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2010.12.31

振り返り2

5 健康と安全が第一
 単身赴任と200kmの長距離移動がある身にとって、健康と安全は最優先である。その点で、今年は健康面は○、安全面でもヒヤリとすることはほとんどなかった。これらのために費やす時間も多いが、優先させなければいけないこと。

6 我が家の変化
 大きな出来事が少なかった自分の中で(これは「平和」だったことだ)、一番大きなことは娘が大学に進学し家を離れたことであった。自宅から通える大学はないので、このような時が来るのはわかっていたものの、やはり家族が少なくなるということは大きな変化であった。

7 来年に向けて
 まずは公務の充実である。今年度の残り3カ月がまずはその場となる。さらに有難いことに来年も(自分にとっては)大きな仕事をいくつかいただいている。次の原稿、プロジェクト、チームでの連載・・・。わくわくしてくる。

8 今年もありがとうございました
 地味なブログでありながら、アクセスしてくださることに感謝します。
 当たり前のことですが、教諭時代と違って、教育実践を記す量は圧倒的に減りました。それにも関わらず、今も以前に近いアクセス数があります。本当に有難いことです。
 ただ、来年は何らかのリニューアルを・・・とも考えています。できるかどうかは別にして、同じままだとダメだという気持ちもあります。実際どうなるかはわかりませんが・・・。
 いずれ、1年間、ありがとうございました。

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2010.12.30

振り返り1

1 執筆に時間を割いた1年 
 今年も原稿依頼の多い年だった。2月と4月に単著を発刊。さらに、昨年から依頼を受けていた単著にもずっと取り組みっぱなしであった。(自分は遅筆である)。
 それらのうち1冊は1カ月後には形になる。さらにもう1冊については9割方終了している。他にも、新聞連載や単発的な執筆も例年通り行った。もう一つ忘れられない執筆(時間をかけた)もあったが、これについてはいい自己判断ができたと思う。
 今の自分の立場でこのような活動ができるのは本当に有難い。また、自分の使命でもあると思っている。

2 副校長としての結果
 管理職も同じ学校で3年目。そういう意味では仕事には取り組みやすい年であった。特に事務仕事の効率アップはできていると思う。ただ、学校全体で・・・と考えたら、自分の仕事の結果はどうだったのだろうと考える年だった。先生方への働きかけや、学校全体の改善への提案等はもちろんしているし、「何に力を入れていますか」と聞かれたら、あれこれ言えるが・・・。その点では、昨年と同じく2年目・3年目の「壁」に当たっているのかもしれない。

3 授業はしたものの・・・
 授業は昨年度より少し実施時数は減った。週に平均10時間程度である。管理職としてはかなり多い方であろうが、本校の状況であればこの体制が子どもたちのためになっている。
 ただ、自分の授業者としての力については、年々厳しいものを感じている。鍛えなければ腕はダウンするのは当然だとしても、自分の授業に関わるスタンスも今後は様々考えていきたいと思っている。

4 いくつかの講師役
 今年もいくつかの講師役をやらせていただいた。限られた回数ではあったが、受講生の方の反応から、改めて直接人に働きかけることの大切さを感じた。これは原稿執筆にはないことである。

(明日につづく)

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2010.12.29

管理職コーチング

定期購読しているこちらの雑誌を読んでいたら、第2特集が「学校管理職のコーチング入門」であった。
教育センター等で何度かお話を聞いた千々布先生らが内容の濃い原稿を書かれていた。
その中で、大分の佐藤敬子氏の「教職員のやる気を引き出す」が特に印象に残った。

「やる気」のない教師はいない。やる気の低くなっている教師のモチベーションを高めるのは、「聴くことのできる管理職」である。

昨日が仕事納めでホッとしていたが、この言葉にハッとした。
「聞くこと」はふだん心掛けている。しかし、それはあくまでも「聞くこと」だ。「聴くこと」となれば別ではないのか。
そもそも、コーチングのポイントである「上手に質問する」「上手に受け取る」ということは、十分ではなかったのではないか・・・という反省をした。
この点が先日の松下幸之助氏の話に通じていく。

佐藤敬子氏のことは初めて知ったので、検索をすると大分県では著名な方のようだ。
こちらのブログの記事にもハッとする。

「変えられないもの」…他人・過去・環境→受け入れる
「変えられるもの」…自分の意識、自分の行動、現在、未来→集中する
ここが、コーチング・スキルなんです。

これまたこの間、自分にヒットした言葉である。
原則はやはりシンプルなのである。

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2010.12.28

健康的に過ごせた

 今日で無事今年の勤務を終えた。
 昨年の自分の反省に「健康的に過ごせなかった」ということがあった。2回、発熱をしてつらい思いをした。勤務はしたものの(「休め」という声が聞こえそうだが・・・)効率はもちろんあがらず、アパートに帰ったら即寝る生活だった。それまで「風邪はここ十数年ひいたことがない」と言っていただけに、ショックであった。
 それだけに、今年度の自分にとって大切なことの一つが健康であった。まあ、この年代では何よりも最優先が健康かもしれないが。

