時、「家でする仕事」をさす。依頼された本や雑誌の原稿、講師の準備等である。その自分の仕事は、10月中旬で一区切りだった。

 10月中旬から来年3月まで自分の仕事についてあれこれ考えようと思っていた矢先、この10日間で自分にとって重要な連絡が続いた。具体的には書けないものの、自分の持ち時間と力を考えたら、十分な仕事量である。
 このような依頼は、やはり有難いことである。自分自身の力にもなるからである。

 ただし、今の生活スタイルは少し工夫していかなければいけないと思っている。変わり続けなければ進歩もないのである。

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2010.10.20

「勢い」をつける

ロッテがパ・リーグのCSを制した。
2、3週間ほどのラジオで「この試合を勝てば、ロッテが3位になります」という実況を聞いて、実家に戻っていた。確か1点差の勝利だったと思う。「3連勝で3位か。崖っぷちでがんばるなあ。でも、日本シリーズは無理だろうなあ・・・」と思っていた。
それがこの結果である。実力もあったのであろうが、今はすっかり勢いもあって、CSシリーズを勝ち上がったと思う。

この「勢い」の大事さは自分も痛感していることである。通常業務なら別であるが、自分の家での仕事の場合には特にそうだ。原稿やレポートといったものを作成するときには特にそうだ。
「勢い」のあるうちは、原稿やレポート等の準備が早いペースで進む。
しかし、「勢い」をなくせば、原稿を書き始めるのさえしんどい時もある。実は今回携わっている原稿を書き始める時に時間がかかった。しばし、原稿から離れていたからである。
だから、自分の場合には、いかに「勢い」をつけるかが大切だと思っている。

この勢いを可能な限り維持するためには、休まないことだと思う。ブログを続けることも、休まないことに入る。休日でもそれなりの知的生産活動を必ずするのもそうだ。これが自分に合っている仕事法なのである。

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2010.10.19

新しい流れと旧きもののよさ

昨日は文化祭の振替で休み。平日の休みは土日とは違った雰囲気である。銀行や清掃事業所などにも行くことができ、有難い。また、ふだん見られないテレビも見られる。(というより、ダラダラと見てしまう・・・が正しい)

さて、昨日見たテレビで「ガイアの夜明け」があった。テレビ東京なので、岩手では遅れての放送(再放送?)である。今回は「新外食戦争」がテーマ。
低価格の居酒屋店。人件費削減のための努力や特定地域に集中的に多数の店舗を出店するという発想。まさに新しい流れと感じた。それで終わりかと思ったら後半は、低価格居酒屋に対抗する「地域のお店の横丁」。こちらには「旧き町のよさ」がある。これはこれで魅力的だ。
二つの内容を見て確かにどちらも魅力的だと感じた。

同時にこれは何事にも言えるのだろうなあと思った。新しい流れを作りつつ、旧きもののよさも大切にする。いろいろなことにあてはまると実感した。

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2010.10.18

11月号の教育雑誌から

総合教育技術」11月号(小学館)
 特集が「学校管理職は、本当に魅力的か?」・・・ドキッとするタイトルである。確かに地方によっては管理職登用の倍率が急落しているという話もある。実際には、魅力的にするか否かは本人次第であろう。これは教諭の職自体も同様であろうし、他の多くの職も同じではないかと思う。ただ、その魅力を管理職が語っていないのも事実であろう。その点は自分も同様であり反省。

国語教育」11月号(明治図書)
 いつも野口芳宏氏の連載を楽しみにして読んでいる雑誌。今回は「スピーチ力を鍛える」という話。自分の苦手分野なだけに、思わず熟読。良質なエピソードが一つの原稿にぎっしり。

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2010.10.17

今年もすばらしさを感じた文化祭

今年の文化祭が終了した。
今年もすばらしい文化祭だった。
小規模校だからこそできる劇もあるものだとつくづく感心する。何よりも一人一人が「主役級」が可能となる。それが生かされた発表ばかりだった。

