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2010.11.30

岩手県教育レクリエーション研究会冬季セミナー

今年度も冬も講師として教育レクのセミナーにお世話になります。
一昨年度の冬休み、昨年度の夏休みに続いて3年連続です。
新しいネタを仕入れながら臨みたいと思っています。
県内の皆さん、いかがですか。以下案内です。

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岩手県教育レクリエーション研究会冬季セミナー 
~ 「つながり」から生まれる学びと喜び ~

1 趣 旨
昨今、人間関係をうまく築けない子どもや大人が増えているとよく耳にします。
そのような現代社会で「つながる」ことの喜びと大切さを感じることは、とても重要なことであると考えます。
人生をいきいきと生きていく、その力を育む根底に「つながる」ことの喜びや楽しさがあります。交流を図るレクリエーションは、人と人がつながる第一歩として、とても有効な手段です。レクリエーションは、生きる喜びづくりです。人間関係づくりを根底におき、楽しく生き生きとした場をつくりだすことができます。子どもたちのいきいきとした学びを創り出すことをねらいとして、本セミナーを開催いたします。

2 主 催  岩手県教育レクリエーション研究会

3 後 援  
岩手県教育委員会 花巻市教育委員会 (財)日本レクリエーション協会
(NPO)岩手県レクリエーション協会 全国学校レクネットワーク

4 日 時 平成23年1月11日(火) 10:00~16:00

5 会 場 岩手県立生涯学習推進センター
〒025-0301 花巻市北湯口第2地割82番13 TEL 0198-27-4555

6 講 師  佐藤 正寿 氏 (軽米町立笹渡小学校副校長 NPO 法人授業づくりネットワーク会員)
「社会科の授業ミニネタ&コツ101」など、上條晴夫氏との共著多数。
学習ゲーム、情報教育を取り入れた教育実践の数々。

7 定 員  60名

8 参加費  2,000円 (一般)1,000円 (会員) 当日会員になることができます。

9 対 象
幼稚園教諭・保育士、小中学校教職員、特別支援学校教職員、学童クラブ・児童センター指導員、教員養成系大学生、社会教育リーダー、教育行政関係者、その他子どもの教育に興味関心のある方

※参加希望の方でお子様(幼児から中学生)がいらっしゃる方、子ども特別プログラム
「わくわくげん鬼ッズ」があります。ぜひ親子で参加して下さい。

申し込み先、申し込み方法、携行品等についてはこちら。(H22冬季セミナーをクリック)

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2010.11.29

「私たちと情報」改訂版発刊!

4年前に発刊された「私たちとじょうほう 3・4年」「私たちと情報 5・6年」が改訂され、リニューアルされて発刊されました。Webサイトはこちら

この情報に関するテキストは、情報について系統的に学ぶために最適なテキストです。小学校の教科にはないので、「教科書」とは表現できませんが、内容はまさに教科書の作りと同じです。教師であれば、効果的な指導ができます。
私はどちらも40冊購入をして、担任時代子どもたちに読ませていました。読ませるだけでも子どもたちの知識は増やすことができました。

発刊から4年経ち、情報化もさらに進展しました。また、情報モラルの必要性も一層高まりましたし、新学習指導要領も来年度から実施されます。そのタイミングで新学習指導要領に対応させた内容に改訂されました。
購入をお勧めします。購入もこちらからです。

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2010.11.28

Webで「復習」

今朝テレビをつけたら、「授業」と「ソフトでの学習ゲーム」での習得率の実験をしていた。
結果は予想通り。復習を兼ねてWebを検索。(この番組は岩手では2週間遅れ!で放送される)
読みながら(11月13日分)、「日々の授業でも【覚える】という目的のためにICTや習得システムを部分的に入れる効果はあるんだよな」と確認した。

さらに「ライブラリー」をクリックすると、学校に係るものもいくつか出てきた。「運動会」や「学校プール」などである。特に運動会種目などは「慣例だから・・・」で毎年続けることが多いが、ここに書いているエピソードを知れば指導法も変わってくるかもしれない。

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2010.11.27

所作の由来をもっと教えるべきだった

仕事日記を見ている人から「毎日原稿を書いて大変そうですね」と言われたことがあった。
実際は毎日書いているわけではない。ただ、書いている日が多いのは確かだ。これは自分が原稿を書くのが遅いからである。一気に書ける人を羨ましく思うが、その力がなければこつこつと積み重ねていくしかないと思っている。