 今年変えたことは睡眠時間を削らないようにするということだった。どうしても締切ぎりぎりで仕事をすると、睡眠不足になる場合がある。自分が関わっている仕事は、締切に余裕をもって依頼されていることがほとんどなので、自分が計画的に進めれば何とかなるものばかりだ。もっとも、依頼される仕事量が多ければそれも厳しくなるが、今の自分にはそういうことはない。
 ということで、心もち何事も早く進めたので、睡眠時間が削られてしまうことは今までより少なくなった。

 また、増加傾向だった体重を落としたこともよかったと思う。周囲にもあまり気づかれないが、5月からの半年で体重が7kg減った。これだけ減ると動きも軽くなるし、それを維持するために腹一杯食事をするということもなくなった。

 来年は40代最後の年齢となる。無理はできない歳であることは確かである。今年1年の健康スタイルをそのまま継続していければと思う。

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2010.12.27

指導者の条件

今日も印象に残った言葉。
こちらのサイトを見ていたら、なるほどという言葉に出会った。
以前にも松下幸之助さんの言葉には学ぶところが多かったが、改めて今回も学ぶことができた。

・ところが、指導者、最高責任者になると、直接叱ったり注意してくれる人がいないから、ついこわさを忘れがちになる。こわさを知ることが指導者にとってきわめて大切だと思う。
・少なくとも指導者である以上は、自分のことを考えるのは4分、あとの6分は全体のこと、他人のことを考えるようでなくてはいけないと思う。

特に2つ目はなかなかできない。職場ではどうしても「自分の仕事」が8割という気がする。「自分の仕事」の中に、もちろん全体の仕事が含まれてはいるのであるが、それを入れてもとても4割には達してはいない。これは職場だけではなく、自分が係わっている自主的な学習会やプロジェクトについても同様。来年度は心したい部分である。

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2010.12.26

気に入った言葉

今日のテレビで気に入った言葉。

・全てを受け入れることです。
・過去と周囲は変えられない。それを変えようとするとストレスがたまる。
 でも、自分と未来は変えられる。だから自分を変えるようにする。

今の自分に必要だなあ。
もっとも自分を変えるにはエネルギーが必要だけど。

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2010.12.25

今年も雪の恐さを・・・

毎年のことであるが、年に数回、国道や高速道路で雪の恐さを体験する。

昨日もそうだった。県内は大雪。
軽米を出発して2時間ほどして、道路状況もよくなってきたので高速に乗る。そのまま国道を行ってもいいのであるが、雪の日だから時間が相当かかるということでの判断だ。
高速は閉鎖されていないものの、最高速度は50km。それでも盛岡近辺は大丈夫であった。
ところが盛岡から先は吹雪の状態。50kmの速度でも先がよく見えなくなっていた。こういう時の高速はつらい。途中停車ができない。早めに高速を降りればよかったと後悔したものの、あとの祭りである。
何とか次のインターで降りたものの、十数分がとても長く感じた。
こういう時には心身の疲労もピークに達する。緊張状態で4時間の運転はダメージを残す。今日は疲れをとるまで時間がかかった。

昨年も猛吹雪の中を帰る時に似た目に遭った。雪の日の事故車も何回も目撃している。
ちなみに今日は県内の高速道路だけで23件の事故があったということだ。あの状況で一定のスピードを出す(中には80kmぐらい出す車もある)のだから、それぐらいの事故は生じてしまうであろう。
雪の中の200kmを走る必要がなければそういうことにも遭わないのであるが、今の状況ではしかたがないと思いつつ、今年も無事故を祈るだけである。

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2010.12.24

自主研修会の効果

 冬休みに入った初日。今日は校内ミニ研修会があった。

 本校の校内研修会は基本的に中学校と一緒のものが年間計画で立てられている。それで研究授業やワークショップ型研究会等、回数を重ねているのであるが、その他に自主的な研修会ができれば・・・と常に思っている。
 これは前任校で「フリー研修会」を行い、好評+個々人の力量アップのために役立ったからである。ひっきりなしに研究会が5つの部会であった前任校であったが、力量アップのために工夫したテーマを設けた時には勤務時間外でも多くの参加者があった。(参加はあくまでも自主性に任せられた研修会。だからフリー研)特に通知表の所見の書き方には若手だけではなく、ベテランまで多く参加してくださった。

 本校でも今年度は、外国語活動、複式指導研究、ICT活用と魅力的なラインアップが続いた。それらの効果は確実にあり、ICT活用の研修会後には明らかに活用率がアップした。

 さて、今日の内容は音楽。本校校長が指導に堪能ということで行った。鍵盤ハーモニカを使ってのペアでの音作りや4人グループでのミニ演奏と充実した楽しい内容であった。担任だけではなく、音楽を指導していない養護教諭や事務担当も入って楽しく充実した時間になった。今回学んだことは、今後の行事の布石にもなっているだけに、指導法を学ぶだけではなく大変意義のあるものであった。職員親睦の一助にもなった。

 こう考えると、今までの自主研修会もそうであったが、その研修会1回限りのものだけにはなっていないことに気付く。ニーズに合ったミニ研修会がどんどん各学校で開催されるべきと感じた。