1年生は「おむすびごろりん」。(あえて「ごろりん」)。ストーリーの中に巧みに自分たちができるようになったなわとびや鍵盤ハーモニカを入れていた。
2年生は「サンゴの中の生き物たち」。国語で学んだことを生かしながらの表現。図工で工夫して作った色彩豊かな道具も光った。
中学年は「まぬけな山賊たち」。何よりも配役が適材適所。そして見事な演技力。会場は大受けだった。
高学年は総合とタイアップさせ「笹渡自慢CM」。地域の自慢をビデオにCM化。自分も本校で高学年担任をしていたら、取り組みたい内容だ。できたCMは本当に秀逸だった。
中学生の見事さはもちろんである。限られた時間の中、太鼓、劇、弁論等、そして実行委員と大活躍だった。こういう姿をモデルに小学生も学んでいくのであろう。

今回私がさらに嬉しかったのは、高学年のCM作りに微力ながら関われたことである。担任の先生は私のかつての実践を参考にしてくれた。さらには、一次CMのアドバイスもさせていただいた。「子どもたちが燃えました!」とは担任の弁。そういう総合的な学習ができたことはすばらしいことである。

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2010.10.16

講演から実践のヒント

昨日の放送教育大会の講演は、大阪教育大学の木原先生であった。
木原先生のブログには大会の様子がさっそくアップされている。
私自身も講演から身近な実践のヒントを得ることができた。

・テレビを見る「宿題」があってもよい
 本校はノーメディア運動を夏休みや冬休みに行っている。木原先生から、逆転の発想でテレビを見る宿題の話が出てきた。なるほどと思った。ノーメディアも一つの発想だが、いいメディアに触れることも重要。
 実際に教師が働きかけなくても、長期休業中にNHK教育番組を見ている子たちもいる。実践可能である。

・複式学級で学校放送番組を活用する
 本校はインターネット回線が遅いので難しいのであるが、インターネットで学校放送番組を視聴するのなら、確かに複式学級では効果的に活用できる。今、社会科は2学年一緒に同一内容をしている。通常の複式授業であれば、番組を使って自学自習も可能である。

さらに、かつてお世話になったディレクターさんから、戦争証言アーカイブスをご紹介いただいた。先日は別の方から学習会でティーチャ-ズライブラリーをPRしていただいた。どちらも以前Webで紹介したが、直接紹介されるとまた違うものだ。しっかりと活用を図っていきたい。

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2010.10.15

学校放送番組活用のよさを感じた大会

今日は、放送教育研究会東北大会に参加。小学校分科会への助言者として役割である。
助言するためには、それ相応の勉強が必要ということで、夏休み後の2カ月、少しずつ勉強してきた。この期間自体が自分にとって、放送教育学び直しの場となり、大変貴重だった。学校放送番組のよさを感じた期間であった。

さて、大会そのものもすばらしいものであった。
小学校は授業が4本。まさに番組の効果的な活用であった。それぞれの学級から、「へー!」「すごい!」という豊かな反応が次々と出てきた。子どもたちの意欲を育てる活用。わかる授業のための活用。さらには特別支援に効果のある活用・・・というように放送教育の可能性を授業実践で示した大会であった。これについては、木原先生の講演でもそのよさが紹介されていた。

ちなみに授業で活用されていた番組は次の通り。

・「ざわざわ森のがんこちゃん」・・・1年道徳。まるごと視聴させ、視聴後にストーリーを再現させ、気持ちを深めていたのが印象的であった。。
・「大科学実験」・・・3年理科。教科書の発展教材として活用。番組がどうなるか予想される中で科学事象の思考を深めていた。
・「伝える極意」・・・6年国語。詩を作る極意4つを理解したあと、教科書の詩を読み取る。学習技能を身に付けるのに効果的ということがわかった。
・「こどもにんぎょう劇場」・・・特別支援学級。一人一人の教育的ニーズに対応した番組活用だった。集中して見ている姿が印象的だった。

助言ではこれらのよさを解説する形で行った。駆け足で回って撮影した写真も活用できて何よりだった。
また、学ぶことに意欲的なかつての同僚、放送教育実践していた頃にお世話になったプロデューサーさん、ディレクターさんらとお会いできたことも嬉しかった。また、新しい出会いもあった。
この大会に参加させていただいて、本当に「得をしたなあ」と軽米の移動の中で感じた。