さて、今日取り組んだ原稿は挨拶やマナーに関するものだった。子どもに向けて話す形のものであるが、担任時代にマナーや正しい行為は教えたが、そのもととなる由来については教え不足だったと反省した。
たとえば「いただきます」は、よく「命をいただく」ということを話す人も多いであろう。それすら自分はじっくりと話したことはなかった。ましてや「ご馳走さま」の由来は一度もない。
こういうことをきちんと教えていれば、子どもたちのあいさつの心ももう少し育てることができたのかもしれない。

もちろん挨拶だけではない。日常のマナーの由来について教師が語れるのであれば、それは日常の日本文化の伝承に結び付く。教師自身が知識をもつことの大事さも原稿を書きながら感じた。

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2010.11.26

ICT活用校内研修会

本校は授業研究会の他に、校内の先生方が講師役となっ研修会を年に数回行っている。
今回はICT活用について。講師は自分ではない。実物投影機やフラッシュ型教材をよく使っている先生にしていただいた。
ご自身の日頃の実践や活用のポイントをわかりやすく伝え、先生方もさらに興味を示された。
もともと実物投影機はだいぶ活用されている。今回はプラスして、フラッシュ型教材を強調したので、終了後のダウンロードの仕方については、熱心に画面を覗き込んでいた。

思えば2年半前。ICT活用とは全く無縁の学校だったが、このような雰囲気や先生方だけでICT活用の学び合いができていることに嬉しさを感じた。
基礎基本を習得するために、教科での気軽なICT活用を先生方がしていく・・・・そのような学校になっていると思う。
子どもたちも児童朝会や代表委員会等で実物投影機を使って発表をしている。ここ1~2年の機器面、ソフト面での町のバックアップも大きい。
この2年半での本校の大きな変化の一つだと思っている。

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2010.11.25

失敗から学ぶ

時々チェックしているスクール55のこちらのサイト。
今回も学ぶ点が多い。前回のも同様。今は指導的立場(行政や管理職)にある先生方の若き頃の失敗は、いい意味で若い先生方の励ましになるであろう。自分が20代の頃、有田先生の雑誌連載で「うまくいかない実践」を読み、「有田先生でもそうなのだから・・・」と逆に励ましになったことを思い出した。

もちろん、失敗が「失敗だけ」で終わるのであれば意味がない。そこから教訓や次へのステップとなることが引き出されることがポイントである。このコラムは、それらが書かれている。今後も注目したいサイトである。

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2010.11.24

「良いお師匠さんの選び方」

こちらの本を読んでいたら、「良いお師匠さんの選び方」という部分が目に飛び込んできた。
ここでのお師匠さんとは、教師の先達ではなく、あくまでも「礼儀作法」のお師匠さんである。

1 出し惜しみしない人
2 一見、普通の人
3 大声を出さない人
4 感情的でない人
5 教義や家元をことさらありがたがらない人

あくまでも礼儀作法とはいいながら、多くのことに通じると感じた。
「一見、普通の人」とは、謙虚な人という意味であり、「大声を出さない人」とは、内容があることを語っていれば大声を出す必要はない。
そして、芸を極めると流儀の枠を破り、自分なりの境地に達するのが5である。
この本の著者は、以前教育雑誌に1ページ、礼儀作法や年中行事の連載を書かれていて、ずいぶん勉強になった。
「教育雑誌でも違う分野から学ぶことが多い」とその時に感じた。今回も同じことを感じることができた。

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2010.11.23

この5日間

この5日間は、いつもと違った感じで過ごした。
出勤日は2日間だったが、共に一日出張。残り3日間は出掛ける予定のない休日。
つまり学校に行かない5日間だった。こういうことは、年末年始やGW以外はあり得ない。夏休みや冬休みもないことが、学期中に経験できている。もちろん、そのための準備で前日まではかなりがんばった。

