学校放送番組活用のよさを感じた大会
今日は、放送教育研究会東北大会に参加。小学校分科会への助言者として役割である。
助言するためには、それ相応の勉強が必要ということで、夏休み後の2カ月、少しずつ勉強してきた。この期間自体が自分にとって、放送教育学び直しの場となり、大変貴重だった。学校放送番組のよさを感じた期間であった。
さて、大会そのものもすばらしいものであった。
小学校は授業が4本。まさに番組の効果的な活用であった。それぞれの学級から、「へー!」「すごい!」という豊かな反応が次々と出てきた。子どもたちの意欲を育てる活用。わかる授業のための活用。さらには特別支援に効果のある活用・・・というように放送教育の可能性を授業実践で示した大会であった。これについては、木原先生の講演でもそのよさが紹介されていた。
ちなみに授業で活用されていた番組は次の通り。
・「ざわざわ森のがんこちゃん」・・・1年道徳。まるごと視聴させ、視聴後にストーリーを再現させ、気持ちを深めていたのが印象的であった。。
・「大科学実験」・・・3年理科。教科書の発展教材として活用。番組がどうなるか予想される中で科学事象の思考を深めていた。
・「伝える極意」・・・6年国語。詩を作る極意4つを理解したあと、教科書の詩を読み取る。学習技能を身に付けるのに効果的ということがわかった。
・「こどもにんぎょう劇場」・・・特別支援学級。一人一人の教育的ニーズに対応した番組活用だった。集中して見ている姿が印象的だった。
助言ではこれらのよさを解説する形で行った。駆け足で回って撮影した写真も活用できて何よりだった。
また、学ぶことに意欲的なかつての同僚、放送教育実践していた頃にお世話になったプロデューサーさん、ディレクターさんらとお会いできたことも嬉しかった。また、新しい出会いもあった。
この大会に参加させていただいて、本当に「得をしたなあ」と軽米の移動の中で感じた。
Comments
たかはしさん、コメントありがとうございます。
「伝える極意」の授業は、教科書とミックスして詩を書かせる意欲を引き出そうとしていました。桑山さんもずっと参観されました。番組制作者が授業を参観されるのは放送教育大会ならでは・・・と改めて感じました。
Posted by: サトマサ | 2010.10.16 05:13
大役本当にご苦労様でした。本校の校長も参加しに行きました。是非お土産話を月曜日に聴こうと思っています。
「伝える極意」は私も大好きな番組で、同僚もPRし
ている一つです。学校放送教育の活用の仕方を自分も見直ししなければならないと思うこの頃です。先日NHKの桑山さんに、当地でワークショップをしていただきました。無料での実のある講座有り難かったですよ。
Posted by: たかはし | 2010.10.15 23:16