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2010.10.14

大変は「大きく変わること」

盛岡までの移動のラジオ番組で、歌手の秋元順子さんのトークを聞いた。
その中で共感したトーク。

秋元さんが「忙しい、忙しい」と言っていた時に、先輩から言われたこと。
「忙しいと言わずに『大変』と言いなさい。大変とは大きく変わることだから」

なるほど。自分は忙しいを禁句にしているが、人に向かって、「忙しいは禁句!」とは言いにくい。でも、先のようには言える。「大きく変わるチャンスですね」と。

もう1つ。
「年をとることは、宝物が増えること」
これも先輩に言われた言葉とのこと。

こう言われると年をとるのも悪くない。どうしても「体力が衰えたなあ」「残り〇年だなあ」というように、マイナスイメージで自分も考えがちだ。毎年宝物は確かに増えている。これからも宝物が増える年のとり方をしていこう。

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2010.10.13

愛される学校づくり

玉置先生のホームページから、「愛される学校づくり実践」を知った。
学校公開日の「教員による」ミニミニ講演。しかも、教育以外のことを話し、その人となりを知ってもらう講演。
さらに、PTA役員によるお茶や副食(お菓子)付き。
特に「なるほど」と思ったのが、授業参観と並行して行う点である。通常であれば、こういうアイデアが出れば、「では授業参観前に・・・」という話になりそうだが、同時進行し、その後授業参観してもらう作戦である。忙しい仕事の合間をぬって参観する保護者の負担を考えてのことであろう。

この実践から「公開日にぜひどうぞ。絶対損はさせません」という強い意志が感じられる。まさに「愛される学校」実践である。こういう企画力を磨きたいと痛感した。

なお、同じHP内のこちらのコラムも考えさせる内容である。

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2010.10.12

管理職の免許状

日本教育新聞を見ていたら、「アメリカには校長免許状を必要としている州もある」という記事が掲載されていた。その免許状習得のために大学院に通うとのこと。

この話を聞いて、17年に行ったアメリカの小学校訪問を思い出した。確かに、あの時に訪問したいくつかの学校の校長は日本のそれとは違っていた。
日本よりはるかに若い校長、教育現場とは違う別ルートからなった校長等々、当時の私たちにとっては驚きだった。経営戦略も明確で、保護者にアピールするカラフルな学校のパンフレットを作成したり、図書館の本の費用を稼ぐためにラッピングの発売集会みたいなものを開催したりしていた。
今の日本では珍しいことではないのであるが(ラッピングの発売はないかな?)、当時としては新鮮だった。聞けば校長は予算獲得や施設充実のためにまさに「経営者」として行動しているとのことだった。

これらのことから、「この免許状では、きっと先のような『施設充実のための戦略』のようなことも講義として行われているのでは」と推測した。

管理職のために研修は私たちも受けるが、それらは年間限られた日数だ。免許状の習得ということなら、相当な期間の修学が必要であろう。しかし、それらは実際の管理職の現場で役立ちそうだ。そのシステムに興味をもったので、ネットで検索してみた。

そうすると、こちらこちらに関連情報が書かれていた。これらのエッセーや論文も興味深い。一つの記事をきっかけにいいことを学べたと思っている。

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2010.10.11

注目の雑誌から

3連休でいくつかの雑誌を読む。それらの中からの紹介。

教師のチカラ」NO3(日本標準)
今年度創刊雑誌のNO3。教育雑誌がなかなか売れない中、順調に3号目が発刊。「この時期 学習に取り組む態度を「育てる」、「教師の自己鍛錬法」と特集も充実している。CD-ROMサービスも嬉しい。私も特集2に1ページ分執筆。くわしい内容はこちら

教育展望」10月号 教育調査研究所
特集が「学校教育における情報化の動向」。堀田先生、野中先生等、注目する研究者の先生方の論稿が掲載されている。札幌市立山の手南小の新保校長先生の原稿も熱き内容でぜひとも参観したくなった。