2日間の出張はともに研究大会。一日の大会なので、半日開催とは違って、時間的には慌ただしくないゆったりした大会だった。その分、実践や授業、カリキュラム、プレゼン、助言の在り方についてあれこれ考え方を巡らせることができた。
3日間の休日のうち1日は休養やインプットがメインになったが、残りの2日は原稿と教材作りに時間を割いた。
今取り組んでいる本の原稿は遅れ気味だったのが、予定の分まで追いついた。教材作りは急遽のものだったが、いずれはしなければいけないものだったので、今後のことを考えると今回取り組んでよかったと思う。あと一つ仕上げる予定の原稿ができていれば、久しぶりに「よくがんばった」というところだったが、さすがにそこまではいかなかった。
ある程度進んだのは体調がよかったことによる。長距離移動が少ないと体調も心身の疲れもずいぶん違う。

さて、明日から学校。リフレッシュした気持ちで臨む。
1日不在でも机の上にドサッと文書が積み重なることがあるので、明日出勤するのがちょっと恐いが、不在だった分、がんばろうと思う。

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2010.11.22

研修会のお知らせ

岐阜の長瀬先生から研修会告知の依頼を受けた。
長瀬先生はお若いのに、すでに著書を数冊もっている。
勉強熱心な先生である。
その先生が関わっている研修会であるから、応援したいと思う。
若手の先生方ががんばる研修会は、その場にいるだけで刺激的であるし、研修会の講師も申し分ない。
このブログを関西でご覧になっている皆さん、いかがですか?

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第10回新米教師研修会

 来年、絶対成功する!学級経営の秘策と戦略
       主催:教育サークル「未来の扉」

新米教師研修会も10回を迎えることができました。参加し、応援してくださったみなさん、本当にありがとうございます。
第10回を記念して、学級経営のプロ、古川光弘先生に来て頂き、学級経営の秘策や戦略についてお話していただきます。
古川光弘先生は、『こどもの心をどうつかむか』を日々の実践テーマとされ、『6年生の学級経営・絶対成功する年間戦略』
(明治図書)などの著書も多く出されています。
来年から先生になる人も、先生をめざす人も、「絶対」おすすめの研修会です。
ぜひ、お越しください。古都、京都でおまちしています。

◆主 催  教育サークル「未来の扉」
◆日 時  2010年 12月26日(日)
13:30~17:00(受付 10:00~)
場 所  こどもみらい館 (京都市地下鉄丸太町下車5分)
◆参加費  1000円   

必ず このサイトより申込みをしてください。

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2010.11.21

「校務徹底仕分け案」

政治の世界で仕分け事業が話題になっている。
教員の世界でも「校務の仕分け事業が必要では?」と話題になる時もある。確かに「この業務は本当に必要なのか」と今までの学校で何度か経験をした。
しかし、話題にはなっても簡単に仕分けが実現するわけではない。

ところが、「総合教育技術」12月号を読んでいたら、「校務徹底仕分け案」というのが飛び込んできた。和田中の校長だった藤原和博氏である。
「校長がすべきことは三つ 捨てる・やめる・断る!」という刺激的な見出しも出ている。読んでみると、確かに仕分けを実行していたことがわかる。
もちろん、その分、新しい企画に力を注いでいたことは周知のことである。
「管理職の仕事」と「勇気ある判断」ということを考えさせる記事であった。

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2010.11.20

プレゼンについて考える機会

あれこれ研究会に参加すると、教師のパソコンでのプレゼンについて考える機会が多くなる。

・発表の時にパソコン操作をするということで聴衆を見ずに画面を見たままのプレゼン
・プロジェクタとパソコンの設置状態が悪く、聴衆に背を向けざるを得ない会場の状態
・細かい文字をそのままスライドに映し出し説明するプレゼン
・文字の情報量が多いものの、説明がわずかで5秒ほどで変わるスライド
・資料が2種類にスライドが加わり、「資料1を見てください」「スライドを見てください」と見る対象がころころ変わるプレゼン

パソコンでのプレゼンは10年ほど前はそれほど多くはなかった。それが5年ほど前には当たり前になった。今は研究大会等でパソコンでのプレゼンをしない方が珍しい。
しかしながら、そのスライドの作り方や用い方の研究自体は教員の世界では少ない。そして、スライド作成にエネルギーを費やして、聞き手にどう話すかという部分が疎かになっている気がする。
自分自身もまだまだ自己流であるが、再考したい分野である。

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2010.11.19

秋田の教育

朝日新聞岩手版に「岩手の学力を考える」というシリーズが掲載されている。
3回目にはお隣秋田の実践例が紹介されていた。授業方法や教育専門監といった制度等、本県の学力向上のヒントになるかもしれない。地域の様子、職員の年齢構成は似ているのだから。