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2010.12.23

熱く語る世代

今日は珍しく木曜日の移動日。通常であれば、金曜日の夜水沢に帰るとなれば、木曜日が祝日でも帰らないパターンである。今回は、事情が重なり、水曜日の夜実家へ、そして木曜日の夜は軽米へ。そして、明日また水沢へということとなった。

今日木曜日の夜の移動で聞いたのがこちらのラジオ番組。ふだんは移動しない木曜日だからこそ、聞けた番組であった。
弘兼憲史さんと北原照久さんの二人のトークが熱い。しかも、何度も夢を語る。番組の中でお二人とも団塊の世代と言っていた。十数歳年下の自分も熱くならなければと感じてしまった。ちなみに、選曲も十分に楽しめた。

単身赴任するようになってから、ラジオというメディアのよさを感じている。今日もあれこれ想像をした。「想像メディア」という言葉がぴったりである。

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2010.12.22

この冬休み

今日が本校の終業式。明日から冬休みである。
岩手は夏休みが短い分、冬休みは長い。本校は1月13日まで。これでも近隣の小学校に比べれば早い方だ。中学校と併設なので、中学校の冬休みと同じにしている。一般の小学校はさらに4~5日長いであろう。もちろんその分、本校は春休み入るのが早いのであるが。

冬休みといっても、公務員であるから通常勤務に変わりない。この点、今だに教員は長期休業は休みと思われている方がいるかもしれない。休んでいる方は有給休暇である。
ただ、子どもたちが登校する平日とは違い、ふだんできないことができるチャンスである。担任時代は教材研究をたっぷりしたり、レポート作成に励んだりしていた。今の立場では、今年度の事業をまとめたり、次年度の構想を練ったりできる。有難いことである。

また、ふだんの12時間勤務よりは早く帰ることができるであろう。自分の時間がいくらか増えるのはやはり有り難い。依頼されている原稿は、この冬休みを大いにあてにしている。冬休みが終わった時点で「充実していた」と報告できる冬休みを目指します!

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2010.12.21

最近の読書より

大西流 授業の見方 授業を見る目を高めるノウハウ25」(大西貞憲・玉置崇共著 プラネクサス)
 ホームページに連載時から注目をしていた。書籍化されたいたことに気付かずようやく購入。間違いなく一流の図書。こちらの目次を見ればわかるが、思わず「知りたい」という情報が盛りだくさん。それが大西氏と玉置氏の口から語られている。若手、中堅はもちろんベテランや管理職にとっても必読の書。

授業力&学級統率力」1月号(明治図書)
 教育雑誌も若手が多く投稿されていることをこのごろ実感している。これはこれで大切なこと。この号は自分と同年輩やベテランの方が中心に執筆されており、嬉しくなった。冒頭扉の熊本の椿原氏の教師修業への助言が胸の中にスーッと入ってくる。・・・「40代 若手の邪魔をしない しがらみとの闘いの時期」

社会科教育」1月号(明治図書)
 特集が「言葉のルーツ・歴史変遷 面白活用辞典」。「合点」「情報」の言葉のルーツ等、初めて知るものも結構多かった。単なる知識だけではなく、活用方法まで書かれている点が教育雑誌ならではである。

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2010.12.20

保護者の声の重要さ

 とある教育雑誌に、「保護者の声」のコーナーがある。これを楽しみにしている。
 というのも、教師の視点とは違った見方で見ている内容がけっこう多いからである。
 たとえば、今月号には次のような内容が掲載されていた。

・担任は多忙だが、学級通信や連絡帳にマメ。そういうことは大切と思いつつ、そういう時間に先生自身が文化やスポーツに触れてほしい。そういうことが結局は子どもたちのためになる。
・昨年の担任は授業が終わるとすぐに職員室だった。今年は教室で授業準備をする先生。休み時間、自由に遊べないのではと思ったら、「教室にいてくれた方がトラブルの時には助かる」と子ども。そういう見方もあるのだと思った。

このような声は重要だと思う。前者は、現状のマメな点を評価しつつも教師に幅広い人間性を求めているもの。こういう声は嬉しい。そして、こういう声を他の保護者にも知ってもらいたいとも思う。本校も12月に保護者アンケートを行った。そこで書いていただいたコメントを掲載した結果を発行した。これなどは、保護者の考えを全体に反映させるという意味で大切だと考えている。
後者は「もっと子どもたちに寄り添って・・・」という願いを間接的に言っているのだと思う。保護者はなかなかストレートには言えないものだ。それを保護者の声から推測するのも大切なこと。これも今回保護者アンケートからあれこれ推測した。
こう考えると保護者の声を聞く機会は重要である。特に定期的に声を聞く機会を生かすようにしたいと感じた。

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2010.12.19

再び自戒をこめて

昨日読んだこちらの本で思い当たることがあった。
これも自戒を込めての話。

1つは上司等への報告を2~3分程度で終えていたという話。これは「相手の時間を奪う」という感覚があるからである。
職場内でも同僚がすまなそうに「お忙しいところすみません」と話をされる場合がある。(忙しそうには決していないつもりだが・・・このように見えることは反省)。そういう時にはその人のためにどんどん時間を使いたいと思う。メールでそういう気遣いがあるのがわかる依頼も同様である。
しかし、逆の場合もある。職場で限られた時間で生産性を上げようとしている時に、業務に全く関係のないことで時間をとられるのはわりと短い時間でもストレスが生じる。もちろん、業務に関係がなくても学校が不利益を生じると困るので誠実な対応を心掛けてはいるが。

