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2010.11.03

子どもの絵でおしゃべり

休日ということで、地元の本屋さんに年間購読の雑誌を取りに行く。
教育雑誌は本社に年間予約をして直接郵送してもらう方法もあり、その方が割引もされるのであるが、地元の本屋さんには恩があり、取りに行く方法をとっている。(恩とは最初の著書を置いていただいたこと。)

さて、その本の中に「初等教育資料」があった。テーマは「伝統・文化に関する教育」である。最近ずっと追い続けている文献をここでも読むことができた。
同時に「これはいい」という内容にも出会った。奥村教科調査官による、「子どもの絵で、子どもとおしゃべり」というものである。

図工の時間、子どもたちが絵を「できました」ともってきたら皆さんはどう反応するだろうか。

・「できた」を共有する
・「ほめる」より「聞く」
・子どもを感じて気持ちを伝える

この3つについて書かれていた。自分も振り返ると、「できた」は自分も共有していた。
もってきた時に、「おー、できたか。がんばったね」という感じだ。
次に「ほめよう」とばかりしていて、「聞く」はあまりなかった。ここについて、奥村氏は次のように書いている。

 無理にほめようとしない方がいい。無理な言葉はひねった分だけ伝えわりにくい。それより、気になったところを「ここは?」と聞けばいい。子どもは、何か答えてくれる。「ここはね、○○なの」。そうしたら、それに対して、頷けばよい。

なるほどなあ・・・と共感した。まさに共感的対話だ。これならば、子どもたちが喜んでもってくるであろう。
自分はほめてから、修正点を示すことが多かった。そうすると、その後「先生、これでいいですか?」という子も出てきてしまい、おおいに反省したものであった。

これは図工の絵を例にしているが、絵だけに限らないであろう。工作でもそうだろうし、他教科の子どもの作品にも言えることだ。わずか1ページの原稿であるが、あれこれ考えさせる内容であった。

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