さて、その記事で今回注目したのが、「秋田県教委の大塚久隆・主任指導主事」という部分だ。高校時代の親友である。お互いの家を泊まり歩いた懐かしい思い出が蘇ってきた。大学が違って会う回数が少なくなり、自分も秋田に行くことがほとんどなくなった今は年賀状でのやりとりだけだ。
指導主事になっていることはわかっていたが、県の行政の中心的な立場にいてがんばっていることは自分にとっても励みである。

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2010.11.18

ちょっとした行為だが

昨日の野口先生の話の続き。
ちょっとした行為だが、ハッとしたこと。

来賓祝辞ということで、懇親会で野口先生がご挨拶された。
どのようなご挨拶をされるのだろうと思っていたら、出だしはいきなり、「おめでとうございます」。そして「何かをするには3つの大切なことがあります」と話され、「一つ目はそのことを好きになること、二つ目は・・・、三つ目は一緒に取り組む仲間を作ることです」とズバッと言われた。(二つ目は失念!)
そして、まとめで「そうすれば目的が果たせます」と終えられた。1分にもならないスピーチ。でも、その中にちゃんと「お祝いの言葉」も「含蓄のある話」も入っていた。実に鮮やかだった。

そして、2時間ほどで懇親会も終わり、来賓ということで野口先生も御退席される。会長を先導に私たちの間を帰るのだが、普通はゆっくりと歩きながら会釈をして帰るであろう。
それを、何回も立ち止まって数人の副校長に会釈をされていた。2歩歩いては立ち止り会釈、また2歩歩いては立ち止まって別の人に会釈するという具合だ。それを自然にされている。
「今日出会った人を大切にされている」という行為がとても印象的だった。

こういうことから人柄も推し量られるのであろう。人間性と表れ方についても学んだ昨日の研修会であった。

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2010.11.17

コンプレックスが話し方を育てた

今日は副校長会。発表者ではなかったが、レポート作成を行い、さらにスタッフの一員だっただけに、今回の研究大会は、大いに関わりのあるものとなった。
そして何よりも、このブログで数回紹介している野口晃男先生のご講演。これは僥倖であった。地区のPTAでの講演のすばらしさから、今回の運びとなったらしい。

その講演。やはりすばらしいものだった。テーマは「保護者からのクレームに対応できる教師力」。私たち副校長にとっては魅力あるテーマだ。
講演冒頭のコミュニケーション。ゆっくりとした話し方で圧倒的な実力を感じる内容。
野口先生は「校長室の窓から」という私家版の本を発刊されている。その中にある具体的なエピソードをもとに、どのように保護者や子どもたちに対応したらいいのか教えていただいた。特に、「校長室だより」のすばらしい内容に、分科会助言の校長先生方が唸るほどだった。

野口先生と縁があった私は講演中の机間巡視の時に小さな声で「今日は写真係ね。ご苦労さま」と言われたり、懇親会の間に控室にお招きされたりと、感激の一日でもあった。

さて、懇親会の時に私は野口先生に一つ質問をした。
「どのようにして、あの話術を磨かれたのですか?」
講演もそうだったが、懇親会の時のスピーチも短時間でなるほどと思った内容だったからである。
聞けば、大学時代から話すのがコンプレックスだったとのこと。だから、事前に話す準備はしていたと言う。たとえば、研究会だったら「3つの感想・2つの質問・1つの意見」を研究授業を見て準備をしていた。そこから、話すことにも慣れていったということだった。
自分自身も話すこと自体は得意なわけではない。スピーチなどは苦手分野。ただ、この話を聞いて、「確かに準備をすればいいだよな。準備せず、トレーニングせず苦手はないよな」と感じた。
野口先生から直接学ぶことの幸せを感じることができた一日であった。

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2010.11.16

言葉へのこだわり

毎月紹介しているような気がするが、今月の「国語教育」12月号(明治図書)の野口芳宏先生の連載はいつもと同様に読みごたえある。この原稿を読むだけでもこの雑誌をとっている価値があると思っている。