初等教育資料」10月号
特集が「小学校・中学校の円滑な接続」。現任校が小中併設校なだけに、このようなテーマはここ2年以上意識している。また、県内の動きでも重視されていることもあり、タイムリーな内容であった。

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2010.10.10

「平時の指揮官 有事の指揮官」

平時の指揮官 有事の指揮官」・・・佐々淳行さんの本である。佐々さんの本はそれほど多く読んだわけではないが、読むといつも「面白い。また読みたい」と思わせてくれる。
今回も同様だった。一通り読んでから2回も続けて読み直したほどだった。

本自体に出てくる様々なエピソードの面白さ。特に後藤田正晴氏が人物評価をする時に、わざと逆のことを部下に言って、「人を見る目」を試したという話などは、なるほどなあ・・・と思う。
学校関係者にとっては、危機管理のための心得を学べる本、管理者としての責任感を学べる本でもある。
この本をきっかけに佐々氏の他の本も思わず購入。読むことが楽しみである。

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2010.10.09

親切はうつる

久しぶりの東京で過ごす一日。午前中の打ち合わせと午後の充実した研修会で実りのある一日となった。
満足感いっぱいで研修会会場をあとにすると、外は強い雨。駅までの5分ほどの道のりで、家族に頼まれていた買い物の紙袋が雨で破けそうになってしまった。
普通であれば、新幹線に乗る前に購入するのであるが、今日は研修会終了後ぎりぎりだなと予想して、事前に購入しておいたものである。買った時にコインロッカーに入れようと思ったが、3連休初日ということで空いているところは全くなし。(東京駅は本当にすごい人出だった。あの混みようは、地震で新幹線がストップした時以来である。)というわけで持ち歩いていたのだ。

しかたがないので、紙袋ごと抱えて改札口を通る。ちょっと重いので持ち替えようと思ったら、その瞬間に破けてしまった。ボロボロと中身が落ちてしまった。まあ、それでもスーパーの買い物袋が常に仕事用カバンに数枚入っているので、焦らず中身を移していた。
そうしたら、「どうぞお使いください。ちょっと大きいんですけど」という声。見れば、そばにあるお土産屋さんの店員さんが、大きなビニール袋を差し出してくれた。そんなに目立つような落とし方をしなかったのだが、たまたまそばで目についたからであろう。自分のスーパーの袋で用は足りるのであるが、そのご厚意を有難く受けることにした。
「ありがとうございます」と礼をして、その店員さんのお土産売り場をしっかりと記憶した。「この次は、こちらからお土産を買いますよ」と心の中で思った。
こういう親切をされて思うのは、自分が同じ立場だったらどのような行為をするかということだ。黙って見たままだったかもしれない。でも、このように具体的に親切にされることで、気持ちも変わる。親切はうつるのである。

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2010.10.08

敬語の使い方

敬語は自分の苦手分野である。今も電話の受け答えや文書作成で、「ん?これでいいのか?」と思うことがしばしばである。
以前ブログで、敬語について書いた時に「恐れ入ります」という言葉を使うと便利ということを教えていただいた。これは多用していて、確かに役立っている。

しかしながら、苦手分野だけに自分の知らないうちに誤用をして、常識のある人からは「大丈夫か」と思われているに違いない・・・そう思っている。
そんなことを最近感じていたら、本棚の「頭がいい人の敬語の使い方」(本郷陽二監修 日本文芸社)が目に飛び込んできた。以前役立ったものだ。意識していると、タイトルが目に入ってくるものである。

再読してみると・・・やはり、自分自身の思いこみがいくつもあった。

・「とんでもございません」はとんでもない誤用
 →誤用というのは知っていたが、代わる敬語が正しくなかった
・「〇〇様が見えられました」って敬語?
 →うーん、このようにして校長室に来賓をご案内したことがあったなあ
・上司の指示に「わかりました」は使えない
 →これはよく使ってしまっている
・得意先で「お世話様でございます」はNO!
 →他校訪問の時に使っているかもしれない・・・・