それから「自分にアポを入れる」という話。集中的に何かに取り組みたい時に、「この時間は誰にも邪魔されない空間で仕事する」というアポを自分に入れるようにするということである。担任時代は授業が終われば、「よし、今日は教室で仕上げよう」ということができた。時間も空間も集中できる環境があった。
今は、職員室執務でそういうわけにはいかない。もちろん、あれこれの対応が自分の大事な仕事であるから、それらは不可欠である。職員室の真ん中に副校長の机があるのも意味があることだ。
しかし、周囲の理解を得てこのような時間を確保するのも学校の利益につながるのではというヒントを得た。

最後に「出ない」「会わない」「読まない」という話。無駄な会議に出ない、無理して人に会わない、不要なものは読まないということである。組織の一員だから簡単には実行できないが、こういう発想は常に意識しておきたいものである。

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2010.12.18

「長時間労働は羞恥心の欠如」

残業して仕事をすることは決して善ではないと考えている。
「それでも教師の場合には残業しなければ仕事が追いつかない」という声が聞こえそうだ。
確かにその思いはわかるし、私自身11~12時間程度の勤務時間が常態化している。自戒をこめての話。
そのような矢先、先ごろこんなニュースが入ってきた。
仕事術で効率化を進めるだけではなく、管理職として何ができるだろうと思っていたら、本屋さんで「部下を定時に帰す仕事術」(佐々木常夫著 WAVE出版)というタイトルが目に入った。そこには管理職としてのヒントがたくさん書かれていた。
特にシンクタンク所長として部下にあてた「残業・休出問題について」というメッセージは強烈だ。一部引用しよう。

・自分で時間外の時間を記入し、上司に申請するということは、自ら所定の時間内では仕事ができないということを毎月表明しているということであり、そこに羞恥心の欠如をみる
・そのような部下を目の前にしながら、注意もせず、仕事の指導もせず、相談にも乗らない管理職に、責任意識の希薄さを感ずる。

一つ目で頷いていたが、二つ目でドキッとした。全くその通りである。管理職に勤務実態を改善しようという意志が少しでもあれば、何らかのアクションはできるはずと確かに思う。
先のような文章をみれば、著者は厳しそうな方に見えてくるかもしれないが、本を読んでいると本当に家族と部下を愛し、さらに人として仕事以外の生きがいも大切にされていることがわかる。それらを前提とした先の発言である。管理職としての部分だけではなく、仕事の効率化のためのヒントも多く学んだ。
読後に著者略歴とネット検索(新しい著者の場合には必ずしている)をして、著者が我が母校(高校)の先輩ということがわかった。これまた一つ励まされた思い。いい本と出会ったものである。

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2010.12.17

その仕事を見ている人がいる

こちらの雑誌に特集の記事を執筆した。
「授業をくっきりすっきりさせる 教師の発問 子どもの発言」である。

この依頼は「力をつける授業 成功の原則」を読まれた編集者さんからの依頼であった。その本から、特集のヒントをいただき、さらに深めてほしいということであった。

自分が本を出す。その仕事を見ている人がいる。そのことを今回も感じた。
有難いことである。だから、依頼された仕事はその時だけのことではないとつくづく思う。もしかしたら、ずっと先まで影響を及ぼすものである可能性があることである。
だから依頼された仕事には当たり前のことであるが、全力を尽くす必要があるのだ。そして、時間に融通がきくものは断らないようにすることだ。(講座等は日程や学校事情により無理な場合もあるが・・・)

そして今回の仕事も別の仕事を生むことになった。これについてはいずれ紹介する。

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2010.12.16

いったん途切れると・・・

 11月からとある原稿に取り組んでいる。いつも通り、最初はペースが上がらなかったが、途中から何とかいい調子になってきて、予定通り進んできた。(もっともこの「予定ペース」のハードルは決して高くはないのであるが)

 ところが12月のはじめに別業務が入って、そちらに集中をした。そして、再開しようと思ったが・・・やはりなかなか前のペースにならない。数日たって、どうにかペースアップしてきた。
 今回も「いつものパターンになったしまったなあ・・・」と振り返ってみて思う。

 人によってペースは違うであろうが、私の場合には、いったんアウトプットの活動が途切れると、それは大きな遅れになる。再開するまで、相当なエネルギーを要するからである。
 それは自分自身わかっているので、少しずつでいいから途切れさせないようにしている。

 いろいろな人のブログを拝見すると「一気に執筆」という方もいて、「すごいなあ」とつくづく思う。自分は「一気にレポートを書いた」「一気に原稿を書いた」というのはここ数年記憶にない。

 要は力がないだけなのであるが、それを悲観してはいない。時間をかけ、こつこつと取り組めばいいからである。だからこそ、途切れさせてはいけないのであるが、今回はやむを得なかった。