今月号は「身近にある言葉の点検」。小見出しを見ただけである程度想像がつくだろう。

・「---と思います」と努めて止める
・「下さい。有難う」への疑問
・「---の方」
・「---してくれる人」

書かれている例も少し紹介する。

・定刻ですから早速協議会を始めたいと思います
・---を聞いて下さい
・話し合いの方を始めましょうか。
・読んでくれる人いますか。

これらはむろん、「やめるべき」言語例である。
そして、これらについては日常的に私も同様のことを思っており、「我が意を得たり」と感じたのであった。
「~してください」は私も若い頃授業で使っていたのであるが、「それは、~しなさいと言い切りなさい」と指摘してくださった先輩がいた。有難い教えだった。

もう1つ。「さん」と「君」にも同感であった。最近は男子も「~さん」と呼ぶ先生が多くなっていると感じている。私自身はずっと男子を「君」で通すつもりである。

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2010.11.15

教え惜しみ

こちらのサイトで有田先生の「教え惜しみ」ということが書かれていた。
以前にも有田先生の「一手少ない指導」ということをブログに書いた記憶がある。
ここでも同じことをお話されている。

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私たちはたくさん教えるほど人は育つと考えて、手取り足取り教えようとします。ところが、それでは人は育ちません。多くを伝えようとしたら少なくしか教えない、すなわち「教え惜しみ」が重要なのです。
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これは子どもたちだけではなく、教員の場合にもあてはまることであろう。
教員は教え好きだから、後輩に対して思わずあれこれ教えるかもしれない。後輩の仕事も自分がしてしまい、このようにするんだぞと「教えた」気持ちになってしまうかもしれない。
でも、それでは確かに人は育たない。それは自分も経験がある。
しかし、全く教えないとなると、これまた人は育たない。そのバランスが大事だと思っている。
そのあたりのうまさがここのタイトルにある「長老の智慧」なのであろう。

 ※同じサイトにある「怠け者だった王貞治選手だが習う素直さは一番だった」も考えさせる内容である。

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2010.11.14

3つの苦情には100の不満がある

ラジオで「3つの苦情には100の不満がある」という趣旨の話を聞いた。
ホテル経営の話である。

「苦情が出てきたら、その背後には多くの不満がある。それが出てきたから、それは日常のホテル経営を変えるチャンス。苦情を前向きにとらえて、経営改善に努めたい」という話だった。
そう考えたら、学校への苦情や子どもたちの問題は、学校経営の改善のためのいい機会とも言える。もちろん、深刻な苦情や問題はない方がいいのではあるが。

以前、読んだ本の「『請求書』がこないことにあぐらをかくな」というフレーズが頭に浮かんできた。学校には、なかなか「請求書」はこないものだ。各家庭で話題にする段階で終わることもしばしばだ。確かにそれにあぐらをかいてはいけない。

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2010.11.13

縄文人の平均寿命

今日の新聞にこちらの記事が掲載されていた。
「縄文人、意外と長生き 65歳以上が3割」という見出しに、「エー・・・・」とつぶやいてしまった。
ここの記事にも書かれている通り、「縄文人の平均寿命は20代後半」というのをネタにしてきて、授業構成をしていたからである。
もっともこの記事も一つの推定結果であるから、今までのが間違いとは言い切れないのだが。

ただ、自分の実践の反省として、一つの説のみを絶対視して扱ってきた実践があったのも事実である。先の平均寿命はいくつかの文献にあたってきたし、それまでの通説であったから、実践時では仕方がないであろう。ただ、この実践もこれからは、変わらなくてはいけないであろう。
その点では、歴史学の最新情報にも目を配らなければいけないなあと感じた。

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2010.11.12

節目

今日は「平成22年度教育表彰」だった。自分も教育表彰される。
といっても特別のことではなく、「勤続25年の表彰」である。25年を経過した教員なら誰でも表彰される制度である。

大量採用の時代で小中高合わせて400人以上の表彰であった。小学校だけで当時は二百数十名の採用だったと記憶している。今はその2割にも満たない。そういう状態が十年以上続いている。
多くの同期採用の皆さんのお名前が一人一人呼ばれる中、自分自身の人生の節目を振り返っていた。

大学進学。多くの同級生が地元の国立大学ではなく、他県の国立大学や東京の有名私大を選んでいた。理数系が苦手だった自分も、高校2年時は私立文系で行こうと思っていた。それが家庭事情や学力面での選択、そして教員という選択肢で地元国立大学へ。将来の進路も決まった。私大に行っていたら小学校教員にはなっていなかったであろう。

