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2011.03.31

3年分の感謝

この3年間は自分にとって宝物との出合いのようでした。

少人数であるが故に、管理職でありながら、一人一人の子どもたちとは深く接することができました。
一生懸命に働き、目標に向かって努力するかわいい子たちでした。

保護者や地域の皆さんとも立場上密接に話すことができました。地域の中に入ることがいかに大切か痛感しましたし、大人の皆さんから多くのことを学びました。

同僚との出合いもすばらしいものでした。どこにでも素敵な先輩・後輩がいることがわかりました。そして、ルーキー管理職だった自分は大いに助けられました。

自校だけではなく、他校の多くの先生方とも知り合いになりました。小さな町の教員だからこそ知りあえる。有難いことでした。

単身赴任で毎週往復400km近く。事故のない3年間となってホッとしています。3年間で10万km走りました。健康面でも2度体調を少し崩しただけでした。

この3年間に感謝あるのみです。
明日から新しいスタートです。

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2011.03.30

今年度の反省

年度末になりました。
昨年の4月1日に平成22年度の目標を立てました。
恒例の振り返りです。

1 管理職としての発信活動を精力的に
 何事も3年一区切りだと思っている。副校長(教頭)職になって3年目の年。一区切りとしていい仕事をしたいと思っている。その仕事ぶりを発信活動で表す。発信が多ければ多いほどいい仕事をしていることである。
⇒× 発信活動は例年並になってしまった。新たにアクションを起こすことのむずかしさを感じた。

2 「原点」と「本校」の授業実践
 授業にはまだまだこだわりたい。「地域のよさ・日本のよさ」「社会」「ICT活用」といった自分の原点、「複式」という本校の特色に絞っていく。
⇒△ 授業自体は週に10時間程度継続してこだわり続けた。ただし、「新たな実践」という点で残すべきものがなかった。

3 原稿を仕上げる 
 今依頼されている大きな原稿を日々こつこつと取り組む。
⇒○ 継続していた連載、新たな連載、本の執筆とずっと書き続けた。もっとペースをあげれば・・・というところもあるが、自分のペースとしてはいい方だった。

4 素養・修養に励む
 学べば学ぶほど素養・修養が必要と思う日々である。読書等のインプット、人から学び機会を大切にする。
⇒× それなりに機会はあったが、回数は以前に比べたら少ない。読書も少なかった。

5 健康のための努力をする
 無理はきかない年齢、そして今まで同じ環境で日々を過ごすこととなる。健康のための努力をしないといけない。「何もしない」ではいいわけがない。
⇒△ 努力はそれほどしなかったが、長年の課題だった体重増にストップをかけただけではなく、7kg減量もできた。でも運動不足は相変わらず。

ということで1勝2敗2引き分けであった。ちょっと厳しい1年だったなあ。来年度、巻き返しである。

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2011.03.29

教育系新聞の役割

教育系新聞をとっている。
今回の震災のことも記事として出している。
当然教育の視点からである。

日本教育新聞の今週号では、「学校の避難所運営」の記事だった。こういう記事は、今まで教育雑誌でも見たことがない。また、あまり話題になることでもない。
今回の震災はそれぐらい避難所に携わる教員が多いということであろう。自分も今まで、避難所といってもごく一部のことと思ってきた。
その点で、このような記事をしっかりと読み、教訓としておきたいと感じた。
特に参考になったのは新潟の先生の主張。

・避難者と共生・共存する
・支援者と被災者という関係から人と人との関わりへ
・校長は即断・即決。しかし、朝令暮改は避ける

いざという時に即断できる判断力を磨いておかなければいけないと感じた。

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2011.03.28

学年主任の心構え

昨日、長距離移動中に地元放送局のラジオを聞いていたら、野口晃男先生が「学年主任の心構え10箇条」について話をされていた。3年近く前に一度このブログに掲載したのだが、改めて自戒しなければいけないと感じたので、自分のためにも掲載しようと思った。

あなたの力を見込んで主任になっていただきました。
1 慰められるより、慰めるものに
2 理解されるより、理解するものに
3 愛されるより、愛するものに
4 愚痴を言うより、愚痴を聞くものに
5 人を当てにするより、当てにされるものに

