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2010.10.09

親切はうつる

久しぶりの東京で過ごす一日。午前中の打ち合わせと午後の充実した研修会で実りのある一日となった。
満足感いっぱいで研修会会場をあとにすると、外は強い雨。駅までの5分ほどの道のりで、家族に頼まれていた買い物の紙袋が雨で破けそうになってしまった。
普通であれば、新幹線に乗る前に購入するのであるが、今日は研修会終了後ぎりぎりだなと予想して、事前に購入しておいたものである。買った時にコインロッカーに入れようと思ったが、3連休初日ということで空いているところは全くなし。(東京駅は本当にすごい人出だった。あの混みようは、地震で新幹線がストップした時以来である。)というわけで持ち歩いていたのだ。

しかたがないので、紙袋ごと抱えて改札口を通る。ちょっと重いので持ち替えようと思ったら、その瞬間に破けてしまった。ボロボロと中身が落ちてしまった。まあ、それでもスーパーの買い物袋が常に仕事用カバンに数枚入っているので、焦らず中身を移していた。
そうしたら、「どうぞお使いください。ちょっと大きいんですけど」という声。見れば、そばにあるお土産屋さんの店員さんが、大きなビニール袋を差し出してくれた。そんなに目立つような落とし方をしなかったのだが、たまたまそばで目についたからであろう。自分のスーパーの袋で用は足りるのであるが、そのご厚意を有難く受けることにした。
「ありがとうございます」と礼をして、その店員さんのお土産売り場をしっかりと記憶した。「この次は、こちらからお土産を買いますよ」と心の中で思った。
こういう親切をされて思うのは、自分が同じ立場だったらどのような行為をするかということだ。黙って見たままだったかもしれない。でも、このように具体的に親切にされることで、気持ちも変わる。親切はうつるのである。

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