教員採用試験。現役、浪人時代で4つ受けた。地元秋田をはじめ3か所で不合格。ようやく岩手県で拾っていただいた。岩手とは秋田の隣県というだけで特に縁はなかった。(きっと岩手の大量採用時代でもかなりの下位合格だったと想像している。)
その岩手で教員をして本当に有難かったと思う。今の自分があるのは、岩手で教員をしていたからだと思う。地元秋田で教員をしていたら、また別の人生だったと思う。

そう考えると、自分の人生の不思議さをつくづく思う。ただ、言えるのは高校時代から「多くの出会い」があったことである。特に教員になってからは、多くの出会いを自分から求めて行動した。その結果、「有難い教員生活である」と今思う。そんなことを節目の今日、改めて感じた。

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2010.11.11

心しなければいけない

管理職になって3年目。同一校でも3年目。当然、似た仕事の繰り返しが多い。
1年目や2年目にミスがあったが、さすがに3年目の今年はごくわずか。当たり前と言えば当たり前だ。
あっても、ごく一部の表記のミスといったことである。(もっとも、自分では、気づかないミスをしているのかもしれないが・・・)

しかし、「ミスしないのがいい」という仕事ぶりでいいわけがない。
上司に「〇〇について考えてください」ということを言われることがある。「ああ、こういう視点もしっかりと考えていかなければいけなかったんだなあ」と反省する。現状維持ではいけない。どれだけ提案できるかということである。

文書作成といって事務仕事もミスがないからいいわけではない。どうすれば、保護者がしっかりと読んでくれる公文書になるか。学校の伝えたいことがしっかりと伝わる文書になるか。
いろいろな文書を書いているものの、そういうトレーニングは自分は不足している。

日々の仕事に慣れっこにはなってはいない。心しなければいけないことは常にあった方がいい。

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2010.11.10

このごろ読んだ本

このごろは、自分の仕事がらみの読書が圧倒的。今回も同様である。

祝日・祭日・記念日由来クイズ」(池田操著 明治図書)
 題名の通り、祝日・祭日の由来について改めて勉強になる本。後半の365日分のクイズは教室で毎日活用できる。今ならネットで調べられるだろうが、この本ができた当時はネットのない時代。まさに労作だったと思う。

校務の効率化を図る主任の仕事術」(教育サークル21 40代の会 明治図書)
 学校動かす40代が主任として何をすべきか、その仕事術について書かれた本。「学年主任が会議を仕切る」「名刺を作る」等、自分もやってきたことに共感。

子どもがじっと耳を傾ける魔法のおはなし」(向山洋一監修 師尾喜代子編 PHP)
 教師が書いた保護者が子どもに語るお話集。子どもたちをやさしく育てたり、かしこく育てたりするための魅力的な話が入っている。もちろん教室の読み聞かせにも活用できる。
 

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2010.11.09

共感できる論稿

日本教育新聞の一面に「提言 変革への視点」というコーナーがある。毎回その道の権威ある方が毎回提言をされており、私もよく読む部分である。
今回は堀田先生の論稿が掲載されていた。テーマが「日本の一斉授業のよさを生かしたICT活用を」である。今現場で必要なICT活用について具体的・論理的に書かれていた。
特に最後の文章には共感した。

「一斉授業の充実に寄与するICT活用こそが、わが国の学校教育の特長を生かした情報化なのだと思う。諸外国は見習いつつも、わが国の良さを消してしまうことのないようにしたい。」

全くその通りだと思う。様々な学習スタイルが入ってきても、「一斉授業」というスタイルは今も日本の多くの学校でかなりのパーセンテージを占めるであろう。また、国際的にも日本の教師の一斉授業の技量の高さは評価されているはずだ。
確かにそれらを消してしまうのならマイナスのICT活用だ。それらがさらに生きるくるようなICT活用が必要だ。

合わせて3面に高木文科相大臣のインタビューが掲載されていた。

「ICT化には経費が必要だ。有効でない機材にお金を投入することはない。真に有効なものに集中して予算をかけることが大切だ。」

これは当然のこと。これだけ財政状況が厳しいと言われている中であればなおさらである。本当に必要な機器にお金を投資する。その点では本町・本校は効果的にお金が投資されていると思う。