あなたに似合わないことが5つあります。
6 焦っているあなた
7 怒っているあなた
8 威張っているあなた
9 ふさぎ込んでいるあなた
10 怠けているあなた

最初の1~5はそれまでの立場との違いを表している。管理職も同様だ。間もなく新年度。心したい。

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2011.03.27

見通しがあるのとないのでは・・・

東北・関東はどこも同じであろうが、ガソリン不足である。
これは私のように週に通勤と実家を往復する者にとっては、大きなことである。最低500km、40リッターが週に必要だ。

車に変わる交通機関がないのがない地方の者にとっては、開いているガソリンスタンドで数時間待つのも仕方がないと思っている。不便に過ぎないだけである。

ただ、同じ数時間並ぶにしても、見通しがあるのとないではずいぶん違う。同僚から、「休日に朝から2時間並んだがその日は結局ガソリンスタンドが開かずに意味がなかった」という話を聞いた。2時間並んでいる間も「本当に営業するのか?」と不安だっただろう。

事前に尋ねれば?と思うかもしれないが、事前の情報収集でもガソリンスタンドさんは、「明日のことはわかりません。いつ(タンクローリーが)入るかわかりませんから」というのが一週間前の実情だった。
同じ気持ちを私も昨日味わった。5:30前から道路に並んでいたので、私も並んだ。これだけ並んでいるから大丈夫だろうと思って、本当に開店するのか不安であった。また、開いていても「整理券をもっている方のみ」「会員のみ」というケースもある。

2時間半待って8時過ぎにガソリンスタンドの店員さんが来て、「9時開店。2000円のみ」の整理券を配付した時にはホッとしたものだった。その後の給油までの1時間半は見通しがあるので、短く感じられた。

その給油があったものの、まだまだ往復には不足。今日は軽米への移動途中、高速道路のサービスエリアのガソリンスタンドに立ち寄った。交通整理の方に最初から、「1時間半近く待つことになります」と言われた。これはとっても有難いサービスだ。見通しが立つからである。

待つ時間は長くても(給油の頃には本来到着している)、心理的にはずいぶん違う。このような待機に備えて、すべきことも準備しているから時間の無駄もあまりない。

実はこの「見通しを告げる」・・・私たちの仕事でも重要だと思っている。会議等で終わりの見通しが何時かわからないものはやはり困る。授業でも同じだ。次に何をすべきか見通しが立たないものは、時に子どもたちを混乱状態にする。原理は全てに共通するのである。

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2011.03.26

新年度の連載

 昨年まで2年間、教育新聞で授業及び学級経営の連載をさせていただいた。

 そして、今度は、23年度の新連載が「小四教育技術」誌である。ご存じ、小学館の教育雑誌である。

 内容は学級経営について。そして、初の「チーム連載」である。
 毎号、十数ページの内容があるので、5人のチームで連載をする。メンバーは私の地元岩手の30代の先生方である。皆、熱意と実力があるメンバーばかりである。

 この4月号も2回にわたり会議を開いて、ディスカッションをしてブラッシュアップをしたものである。4月の教室掲示、係活動、学級開き、学級目標作り、学級通信等々、すぐに役立つ原稿に仕上がったと思っている。
 ご覧いただければ幸いである。

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2011.03.25

再開します

 今日からブログを再開します。
 「しばらく」と書いたものの、自分にとっての「しばらく」は5日間でした。
 この5日間のうちに、自分の心が上向きになることがいくつか重なりました。
 一番は今を生きる子どもたちの姿です。

・我が子の中学校の卒業式。式自体の凛々しさに感動を覚えたこと
・その時に聞いた今年高校を卒業する教え子たちのがんばりぶり
・震災地の子どもたちの卒業式での思いを聞いたこと
・そして、現任校でクラブが再開され中学生が目標をもって取り組んでいる姿・・・・

 これらの子どもたちの姿に自分の気持ちも変化してきました。
 休止予告の時にコメントをくださった皆様、ありがとうございました。皆様の声も、自分のエネルギー源になりました。「読み手が見える」・・・これはプレッシャーよりも励みになります。

 これからは以前の通り、自分のエッセー、体験記、ミニ実践、本やブログの紹介等を主な内容としていきます。もちろん震災のことにも触れていきたいと思います。
 皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