 さて、問題はこれからだ。年末年始は毎年アウトプットが途切れるパターン。今までは「しょうがない」と思っていた。今年は途切れさせるわけにはいかない。少しずつでいいから、取り組もうと思っている。

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2010.12.15

通信での配慮

こちらのコラムを拝見して、いろいろと思うところがあった。

私も初任校時代に似たようなことを言われたことがあったからである。
学級通信を頻繁に出していたし、子どもたちの作文やよさも実名入りでバンバンと掲載していた。
ただ、「不公平ではいけない」ということで、名前を出した回数はしっかりとチェックしていた。
それでも面談の時に保護者から、「なかなか我が子が出てこなくて気になるのです・・・」と言われたのであった。
「おかしいなあ。ちゃんとチェックしているのに・・・」と思って改めてそれまでの学級通信を見てみると、一つのことに気づいた。
確かに名前の出る回数は同じだが、「出し方」が違っていた。作文の得意な子のものは長く掲載しているのに、その子のものは短かった。よさを実名で出すにしても、その他おおぜいの一人として掲載していたこともあった。
つまり、掲載はしても保護者からすれば、「印象が薄かった」のである。

次の学期からは、回数だけではなく、「書き方・出し方」にもこだわったのは言うまでもない。
人によっては、保護者会で「通信にはいいものを載せたい。不公平になるのはご容赦を」と発言する先生もいたが、私はそこまで勇気がなかった。でも、それが結果的に一人一人を「通信で生かす」ことになったのではないかと思う。

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2010.12.14

アクセス増

例年今ごろから2月にかけて、このブログのアクセス数が増える。
というのも こちらのサイトに紹介されているからである。検索キーワードでも「北海道 沖縄 違い」などで辿り着く人が多い。

実際その記事は、子どもたちの調べ学習ではほとんど役立つことがないので申し訳ないのであるが、教師が下調べで本ブログに辿り着いて見る機会があったら有難いことである。
なにぶん、写真掲載のない地味なブログである。特にPRもしていないし、立場上書くことも制限される。それでも見ていただけるというのは本当に有難いことである。

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2010.12.13

最近の読書より

社会科授業が対話型になっていますか」(安野功著 明治図書)
前教科調査官の安野先生の本。考えてみれば、安野先生の原稿はあちこちで読んでいたが、単著でじっくりと読むのは初めて。「対話型」というキーワードで社会科授業について論じている。自分にとって一番の参考になったのは、「対話型の多用な授業タイプ」という部分。「共感型」「建設的批判型」「意思決定型」等7つの例を紹介している。わずか10ページあまりであるが、このように「分類化」できることが大事だと感じた。

吉越流デッドライン経営塾」(吉越浩一郎 日経ビジネス人文庫)
自主研修会の移動先で売店で購入。ふだんは自分好みの本はそういうところは置いていないのであるが、吉越さんの本は別。今まで読んだことがある内容が多いのであるが、それはそれで復習になる。新聞への執筆連載が2008年ごろだったので、文庫本にするにあたって、「後日談」を加えているところ。わずか1~2年の間に社会は激しいスピードで変化していることがよくわかる。

授業づくりネットワーク」1月号(学事出版)
特集が「『第三の書く』で言語力を鍛える」。社会で自分も執筆。来年度のリニューアルに驚き。

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2010.12.12

新東北新幹線

定期的な学習会で新しい東北新幹線に乗る。(「新」しい「新」幹線とはちょっと変だが・・・)
いつもと違った乗り心地を楽しめた。

まずは時間短縮。
自分が乗車するのは水沢江刺駅だが、今までであればこの駅から乗車すれば各駅停車だった。それが仙台から大宮までノンストップ。その分、十数分が短縮された。2時間以上乗っていれば、「つらい度」がアップする自分にとっては有難い。(ちなみに自動車も同じで、単身赴任地と自宅の移動のつらい度は2時間を越えると一気に増す。)

車中で必ず見るJR東日本の車内誌「トランヴェール」。当然のことながら、「青森特集」。青森県まで車で5分の学校に勤務するようになってから、本当に身近になった青森。しかしながら、それは八戸近辺のこと。ここに紹介された太宰治の特集を読み、また生家の斜陽館に行ってみたくなった。伊集院静さんのストーブ列車のエッセーも秀逸。
さらに今回はモバイルでネットや動画も楽しめた。もっと早く購入しておけばよかった。

いずれいつも以上に、あれこれ楽しめた車中であった。

ただ、ちょっとした不便も感じた。今回、全席指定になった。自由席がなくなったわけである。ところが、仙台までは指定席料金を払わずに乗車できるというサービスがあるようだ。でも「自由席」は車中にはない。
だから、指定席は空いているものの、デッキには仙台まで行く乗客が何人もいた。トイレに行く時などは、ちょっと不便である。中には空いている指定席に座って、駅で本当の指定席客が来るたびに「すみません」と移動している人たちもいた。
近距離料金を少しでも安くするサービスなのであるが、今後あれこれ注文が来るかもしれないと感じた。