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2010.11.08

紅葉を見て思った

休日で仕事ができる日は貴重。原稿を進める。
もっとも集中できる時間は限られている(しかも年々、集中できる時間は減っている)ので、気分転換に十和田湖の紅葉に見に行った。軽米からは高速を使わなくても1時間半あれば十分到着する。こちらに来てから、「一度は十和田湖を」と思っていたが実現しなかった。休日は水沢に帰宅するから当たり前なのだが。

十和田湖の紅葉はピークは過ぎていたが、それでも十分に美しかった。特に発荷峠の展望台からの眺めがよかった。この発荷峠は自分が小学校の修学旅行で宿泊したところだ。確か「発荷荘」だったと思う。
そんなことを思い出していたら、「あれから36年」「教員になって25年」「あと12年」・・・と次々に年数が頭に浮かんできた。
そして、ふと「教員生活でいえば、自分は今のこの紅葉の時期なのでは・・・」と思った。

・何もかも新鮮で伸びゆく春のような20代
・どこもかしこも熱い夏のような30代
・紅葉が深まっていく秋のような40代

自分の40代も残り少ない。もう2年もない。そういう意味では紅葉のピークは過ぎているのかもしれない。
それでも、この十和田湖の紅葉のように周囲と調和していきたいと感じた。
こう書くと50代は冬で暗いイメージになってしまうかもしれないが、そんなことはない。冬には冬の美しさ、楽しさがたくさんある。次世代にバトンタッチするための重要な役目もあるのだ。

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2010.11.07

教育ルネサンス

何度も紹介している教育ルネサンス
今回の特集は情報機器である。自分が興味のある分野だけに「ああ、確かに」と思いながら読んでいる。
1回目は電子黒板、2回目は支援員さんの話題を取り上げている。
教育現場では当たり前のことでも一般には知られていないことが、このように掲載されるのは大切なことだと思っている。(より正確な表現をお願いしたい部分もあるが・・・)
今後も注目の特集である。

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2010.11.06

エキサイティングな研修会

いろいろな研修会に参加すれば、縁ができる。先輩方や同世代はもちろんだが、年下の中堅・若手の先生方もいい縁をいただいている。

その縁があって、一関の研修会に参加させていただいた。中心スタッフさんのブログはこちら
ここに書かれている通り、まさに手作りの自主的な研修会。ほとんどが20代~30代で(たぶん)、その点では学びの意欲はどこまでもある・・・と言う雰囲気だった。こういう研修会の空気に触れること自体が自分にとっても大きな刺激になる。

出される提案は、地区の授業改善チームの模擬授業、青い目の人形についての劇のシナリオ、地域の神楽についての研究授業&劇(実際の動画も)、買い物の単元の授業報告・外国語活動報告、学級通信の雑誌の原稿等々、実に多種多様。社会科をメインとしつつ幅広い内容だ。しかも現場のリアル感が伝わるものばかり。
その雰囲気はこちらのブログに紹介されている。

私も模擬授業3本を行った。すばらしい皆さんと一緒にエキサイティングな気分になった。そして、こういう会ももっと大切にしたいと思った。

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2010.11.05

このごろ読んだ本から

朝の会で1日1話 名言・ことわざ日めくりカレンダー 」(TOSSブルーライト 明治図書)
 朝の会に1分ほどでできる話を集めた本。一番最初は「継続は力なり」。私も中学校の入学の時に、担任からこの言葉を聞いて、1年間努力しようと決意した記憶がある。(決意止まりでなかなか継続はしなかったが・・・)
 教室に常置しておいて、週に一回でいいからここにある話をするといいだろう。子どもたちの心に響く言葉がいくつもあるだろう。私が購入したのは初級編だが、上級編もある。

教職研修」11月号(教育開発研究所)
 テーマが校内研修と管理職のモラルというように、自分が日ごろ力を入れている部分なので興味深く読む。「ワークショップ体験に終わらせない」「チャレンジングな研究授業」「研究授業を連続・発展させる装置」等、著名な研究者さんたちのキーワードがぐんぐん入ってくる。まだまだ挑戦しないと。

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2010.11.04

学級のあいさつも実力のうち

先月末に有田先生が登壇する研修会があった。自分は参加しなかったのであるが、参加した方からの情報で有田先生が元気に講演をされたということをお聞きした。一時期体調を崩されていたので、心配をしていたのであるが、体調を回復されたのは実に嬉しいことである。