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2011.03.19

しばらくブログを休みます

大震災9日目。
昨日が1つの区切りだったようで、現地では「救助」から「支援」にシフトしていると聞いています。
仮設住宅の建設、交通機関の運行等、復旧・復興に向けてのニュースも入ってきました。
大災害の中でも希望の光がかすかながらでも生まれつつあります。

同時に個別に別情報も入ってきました。
子どもたちのために尽力して犠牲になった私たちの仲間に謹んで哀悼の意を表したいと思います。
皆さんの志はしっかりと受け継ぎます。
見守っていてください。
県教職員としてすべきことに力を注ぎます。

なお、明日からしばらくブログは休みます。
2004年からスタートし、05年からは毎日更新してきましたが、しばし立ち止まって考え、行動したいと思います。
岩手も東北も日本も必ず復興します。
そう信じています。
そして、ブログも必ず再開します。
またお会いましょう。

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2011.03.18

子どもの笑顔に涙

数は圧倒的に少ないが、被災地からのニュースで「笑顔の写真」が出てくるようになった。
昨日の岩手日報。小学校中学年ぐらいの女の子たちが大縄跳びをとびっきりの笑顔でしている写真だ。
高田小の子たちだ。

 「家はみんな流されたよ。
  悲しいけど、家族が生きているから幸せ。
  物より家より、家族が一番だよ」

3年生の子のコメントが掲載されていた。涙腺が緩んでしょうがなかった。今こうしてブログを打っている時にも自然に涙が出てくる。
外で跳んでいるのだが、子どもたちは皆校舎内専用のズックだ。一週間前の地震の時、そのまま校舎内から避難したのだろう。高田小は陸前高田市の中心部にある小学校だ。街はホテル・学校・役所を除いてほぼ壊滅状態。
そんな中でのこのメッセージ。
写真をよく見てみると大縄を回しているのは大人の女性だ。もしかしたら先生なのかもしれない。高田小には私が前任校で6年生を担任した時の同学年の同僚が勤めている。その時は講師で初任校先である。その若い先生もこのように奮闘されているのだろう・・・そう思った。
今朝のテレビでも大船渡の小学校からの中継があった。多くの子たちが出て、メッセージを送っていた。

本当は自分たちが県内の子たちを励ましたり、力になりたいと思ったりしているのに、逆にこのように報道される子どもたちから元気をもらっている。

あの地震から今日で一週間。被災地ではまだまだ大変な困難は続いている。
しかし、不眠不休で災害のために多くの方々ががんばっているおかげで希望の光が遠くではあるが、うっすらと見えてきたのではないかと思う。
「落ち着かない」「涙しか出ない」なんて自分が言っている時ではない。

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2011.03.17

避難所で「卒業式」

帰ってからのテレビはもっぱら地元テレビ局のニュース。

その中で、宮古の鍬ケ崎小学校の「卒業式」をとりあげていた。
その小学校は避難所になっている。津波で魚市場が飲みこまれたが、その学区の小学校だ。
校長先生、副校長先生も宮古時代にお世話になった先生方。
きっと子どもたちに「卒業式」をさせてあげたいと思ったのであろう。

避難所にいる子たちも多いだろうから、子どもたちは私服にジャンバー。先生方も同じ。ホールのような場所で卒業式は行われた。
校長先生から卒業証書を渡される。あとは校長先生と担任の話。
真剣に聞く子どもたちは本当に美しかった。
短時間のシンプルな卒業式。
同じ県内の教師として「よくぞ行ってくれた」という思いである。
卒業式前に教室での様子も紹介されていたが、実に楽しそうだった。

それはそうだ。今、被災地の子どもたちが一番望んでいるのは「学校に行きたい」ということであろう。
学校に行けば、「日常」が返ってくる。たわいもない友だちとの会話が心を癒す。
先の卒業式はそれに加えて、小学校生活の一区切りを激動の日々の中で終えることができたのだ。
一緒に卒業式を見ていた数人の保護者の皆さんも本当に感動していた。

この卒業式だけではない。
「がんばろう 大沢」と画用紙に力強く書いたポスターを6年生が作って、被災者を励ましている話。
ビデオレターで「おじいさんは行方不明だけど、私たちは元気です」と健気に話す子どもたち。
被災している子どもたちが希望の灯をともしている。
この子たちのためにも、大人が負けるわけにはいかない。