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2010.12.11

急遽の原稿

めったにないことであるが、急遽の原稿を依頼された。もともと自分も書く予定であった新聞地方版のエッセーである。2~3カ月に1回書いており、3年間続いている。

こういう時に、このブログが有難い。今まで書いたものが素材として役立つ。最近のものではヒットしなかったので、過去までさかのぼる。「そういえば今の時期は担任時代は『今年の漢字』の実践をしていた」ということを思い出し、こちらの記事をもとに一気に書き、9日に送った。

原稿を出した後に、担当者の方から、「今年の漢字」が新たに発表されるのでさらに相談するかもしれないという連絡を受けた。確かにその原稿が掲載されるのは発表翌日。つまり、「今年の漢字」の記事と自分の原稿が同じ日に掲載されることになる。
「暑」という漢字が今年の漢字に選ばれたのを知ったのが10日の夕方。さっそく担当者の方とやりとりをして、一部修正、再確認をして、入稿ぎりぎりに何とか間に合った。
結果的に「書きたいこと」と「最新のニュース」がピッタリ重なった自分にとっては珍しいパターンの原稿になった。
自分にとっては、ちょっぴりスリリング+このブログの有難さを感じた急遽の原稿執筆であった。

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2010.12.10

ぽっちゃり傾向

岩手っ子、依然ぽっちゃり傾向」という記事が掲載されていた。
北国と言えば子どもたちが元気に外で遊び、冬でも雪道を走り回っている・・・そんなイメージがあるかもしれない。しかし、それは昔のこと(それもかなり昔)。

記事に書かれている通りである。学校までが遠く送迎があるのもそうだが、統合によりやむをえずスクールバス通いで歩かなくなったという子はけっこう多いに違いない。さらに少子化で「近所の子」が遠くにしかおらず、遊びにいくためにも家の人に送られる・・・そんな笑えない話もある。それでいて、テレビゲームは都会と同じように普及しているので、する時間は長時間。こんな県内の農村部の姿が想像できる。ちなみに岩手の中でも、勤務校がある管内はさらに肥満率が高いはずである。

そんな中、本校では今年度から「歩いて登校」を奨励するようになった。保護者会でもお願いをした。今までも基本的には歩いているのであるが、遠い子は途中まで車だったり、帰りの迎えも多かったりした。
遠い子は朝7時すぎには家を出て1時間近く歩くことになったのであるが、今のところ皆元気に登校してきている。
そうなることによって変化が少しずつ出ている。そして寒くなると体育館での遊びがメインになっていたのであるが、今年はよく外遊びをしている。また、この「歩いて」だけが主要因ではないのであるが、肥満度の数値が減っている子の報告もあった。

このように効果が出れば今後も「歩いて登校」は続くであろう。本県のこのような記事がいつかなくなることを願いつつ。

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2010.12.09

業務改善・職員会議

自分が携わっている業務は、常に改善を意識している。
本校に赴任してずいぶん変わったと自覚できるのが、小学校の職員会議である。

教員であれば、「もう少し、職員会議が何とかならないかな・・・」と思ったことがある人も結構いるのではないか。

「定刻に始まらず、遅れてくる人を待っている」
「文書で提案されているのに、わざわざくわしく読み上げる」
「あとで個別で聞いた方がいいようなことも全体で聞いて時間をとる」
「文書で提案すべきことを口頭で提案するので時間をとる」
「司会が議事を裁けない」
「反対意見が提案とは別の観点から出ている」・・・・等、今までの勤務校のことを思い出すと、あれこれ出てくる。初任校の時には職員会議が2時間半もかかることもしばしばだった。

さて、本校ではこの3年近くでずいぶん職員会議がスピードアップしたと感じた。
特に昨日は40分ほどで終了した。先生方の提案も、的を絞って短時間になっている。これは、今年から「資料を事前に読んでいること」を前提に行っているので、本当に強調したいところだけを述べているからである。(そのためには、遅くても前日まで資料提出が必要である。)
さらに、私も「質問」と「代案」と「参考意見」を区別しながら司会進行をしている。質問ならすぐに答えて終わりだし、代案なら担当者や他の教員に意見を聞き、結論を出す。参考意見の場合にはあくまでも参考なので「意見の確認」で終わりである。司会については自分も職員会議をしながら、いい勉強をしている。
会議の効率化の影響は大きい。他の集会等もスピードアップするし、効率化で浮いた時間は事務仕事や子どもと向き合う時間になる。

Webで調べると様々な職員会議改善の取組が行われている。こちらなどはわかりやすい。
「会議文化」という言葉を聞いたことがある。いい文化になるようにさらにブラッシュアップさせたいところである。

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2010.12.08

大切な教育文化が昔の教科書にあった

 とある事情でこのごろ礼儀作法に関わる本を何冊か集中的に読んでいる。最近読んだのは「行儀作法の教科書」(横山験也著 岩波ジュニア新書)である。

 横山氏は今は「教育文化研究家」である。この職業名は魅力的。元は小学校の教師で、もう20年前ぐらいになるが、東京で開催された野口芳宏氏の一日講演会に参加した時にご丁寧に席に案内してくださったことを覚えている。(著名な方に親切にされたことは、ずっと覚えているものである。)