喜んでいたところ、こちらのサイトで有田先生の文章を見つけた。

「今日は!」と言うと、元気のよい挨拶がかえってくるときは、Aである。弱々しいときは、Cである。全く反応しないクラスもある。Dである。

担任ではなくなったここ数年、いろいろな学級に入っている。確かにここに書いている通りだと思う。自分の学級担任時代を思い出しても、反応のいい学級の時には朝の挨拶もしっかりといい声が返ってきたものであった。
今日は1年生に補欠授業に入った。入って「おはようございます!」というと、一斉に元気な「おはようございます!」が返ってきた。授業での反応も豊かであった。

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2010.11.03

子どもの絵でおしゃべり

休日ということで、地元の本屋さんに年間購読の雑誌を取りに行く。
教育雑誌は本社に年間予約をして直接郵送してもらう方法もあり、その方が割引もされるのであるが、地元の本屋さんには恩があり、取りに行く方法をとっている。(恩とは最初の著書を置いていただいたこと。)

さて、その本の中に「初等教育資料」があった。テーマは「伝統・文化に関する教育」である。最近ずっと追い続けている文献をここでも読むことができた。
同時に「これはいい」という内容にも出会った。奥村教科調査官による、「子どもの絵で、子どもとおしゃべり」というものである。

図工の時間、子どもたちが絵を「できました」ともってきたら皆さんはどう反応するだろうか。

・「できた」を共有する
・「ほめる」より「聞く」
・子どもを感じて気持ちを伝える

この3つについて書かれていた。自分も振り返ると、「できた」は自分も共有していた。
もってきた時に、「おー、できたか。がんばったね」という感じだ。
次に「ほめよう」とばかりしていて、「聞く」はあまりなかった。ここについて、奥村氏は次のように書いている。

 無理にほめようとしない方がいい。無理な言葉はひねった分だけ伝えわりにくい。それより、気になったところを「ここは?」と聞けばいい。子どもは、何か答えてくれる。「ここはね、○○なの」。そうしたら、それに対して、頷けばよい。

なるほどなあ・・・と共感した。まさに共感的対話だ。これならば、子どもたちが喜んでもってくるであろう。
自分はほめてから、修正点を示すことが多かった。そうすると、その後「先生、これでいいですか?」という子も出てきてしまい、おおいに反省したものであった。

これは図工の絵を例にしているが、絵だけに限らないであろう。工作でもそうだろうし、他教科の子どもの作品にも言えることだ。わずか1ページの原稿であるが、あれこれ考えさせる内容であった。

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2010.11.02

日本の文化

 とある仕事の関係で、日本の伝統文化について、あれこれ調べている。

 基本は文献であるが、ウィキベディアで「日本の文化」で調べてみると、その裾野の広さに驚く。同時に、これらは仕事の大いなるヒントともなる。

 民話、食、マナー、年中行事、遊び等、実際の学校現場で今教えている内容もあれこれある。こういうのをみると、ネットの情報は自分の発想を広げる。そのことを改めて確認した。

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2010.11.01

管理職の役目

こちらのブログに研究会参加と管理職の役目について言及されていた。全くその通りだと思う。
特に、「学校における実践研究の進展にそれを役立てようとするのであれば,研究発表会への参加は,早い時期のものが望まれることは自明であろう」というメッセージには、同感する。自分自身、管理職として先生方には早めに研究会に参加され、本校の研究に還元していただきたいと思って、サポートしているつもりだ。

ただ、かつて接した先生には、「学級を空けると仕事がたまる」「補欠授業の準備が大変」という方もいた。これについても、研究会に身軽に参加できるバックアップができる体制をとっている。私自身が補欠授業に入るので、「基本的に授業を進める形で」「自習という形にしない」ようにしている。

これらのバックアップは先生方には好評である。結局、担任時代に自分が「こうしてほしいなあ」と思ったことを今していることに気付く。その意味では、担任時代の意識は忘れてはいけないものだと感じている。

さて、公的な研究会参加と同時に、教師には自主的な研修も不可欠である。私自身、公的な研究会の何倍もの自主研修会に参加して、多くの学びを得ることができた。ただ、自主研修会に参加するきっかけとなったのは、県の社会科教育研究会で有田和正先生が御講演をしてくださったからである。そういう意味では、公的研究会が自主研修会につながるようになると理想的なのかなと思う。

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