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2011.03.16

本当の涙はこれから

大地震から6日目。まだ6日目なのだ。
5日目までのことが想像を絶したので、もう何十日分もの重い日々だった。しかもそれは、これからも変わらないかもしれない。

テレビや新聞の情報も変わってきた。もっぱら注目しているのが地方ニュースだ。

毎日祈るような思いで職場に届く地元新聞紙を開いている。そこには避難所の名簿が掲載されているのだ。今日は自分がかつて勤務した学区の情報が掲載されていた。
ドキドキしながら目を通す。何人もの教え子、そしてその保護者の皆さんの名前があった。涙があふれて活字が曇った。
特に、家庭訪問の時に「海がすぐにそばに見られていいですね」と思わず話した家族の名前を目にした時には「よかった、よかった。本当によかった・・・」と思わずつぶやいた。安否がとても心配された家だ。

しかしながら、嬉し涙だけではない。

やはり海の近くの家で心配していたご家族の名前は何度見てもない。もちろん名簿にないからといって絶望視はしていない。きっと生きていると信じている。

別情報で、教員で亡くなられた方の情報も入る。先の学区の隣の小学校。知っている先生ではないが、これからいろいろな情報がわかってきて厳しい現実が押し寄せてくるのかもしれない・・・・。
本当の涙はこれからなのだ。きっと。

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2011.03.15

当たり前ながら落ち着かない日々が続く

同じ県内でも、私の勤務地でも実家でも通常生活に近づきつつある。食料やガソリンの不足、何回も起こる余震といったことはあるものの、それは我慢すれば何とかなる。

職場にいる時にはすべきことが次々と出てきている。今日は卒業式だったので、大きな行事を無事終わらせることが第一。次に学年末の事務仕事。それで時間が過ぎていく。

しかし、仕事を終えて帰るともう終わり。テレビやネットでの震災情報を見て、ただただ時間が過ぎていく。それも落ち着かない気分のまま・・・。
多くの知人・教え子がいる被災地の情報が今だ入ってこないことが一番のことなのであるが・・・。

県内では卒業式が延期になったところが多かった。地震があったのが3月11日。12日が卒業式という中学校もけっこうあったはずだ。するかしないか難しい判断だっただろう。

予定通り行ったところは電気や水道がストップした中で行ったはずだ。延期したところもいつ行うか迷ったはずだ。ライフラインが復旧しても、余震のことを考えると慎重にならざるをえない。思い切って一週間後の卒業式という判断をした学校もあった。これは高校の合格発表が16日から22日に延期になったからできたことではあるが。

本校は予定通り本日挙行。無事卒業式が終えられた幸せを思う。被災地では卒業式を翌日に控えていながら、実施できなかった学校が多いはずだ。今後いつ行うかも・・・。無念でならない。

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2011.03.14

新たなダメージ

大地震4日目。地震の日以来の出勤だ。
同僚の先生方と情報交換をする。先生方にも様々な事情がある。
今だライフラインが途絶えている人、親族が沿岸地区にいて連絡をとれない人、沿岸の地区に知人・教え子がいる人・・・あれこれ情報交換している中で、重い気持ちも少しずつ晴れてくる。
心の痛手(といっても沿岸地方の皆さんに比べれば全く大したことがない)に効くには、同じ経験をした人同士の語り合いだと感じた。

しかし、今日、新たなダメージを受ける。

地元新聞で、多くの小中学生の安否が今だわからないこと、教職員も同様だと知った。情報が錯綜していることもあるだろうが、地震が起きた時刻は、岩手の多くの小学校は低学年の子どもたちの下校時刻なのだ。
学校にいたら、集団で避難もできたであろうが、バラバラになっての下校だと・・・・。

さらに、かつての勤務校だった高浜小学校学区の様子も掲載されていた。
「「20メートルはあった」という巨大津波が集落を一気にのみ込んで壊滅状態」
頭が真っ白になった。多くの教え子・保護者・地域の皆さんの顔が思い浮かんだ。本当に言葉もない。

さらに多くの死者が見つかったという情報も。どれだけ地獄が続くのだろう。
自分の職務として今できることを粛々としなければいけないと思っていても、沿岸部の被災者のために何もできていないという現実を思うと心苦しい。

ただ、私たちと同じ教職員が沿岸部ではがんばっているはずだ。きっと自分の家もなくなっているはずなのに。
県内の各地での支援の映像も流れてきた。
たいした被害を受けなかった者が希望を失うわけにはいかない。