何度も読んで、実際に使って頭に叩き込むことが大切だと感じた。本を読んだだけでは身に付かないなあ。
それにしても、この本にある「電話の応対」は本当に参考になる。パッとわかりやすくカード化して、机上に置いておきたいと思った。

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2010.10.07

事務局仕事

今年度は町の副校長会の事務局をしている。
あまり引き受けたがらない仕事である。日常の業務に加えて、事務仕事が増える。文書発行も多いし、学習会・研修会も合わせると8回を数える。その運営のための準備や気遣いも必要だ。
急遽の対応も出てくる。昨日の研修会でもそうだった。前日に会場変更をするための手続きをあれこれ。幸い副校長職は電話連絡がしやすいのでスムーズな連絡は取り易いのであるが。

ただ、この事務局仕事をしていて、有難いのは同じ副校長の先生方のサポートや労いの一言である。同じあれこれの事務局をしている先生方なので、事務局の仕事ぶりを理解してもらえている。その行動や一言が気持ちよく心に入ってくる。
だからこそ、がんばってやっていこうという気にもなる。

考えてみれば、20代の時から、市の社会科研究会、組合の教科分科会、海外教育事情研究会、地区図工研究会等、職務外で多くの事務局をしてきた。その立場になったからこそわかることも数多くあった。
もし事務局を依頼されたら、それは喜んで引き受けるべきだ。その立場になってこそ経験できることがあるからだ。それは今回の町副校長会でも同様であった。

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2010.10.06

今年もこの季節

 先週教室の窓から何げなく外を見た時に木々が少し色づいていたことを発見した。
昨日の朝の出勤時に色づき始めた山が目に入った。さらに文書発行で「時候のあいさつ」をチェックしていたら、「爽秋の候」というのが目に飛び込んできた。確かに爽やかな色づく秋である。

そういう意識になると通勤時の山々が気になって、今日はずっと秋の色を見ることができた。毎年思うのであるが、この時期は20分の通勤時間が何とも贅沢な時間に思えてくる。自然豊かな地に赴任できてよかったというメリットである。

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2010.10.05

学校放送番組を使いたくなった

 今月の15日に放送教育研究会東北大会岩手大会が行われる。
 一つの役をいただいている。6年前に岩手でやはり大会があった時に登壇した縁も関係しているであろう。
 いずれ有難い機会である。
 
 先週、会場校である城北小学校に打ち合わせや校内研究会があるということでお邪魔させていただいた。
 「ざわざわ森のがんこちゃん」や「伝える極意」、そして「大科学大実験」とその番組の特徴に合わせて、工夫して活用していた。そして、明らかに番組が授業に効果的に働いていた。
 ベテランの安定した授業に、学校放送番組のよさが加わる・・・このような授業を大会で見たら、「よし、学校放送番組を使ってみよう」と思うはずである。
 お聞きしたら、本格的に研究を始めたのは今年度になってからとのこと。先生方の熱意と力量を感じた学校訪問であった。本番が楽しみである。
 (ちなみにくわしい番組案内はこちら

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2010.10.04

給食の短歌

日曜日の夜は軽米から水沢への移動タイムである。
長距離移動なので、リラックスしながら運転をしている。
よく聞くのがNHKラジオの「渋マガZ」である。
この中の「夜はぷちぷちケータイ短歌」がお気に入りである。

リスナーの短歌の投稿が番組で紹介されるのであるが、今回のお題は「給食」であった。
「ああ、あるある」というものが次々と紹介されて思わず夢中になって聞いた。

・給食が食べられなかった低学年ランドセルにはカビつきパンが
・待ちに待つ大好物の揚げクジラ食するたびに海を想った
・残してもバチはあたらなかったけど『世界』と比べる先生がこわくて
・みんなごめん、ごめんね 頭を下げながらフルーツポンチを減らしてまわる
・牛乳を飲んでるときに笑わされ大きく吹いた牛乳に虹
・デザートのじゃんけん位真剣に授業受けろと思う先生