 この本で礼儀そのものについて確認したり、新たに得た知識はもちろんあるのだが、それ以上に感銘を受けたことがあった。それは明治から昭和の戦前にかけての多くの教科書に礼儀作法についてきちんと教えるページがあったということである。たとえば、礼のしかた、和食でのマナー、姿勢について等々である。この本には、その教科書の内容もページ丸ごと紹介されている。このように教えられていたら、日常生活の振る舞いは躾としてその字の通り美しく身についたであろう。私自身は小学校でも中学校でも作法についての授業を受けた記憶はない。

 横山氏が戦前までの教科書を収集して、このような仕事をされた。まさに「教育文化研究家」である。「ジュニア新書」の名の通り、小学校高学年から高校生ぐらいまで教室に1冊、置いておきたい本である。

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2010.12.07

「伝える極意」に堀田先生登場

NHKの「伝える極意」に玉川大学大学院教授の堀田龍也先生が登場します。
この「伝える極意」は授業に効果的に活用できる番組で、さらにその道のプロが登場します。堀田先生が指導者役で出てくるのもうなずけるところです。
ふだん全国各地だけではなく、世界のあちことを飛び回っている中での番組出演。まさにスーパーな活躍ぶりです。私自身今まで堀田先生から多くのことを学んできましたが、今回もきっと多くのことを学べることと思います。楽しみにしています。

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「伝える極意」第15回の放送

「みんなの意見を知ろう!~アンケート~」
本放送:平成22年12月 9日(木)10:45~11:00 NHK教育テレビ
再放送:平成22年12月16日(木)10:45~11:00 NHK教育テレビ

○内容
北海道札幌市立山の手南小学校の6年生5人がアンケートに挑戦。
極意を教えてくれるのは、玉川大学教授の堀田龍也さん。
テーマは「自分たちの学校の良いところ」。
保護者や地域の方々にアンケート調査をして、
結果を5年生に伝えたいと思っています。
答えやすいアンケートにするには?
堀田さんの極意を使うと、子どもたちは、知りたいことはもちろん、
予想以上の結果を手に入れることができました。

○堀田流 アンケートの極意 
・選ぶ質問にすると答えやすい
・質問の項目は予備調査をして決める
・選んだ理由をたずねる
・結果を予想しておく

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2010.12.06

多人数の経験

教育ルネサンスのこちらの記事を読みながら「本校と似ているなあ」と感じていた。
小規模校の本校では、縦割りの活動が多い。運動会等、いくつかの行事は縦割りのよさを活用して、中学校3年から小学校1年まで一緒に活動することがある。下級生はもちろん、リードする上級生が学ぶ点も多いと感じている。小規模校であるが故のよさである。

しかし、同時に「多人数に慣れていない」というのも事実。先日、ある先生が「NHKの学校放送番組等で、1学級の様子を見て、その人数の多さに子どもたちは驚く」と話していたのが印象的だった。
確かに、ずっと1ケタという学級の人数で学習してきた子どもたちにとっては、40人学級は想像ができないであろう。多人数は多人数のよさがあるし、前任校では子どもたちはいい学びをしていると感じてきた。

そんな中、少人数の学校が多い地域でありながら、複数の学校が合同で授業をして、大人数での授業の経験もさせているという地域を知った。町の教育長さんが著名な方である。こちら。(本も読んだこともある。)
「少人数のよさを生かしつつ、大人数の授業も経験させる」・・・こういう発想が大事なのだと感じた。

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2010.12.05

「速さ」がポイント

昨日東北新幹線が速くなった話を書いた。
「速い」は仕事上で今や必須なんだなあ・・・と今日も2つのことで感じた。

一つは時々紹介する「がっちりマンデー」の大塚商会。「A4でエーヨン」というダジャレCMで有名な会社だ。都内であれば、当日の11時まで注文をすれば、文具等を午後には届けてくれるとのこと。その機械システムにも驚いたが、やはり「速く届ける」という方針そのものが大きなサービスなのだと思った。本校はASUKULなのであるが、これも17時まで注文した翌日には届く。「こんな田舎なのに・・・」と思うが、確かに届く。急な時には大いに助かっている。

もう一つは今日行った床屋さん。「速い」「安い」が売り物。自分はカットの他に白髪染めもするので時間がかかるが、それでも1時間ほど。他の皆さんは20分から30分でどんどん終わっていく。待っている皆さんも、次々と呼ばれる。これなら人気も出るはずだ。こういうタイプの床屋さんが、岩手ではどんどん増えている。しかも閉鎖したコンビニの店舗が使われるというところが何とも言えない。
「地元のお客さんが、ゆっくりと床屋さんと話しながら・・・」という感じではない。

「速さ」が不足のサービスは、別の付加価値を出さない限り、難しいのかもしれないなあ・・・と思う。
学校の場合には、単純に「速さ」がポイントは言えないであろうが、「速い」に越したことはないことはいくらでもある。たとえば、問題への対処。保護者からの要望への対応。学級通信等での情報。危機管理関係の情報提供等々。心しなければいけないと思っている。