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2011.03.13

涙しか出てこない

勤務校での職務を終えて帰宅しました。

電気が通じ、テレビの情報が本格的に入ってきて大きなショックを受けています。
陸前高田、釜石、そして宮古の津波の映像を見ました。
助かった人のコメント「生きているだけでよかった」。

涙しか出てきませんでした。
それぞれの市にかつての同僚たちや知人が住んでいます。
職務として子どもたちを避難させていたはずです。
その人たちが住んでいた美しい町がまさに津波に襲われました。
まさに街を「飲み込んで」いました。
あの先生方はどうしているのか。
受け持っていた子どもたちはどうなったのか。
それを考えるとやはり涙しか出てきません。

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大地震3日目

私の実家のある水沢ではライフラインが復旧しました。
お見舞い等のご連絡、本当にありがとうございました。
こちらは強い余震が続きます。
これから遠く離れた職場に向かいます。
教師としてすべきことに力を尽くしたいと思います。

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2011.03.12

大地震翌日

バッテリーが切れる前の最後の更新になると思います。
今回の地震の状況に言葉を失っています。
我が家はまだ水道がOK、ストーブもあるので被害は少ないのですが、壊滅的な被害を受けた地域の皆様の無事を祈ります。
今も余震は続いています。昨晩は何度も外に飛び出ました。

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2011.03.11

大地震

人生で経験したことのない地震でした。
私は無事ですが、県内各地の被害に驚いています。
関係者の無事を祈るのみです。

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2011.03.10

教師力本、2刷に

1ケ月半前に発刊された「プロ教師直伝!「教師力」パワーアップ講座―0からプロになる秘訣23箇条」が2刷になります。

これだけ早く2刷になることは今までの著書ではなかったことなので、驚いています。多くの皆様にブログ等でとりあげていただいています。それも大きなことだったと思います。感謝いたします。

このようなお知らせは今の自分の原稿の取り組みの励みになります。学年末の仕事もピークですが、今の原稿もピークです。がんばります。

ちなみに明治図書の今日のランキングにはタイミングのよい結果が出ていました。

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2011.03.09

「連絡メディア」の活用

調べごとで「保護者アンケート」と「学校評議員会議」を学校HPに掲載している学校の例を見ている。
実に多くの学校が掲載していることがわかる。
もっとも、多くは見えるものの、実際の学校数に比べたらやはり少数派。(だからどのような載せ方をしているのか調べている)

「学校評議員会議」の掲載はそのまま話し合った内容を掲載している例が多いが、保護者アンケートは様々だ。

・数値の結果と保護者のコメント、そして質問への回答を丁寧に載せているケース
・数値の結果と保護者のコメントを載せるケース
・数値の結果とその分析のみのケース

それぞれの学校の実態に合わせて掲載していることがわかる。

さて、様々な学校の保護者のコメントを読みながら思ったことがあった。
「学校からのこまめな連絡がもっとあったら、行き違いも少なくなるのに・・・」
ということである。
学校からの連絡といっても、多くは学級での連絡、つまり担任のこまめな連絡である。(もちろん、それを指導するのは管理職だが・・・)
ポイントは「多くの連絡用のメディアを活用する」ということだろう。
担任時代を思い出せば、様々な方法を用いていた。

・学級通信(ほぼ日刊)
・電話(欠席や都合の悪い時だけではなく、ほめてほしい時も連絡した)
・連絡帳
・キラキラカード(定期的にほめるカードとして)
・ノートへのコメント(保護者は結構見ている)
・直接の家庭訪問

実は一番のメディアは子どもたちであり、子どもたちから家の人への連絡が重要だという考えだったが、それと同じくらい先のようなメディアをまめに使ったと思っている。
保護者からは好評だったが、それでも行き違いは何度か起きるものだ。
一定割合で起きるものであれば、その可能性を低くすることが大切になってくる。
そのためにも連絡メディアの活用はもっと研究していいと考える。

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2011.03.08

山形のニュース

自分が担任だったら、朝の会で話をしているだろうなあ・・・という記事があった。
こちら

記事の文章もニュースというより、ドキュメント風。しかも最後をしっかりと締めている。
この心温まる話は山形県。同じ東北ということで、山形県には30回ぐらいは行ったことがある。
どこに行っても本当に温かい人ばかりだ。家族旅行で蔵王のペンションやリナワールドに行ったときも、研修会で山形に行った時も、知っている先生方もまさにその通り。
だから、こういうニュースが山形で・・・というのも納得。

