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2010.11.15

教え惜しみ

こちらのサイトで有田先生の「教え惜しみ」ということが書かれていた。
以前にも有田先生の「一手少ない指導」ということをブログに書いた記憶がある。
ここでも同じことをお話されている。

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私たちはたくさん教えるほど人は育つと考えて、手取り足取り教えようとします。ところが、それでは人は育ちません。多くを伝えようとしたら少なくしか教えない、すなわち「教え惜しみ」が重要なのです。
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これは子どもたちだけではなく、教員の場合にもあてはまることであろう。
教員は教え好きだから、後輩に対して思わずあれこれ教えるかもしれない。後輩の仕事も自分がしてしまい、このようにするんだぞと「教えた」気持ちになってしまうかもしれない。
でも、それでは確かに人は育たない。それは自分も経験がある。
しかし、全く教えないとなると、これまた人は育たない。そのバランスが大事だと思っている。
そのあたりのうまさがここのタイトルにある「長老の智慧」なのであろう。

 ※同じサイトにある「怠け者だった王貞治選手だが習う素直さは一番だった」も考えさせる内容である。

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Comments

様々な場所で授業を見せていただいた時,「先生の説明が長いなあ」「説明すればするほど,わからなくなるなあ」と感じることがあります。
ところが事後研では「ていねいな指導をなさっていて…」となります。敬意をこめての言い方だと思いますが,授業研究としてはどうかと思っています。
有田先生の「一手少ない指導」。どの本で読んだか失念しましたが,強く心に残っています。子供が考える余地を残すんですね。そして,「あの子たち,どう出るかな…。フフフ…。」と,わくわくしながら待っています。期待を裏切られることもありますが,「おお!よくぞ,ここまでやってくれた!」と思うこともあります。「一手少ない指導あってこそ」ですよね。

Posted by: かつのり | 2010.11.16 at 19:50

かつのりさん、コメントありがとうございます。
同じように感じてくださって、嬉しいです。
私は教師は子どもたちに対して、「親切すぎる」必要はないと思っています。確かに子どもたちが育ちません。もちろんおとなも同じです。

Posted by: サトマサ | 2010.11.16 at 21:51

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