「そうだ、そうだ。かびたパンを自分もランドセルに入れていた」
「クジラは小学校の時に大好物だったなあ」
「『世界には、こういう給食を食べられない子たちがたくさんいる』と自分も言ったなあ・・・」
「高浜小時代に〇〇君の吹き出した牛乳が、同じ班の人全員の給食に入った事件があったなあ・・・」
と一人で思わずにやにやしてしまった。
こういうのを聞くと、「短歌っていいなあ」と単純に思う。

短歌ではないけど、先日訪問した学校で「川柳大会」を開いているという。校長先生がお題を定期的に出して、やりたい児童が作って作品が掲示されるというシステムのようだった。こういう企画も面白い。
短歌大会、川柳大会なら、独自で企画できるかなとふと思った。

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2010.10.03

このごろの読書から

最近の読書からお勧め本。

■「クラスが元気になる!「学び合い」スタートブック 」(西川純編著 学陽書房)
 以前から西川先生の学び合いには注目をしていた。この本は題名の通り、学び合いをスタートさせるためのガイドブック的な本である。分かりやすい内容、表現で、発行して間もないのに増刷が決定したのもうなずける。私自身の場合、複式授業で導入できるのではないか・・・と思案中である。

■「日本人の知らない日本語2」(蛇蔵&海野凪子著 メディアファクトリー)
家族が読んでいて何度も笑っていたので、思わず自分も手にとってみた。確かに面白い本である。書名は聞いていたし、よく売れている本のようだったのに、今まで本屋で手にすることがなかった。これは「2」であるが、最初のものも読んでみようと思う。もちろん、おもしろいだけではない。「スッパ抜く」の「スッパ」って何? 「緑色」の信号を「青信号」と呼ぶのはなぜ?といった雑学も身に付く。留学生の勘違い日本語には本当に笑えた。

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2010.10.02

落合監督

中日ドラゴンズが優勝した。といっても別にファンではない。
落合監督に注目していたから、「やはり、すごいなあ」と思ったのである。

意外と思うかもしれないが、落合監督は秋田県出身である。私も秋田県出身。しかも、同じ南秋田郡内(今は合併で変わっているが・・・)ということで、とても親しみを感じる。ちなみに先の選挙で参議員になった石井浩郎(元近鉄や巨人等)は隣町で同じ高校出身である。

さて、その落合監督のコメントがいい。「8ゲーム差の大逆転での優勝、どこで手応えを?」という質問に対して次のように答えている。

 これは7年間積み上げてきた練習量の差だと思います。当然鍛え上げてますから、ことしのような暑い中で、絶対予想としてはへばってくるだろう、と。1年、2年でってことではありませんので。7年間積み重ねてきた結果がことしの9月で出たんだろうと思うので、このスタイルはこれからも続けていかないといけないと思います。

そうだよな。1年、2年ではない、7年間の練習だものなあ。しかも落合監督になってから鍛え上げた選手も多いだろう。大型補強をしなくても、常に優勝や優勝争いをするチーム力の理由を知った。
これはどんな境遇でも同じであろう。力がないのならなおさら鍛える必要がある。自分自身へのメッセージである。

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2010.10.01

半年が過ぎた

9月末日は年度の折り返しである。
この折り返しは自分を振り返るいい機会だ。3年目の管理職として半年が過ぎた。

3年目で今までよりは慣れて仕事にも余裕ができるだろう・・・と思っていたが、そんなに単純ではない。
自分自身の不足の点が目につき、そのたびに勉強をしている。初めて経験することも多いし、「これをすべきだなあ。でもなかなかできない」というものもある。副校長職の難しさを感じている。

それにしても今年度も時間の経つのははやい。公務の他に「自分の仕事」があるからなのであるが、この半年もずっと「原稿」への取り組みは欠かしていなかった。情けないことに遅筆ということが自分の長期取り組みの原因なのであるが、自分自身のスタイルであるから、付き合っていくしかないであろう。

ただ、今まで課題だった?体重減少はこの近年になく果たせた。あまり見た目は変わらないが、10年ぐらい前の体重に戻せた。相変わらず運動不足ではあるが主食を減らした効果である。動きは気分的に軽くなった。

さて、残り半年。残りの期間で管理職としての実践をどれだけできるかが目標となる。気持ちを新たにして取り組みたいと思う。

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