朝の会の話と別に、同じ山形のこちらのニュースも同じ日にあった。
「しっかりと責任をとったうえで」と語っている点で、本当の温情を感じる。彼がしたことにはもちろん賛意はしないが、地元でこのように受け入れてもらえるのなら、きっと立ち直るのではないかと思う。

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2011.03.07

即、本を購入

自分がかつて実践していたことの意義づけてくれるようなことがこちらに書かれていた。
今は授業で実践する機会も限られているが、伝える場も時々ある。そういう時に、このような「実践の意義づけ」があると説得力が違うと感じる。即、引用されているその本を購入した。

ちなみに河村先生は岩手大の先生として数年間おられた。その時に現場の先生方と一緒に取り組んだ活動や組織が、今も県内で成果をあげている。

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2011.03.06

このごろの読書から

新卒教師時代を生き抜く 学級づくり3原則」(野中信行著 明治図書)
 すでにいろいろな方がブログでとりあげている書。確かに間違いなく新卒教師・若手教師の必読書である。まさに学級づくりのための具体的な方法が、明快にわかりやすく書かれている。
 同時に私は中堅・ベテランにステップ1,2の部分をぜひとも読んでいただきたいと感じた。若手教師を指導するためでもあるし、「忘れかけている初心」を思い起こすためでもある。たとえば教師の器量として、土台となるスタンスの大切さを説いている。自分で良いと判断するものはどんどん実行していく「素直さ」、自分に任されたことはきちんと責任をもって成し遂げていく「責任感」、さらに良いものを求めていく「向上心」。この3つの具体例、ベテランにこそ必要なのでは・・・と思った。自戒したい。

教職研修」3月号(教育開発研究所)
 全国小学校長会会長の向山行雄氏の「管理職自身の自尊感情」が胸に響く。3つポイントを書かれている。
・他人の目を気にしないこと。特に大衆迎合的な世論に与しない
・管理職としての志を高く掲げる
・心沈む日の乗り切り方を会得すること
 どれも自分には不足している。ドキッとした。

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2011.03.05

「ハッピーな時がいい結果」

長距離移動でラジオを聴く。
時々ハッとする番組に巡り合える。ほとんどNHKである。
昨日は夜8時からの「いとしのオールディーズ」。音楽も楽しみだが、それ以上にゲストのトークに耳を奪われる。ゲストはマラソン解説者の増田明美さん。現役時代よりも、「好感がもてる解説」の方の印象が強い。

あれこれトークした中で自分の印象に残ったことが2つ。

1つ目が、「ハッピーな時がいい結果」ということ。一度現役引退をして、復帰する時にアメリカに留学。その時のコーチに一週間で「(コーチするのが)疲れる」と言われたとのこと。いい結果を出そうとして、そのことばかり考えていたからだそうだ。そして、「ハッピーな時がいい結果」と教えてもらった。確かにその頃一緒にコーチしてもらっていた外国の選手は「ハッピー」そうに走っている。
思わず自分にも問いかけたくなった。

もう1つが解説で心掛けていること。走った本人だけではなく、家族や周囲の人々が「励まされる」内容のものを考えているとのこと。
「解説」ではないが、同僚に「声掛け」することはよくある。
これも自分に問いかけたくなった。

思わずご本人のWebを検索。こちらのエッセーも語り口同様にわかりやすいものであった。

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2011.03.04

弁当の日

教育関係の方のブログで、行政の方のものをいくつか拝見させていただいている。
自分自身が知らない話が多く参考になっている。
毎日拝見させていただいている こちらのブログに「弁当の日」の講演の話が出ていた。
このような幅広い話を読める点がいいなあといつも思っている。

「そういえば、食育関係のラジオ番組で紹介されていたなあ・・・。そうそう、朝のニュースでもやっていたなあ・・・。確か四国だった気がする」
とかつての記憶が結び付いた。その時に番組を見て、「これはいい実践だなあ・・・」と思っていたのである。
ブログの中に紹介されているWebを見てみると、多くの学校で実践可能だ。弁当の日は本校でも年に数回はある。
お家の人が作ったおいしい弁当もいいが、自分が作る弁当も年に1回はいいだろう。食育の活動としても興味があるところだ。