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2010.12.04

嬉しいダイヤ改正

今日は東北新幹線が新青森まで延び、全線開通。40年近く前に計画が立てられたとのこと。当時は今の世の中は想像できなかったであろう。

ダイヤも改正されるということで、本屋で時刻表を購入。
東北新幹線のダイヤを見て驚いた。今までは出発時刻等が少し変わったぐらいであったが、今回は大幅改訂である。
まずは、一番の新幹線の東京着が8時台になった。今までよりも30分以上早くなった。「朝一番でも東京着が9:30近くだものなあ・・・」ということで研修会でも前日泊を選ぶこともあったが、これからは当日参加もよりしやすくなるであろう。
次に最終の新幹線が21時台になった。今までより十数分遅くなった。最終の新幹線に乗るためにいく分か余裕ができる。
これらは、乗車時間が20分ほど短くなったからである。今まではおよそ3時間弱ぐらいだったが、新ダイヤでは2時間40分ほど。最速は2時間25分。これは体力的に有難い。新幹線は乗るのも長時間になると疲れる。短いにこしたことはない。

ということで、かなり嬉しいダイヤ改正である。

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2010.12.03

学校事故

昨日のニュースで学校事故のことが話題になっていた。
サッカーゴール等が倒れ亡くなった子どものことや柔道での練習での事故の話等であった。ニュースを聞きながら、「本校の施設は大丈夫か?」と思わずいつも以上に念入りに見回りをした。

地味な仕事であるが、校内での見回りは出勤してすぐと帰りにしている。帰りは戸締りのチェックも兼ねている。共に学校日誌に異常がないことを記入する。しかしながら毎日見ていると見る視点が固定化し、他から指摘されて、「ああ、そこも見なければいけない」ということを感じる。
そういう意味では学校関係の事故のニュースには敏感になっている。

ネットで検索するとこちらのサイトが目に入った。今まで学校事故について検索したことはなかっただけに、これまた視点を広げるのに役立った。事故で信頼を失うことのないようにこれも勉強しなければいけない。

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2010.12.02

育っている児童会

もう20年近く前であるが、校務分掌では児童会を担当することが多かった。
若い先生がなるのが慣例だった。せっかくの機会だから・・・ということで特別活動の研究を個人的にはかなりしたつもりだった。当時発刊されていた「特別活動研究」(明治図書)にも寄稿したり、初の連載も経験したものだった。校務分掌はその点では、真剣に取り組めば必然的に自分の得意分野を増やすものだと思っている。

その当時に比べ、特別活動の時間も研究の雰囲気も全国的に下火になっているのは否めない。十年ぐらい前に「特別活動は冬の時代になるのでは・・・」と予測されたものであった。

今、確かに担当の先生が限られた時間で取り組みに苦慮されている様子が伺える。そんな中で、本校では今日児童会行事があった。スポーツ集会である。
毎年行われている児童会行事であったが、私が赴任した当初は「教師主導型」の児童会行事になっていると感じた。それが、子どもたちが企画立案し、当日は子どもたちの手で実行するというものになっていた。
数日前の休み時間は縦割りで一生懸命に練習をする姿があったし、当日は6年だけではなく、5年生も一人一人考えて行動をしていた。

もちろん、この行事だけでは子どもたちに力はつかない。日々の常時活動や担当教師の子どもたちを育てる視点が根本にあって、子どもたちも育っていく。限られた時間でも担当教師の取り組みで、特別活動でも子どもたちはどんどん育つと改めて感じることができたのである。

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2010.12.01

朝会での話

急遽全校朝会で話をすることになった。
いろいろな行事で話をすることもあるが、それらは極めて短い時間。1分程度である。行事の意義、がんばってほしいこと等、ある程度内容が決まっているので、考える時間も短時間で済む。
しかし全校朝会となれば別である。前任校の校長先生などは、パソコンで原稿を打ち(これはそのまま学校Webのデータになった)、練習をしていた。前日に用事で校長室に入ると一生懸命に読む練習をしていた・・・ということもあった。
校長先生方がそれだけ力を注いでいるものを、急遽とは言いながら1分程度のあいさつと同じにすることはできない。しかも猶予された時間は3分程度。

そこで、「もの」と「子どもたちとのやりとり」に頼ろうと思った。今は読書にも取り組んでいる。本なら、ものも揃えられる。
そう閃くと図書室に直行。歩いていくうちに、動物の本を探そうとこれまた思いつく。「犬」「ねこ」「ハムスター」が出てくる本を3冊、準備した。
本が決まれば話す内容ももう決まっている。「犬が出てくるお話を知っている人?」「じゃあ、ねこは?」と聞いて、子どもたちの知識を借りながら、内容を紹介した。子どもたちも楽しく反応していたことが印象的だった。終了後も、興味をもって「本はどこにありますか」と言った子がいたが、この反応だけでも紹介したかいがあったと感じた。

本当であれば、「何でもいいから、急遽話をしてください」に対応できるネタが何本もあればいいのであろう。まだそういうネタが自分にはないということを自覚はしたが、「もの」と「やりとり」の力も大きいと実感したできごとでもあった。

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