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2011.03.03

ももの節句の話

 担任ではないが、「地域のよさ・日本のよさ」についての1~2分程度の小話は授業の最初や最後でできる。
 本校では礼法室にひな人形を飾ってある。毎年飾るのに自分もけっこうな時間を費やしているので、せっかくだから、小話を考えた。

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 3月3日。ももの節句です。
 学校にもひな人形が飾られていますね。
 どうして、ももの節句の時にひな人形を飾るようになったのでしょうか。
 昔の中国には、3月の初めに川に入って、身のけがれを清めるというならわしがありました。それが日本にも伝わってきましたが、やがて紙でできた人形に自分のけがれを移して、川や海に流すようになりました。「流しびな」という行事です。
 それが時代が変わるにつれ、「流しびな」と「人形あそび」が結び付いて、今のように人形や道具を飾って、女の子の成長と幸せを願う日になったのです。

 ひな祭りで出てくるものにひしもち、ひなあられ、白酒があります。
 ひしもちは白、緑、赤の3色が多いです。白はとける雪と清らかさを、緑は草がめばえることを、赤はももの花を表していると言われます。ひなあられも似た色で作られています。
 これらのお菓子を食べることで、自然のエネルギーをもらい、健康の育つと言われています。白酒は飾られるもので、ももの紅色と白酒の白色で「紅白」となり、めでたいとされているものです。それぞれの色にこめられた意味があるのです。
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 今後もその時々にあった小話を考えていこう。子どもたちに伝えていきたい話である。

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2011.03.02

若手教員とベテランのタッグ

 昨日の話の続きではないが、「若手教員の育成 ベテランとタッグ組ませて」という社説が日本教育新聞に掲載されていた。
 都市部の「ワイングラス型の年齢構成」の現状を見ての提言である。自分自身が初任の頃の環境も同様だった。40代半ば以降の世代が職場の7割。中堅・若手が残りなのであるが、30代はわずか1名だった。
 学年2学級の学校だったので、必然的にベテランと若手が組む構成になっていた。(ただし、一部学年はベテラン+ベテラン)

 ベテランからは学校文化のノウハウを具体的に学んだ。これは何も知らない若手にとっては大ききかった。逆に自分が還元できたことは力仕事や子どもと遊ぶことぐらいか?
 この社説では、「ICTの活用に抵抗感のあるベテラン教師は、身近な若手教員からICT活用について学ぶとよい」と記している。ベテランだからICT活用をしないわけではないだろうが、「新しいこと」については情報は確かに少ないかもしれない。その点では勉強している若手から学ぶことが多いのは確かだ。
 「ベテランだからできるこそ」「若手だからできること」がうまくかみ合えば、確かに学校の組織は活性化するだろう。こういう視点でも見ていかなければいけないと感じた。

 ちなみに岩手は若手教員の採用が極端に少ない。退職者も少ないし、学校統合が進むためである。ベテランが学校の多くを占める組織で、活性化させるにはどのような組織づくりが望ましいのか。先のヒントとは別に考えていかなければいけないことである。

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2011.03.01

若い人の熱意を感じる

とある研修会で話す機会があった。

会場は教師を目指す若い人がずらり。学生さんも多かった。
2部に分かれて授業づくりについてじっくりと話した。長丁場だったので、模擬授業を入れたり、発問演習を入れたり、グループで話し合わせたりと「聞くだけ」にならないようにした。
感心したのは受講する時の姿勢だ。聞くことに熱心、そして活動にも熱心だ。自主参加の研修会であるから、そういう人が集まっているのは確かであるが、その態度に同じ年ごろの時の自分を恥じた。就職氷河期と言われる今の時代と「採用試験に落ちてもアルバイトで何とかなる」と思っていた自分の時代の違いもあるだろう。

さて、さらに感心したことがある。それは講座終了後に質問が相次いだことである。列を作って、指導法のこと、学級経営のこと等、十数分私も話した。質問はないが、それを周辺で聞いてメモをしている人も数名。
こういう人たちが現場に入ってくれば実に頼もしいであろう。

私自身も新鮮な息吹を感じた。若い人たちと一緒に学ぶことの大切さも感じた。もっと出かけないと・・・来年度の活動のヒントになった研修会だった。

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